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夜のピクニック



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜のピクニック
夜のピクニック (新潮文庫)

夜のピクニックの評価: 3.97/5点 レビュー 561件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.97pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全561件 61~80 4/29ページ
No.501:
(5pt)

青春の物語

学生の推薦図書にもなっているかと思います。一夜の出来事を瑞々しさを持って美しく描いており、まさに青春を感じる事が出来る内容と文章になっています。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.500:
(3pt)

人間ちょっとしたことで断絶もすれば仲良くもなる

腹違いの同学年の男女、それまで口を利いたこともなかったが、卒業前の学校の長距離遠足の間に接する機会が来る。
どおってことない話なのだが、今読むと染みる。人間ちょっとしたことで断絶するが、ちょっとしたことで仲良くなれる。どうせ終わりが来るなら、後悔しない方を選びたい。100日後に死ぬワニと同じことを思った。
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No.499:
(5pt)

何度でも読める良い作品です。

何度読み返しても良い作品です。
人は人生を選ぶことは出来ません。
抗うことの出来ない運命を持った若者が、高校のあるイベントを通して自分達なりに出来る生き方を見つけていきます。
みんな大なり小なり何かを抱えているものです。小さな事が気にならないわけではありませんが、力強く生きたいものです。そんな気持ちにさせてくれる作品です。
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No.498:
(2pt)

退屈

退屈
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No.497:
(3pt)

貴子と融が和解する場面を何度も読み返したい

単行本は2004年刊。異母兄弟の甲田貴子と西脇融は偶然高3で同じクラスに。ぎこちなさとわだかまりが拭えない二人。距離を縮めようと、80kmを夜通し歩く高校最後のイベント「歩行祭」の場を借りて、貴子は融に話しかけて返事をもらうことを秘かに賭けとして自らに課します。長年強張っていた二人の心が溶け合い、二人が兄妹だと融が気づく場面は宝物のように何度も読み返したい場面。貴子との和解をきっかけに融が周りの少女を愛していたことに気づき、盛り上がった歩行祭の終わりこそ何かの始まりだと確信させるラストが爽やかです。
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No.496:
(5pt)

恩田さんの傑作

2006再掲

図書館本

まずは一般的な感想。
筆者である恩田さん(女性)の感性の凄さ、高校生あるいは人間の心を言葉に置き換える才能の素晴らしさ。
会話の中で交わされる言葉が生き生きと読者に伝わる。
181ページの一こまにある、「なんて言うでしょう、青春の揺らぎというか、煌きというのか、若さの影、とでも言いましょうか」
「うまく言えないけど、そういったものだよ。臭くて、惨めで、恥ずかしくてみっともないもの。あいつにはそういうものが必要だと思うんだよ」
もちろんこの前後に会話がある訳ですが、心が感じているけど言葉に出来ない事って嫌になるくらいありますよね。それを見事過ぎる位言葉にしてしまっています。青春の一こまが瑞々しく蘇ります。
目から何かが零れ落ちたのは東京の空気が悪いからです。。。。
47歳のオヤジを30年前にタイムトラベルするには十分以上な作品です。

ここから個人的な思い入れも加えて。。。。
恩田さんの母校である水戸一高の行事である歩く会と言う80キロの昼夜を徹しての行事の中で展開される高校生男女の物語、最初の60kmは団体歩行、そして残り20kmは自由。朝8時スタート翌朝8時リミット。途中2時間の仮眠だそうです。甲府一高には強行遠足と言う行事があった。現在でもあるが、僕等の頃とは異なっている。甲府ー小諸間105km(男子)、女子は50km程度で男女が同時に歩いたり走る事はない。記憶が正しければ昼12時半スタート翌日昼12時がゴールするリミットである。
この本の中の高校生の気持ちと同じである。早く終わって欲しいと思う反面、終わらないで歩きたい。特に高校3年生の時にはそう思う。経験した者は理解してもらえると思う。
現在は交通事故があったせいで、男子も距離が短くなったようである。
是非、甲府第一高校の皆さん、そしてOBの皆さん読んで見て下さい。
そして、もう一度歩いてみませんか、真夜中の星降る野辺山を、リンゴの臼田を。ゴールの小諸市役所を。そして本当のゴールである翌日の一高の校庭へ、足を引きずりながら。恩田さんのおかげで青春のカケラを一つ拾い直す事ができました。ありがとう。
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No.495:
(5pt)

通過儀礼としての青春

未だに書店に行くとおすすめコーナーに並んでいたりする。本屋賞をとったのだから本屋で推されているのは当たり前だけど、息がまだまだ長そうな作品です。 
 
 巧みだなあという印象を持ちました。小説を面白くするための設定が、この上なく巧みです。歩行祭という、夜通し歩き続けるイベントのなかで繰り広げられる、友情の物語。そこで展開されている男女のあれこれ。 
 高校生のときに誰もが抱いたことがあるような将来への不安や憧れ、人間関係の悩みなどがとても繊細に描写されています。 
 
 歩行祭という特別(だけど、ただ歩くだけ)だからこそ、普段ではなかなか表に出さなかった気持ちを吐露する男女たち。やはり設定がずるいというかうまいなあ。 
 だって、これが昼の運動会とかだったらこんなふうに登場人物が深い心情を語ることもないだろうし、歩行祭というひとつのモチーフを軸にして、ここまでの長編の物語ができてしまうなんてすごい。夜だからこそのリアリティがあります。 
 
 自分は、インディアンの儀式とか、ヴィジョンクエストとかを連想しました。小説ではそのような言葉はいっさい出てきませんが、ようは通過儀礼です。通過儀礼的な内容の小説だと思います。
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No.494:
(3pt)

中高生向き

良書と思うけど、わざわざ読まなくてもいいかも。
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No.493:
(4pt)

是非現役高校生に読んで欲しい一冊

自分も登場人物たちのように「青春したかったな」と思います。女の子たちと楽しく話しながら高校時代を過ごしたかったなあとか、恋人を作ったり勉強を頑張ったり、充実した高校生活っていいなっと思います。
 しかし、反対に自分は本当に「青春」していなかったのかな?っと思い返すきっかけになる小説でもありました。登場人物達も私と同じようにどこか高校生活に充足感を感じれずにいたのです。読む方によって印象が変わると思います。是非色々な方に読んで欲しいです。

 本文にも出てくるのですが、小説は読むタイミングで印象や思いが変わってくると思います。アラフォーの私は高校生活を過去の出来事として「俯瞰」して読んでいましたが、もし自分が現役高校生で「当事者」として読んだらだいぶ見方が変わっただろうと思いました。是非現役高校生にオススメしたい一冊です。

オススメの方
1.現役高校生。
2.高校時代「青春」できなかった方。
3.爽やかな気持ちになりたい方。
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No.492:
(3pt)

きっとやってみないとわからないかも。

同じ日常の繰り返し、その日常の繰り返しの中にも色々な出来事と思いがある、その日常の繰り返しから一歩踏み出すきっかけ、限界を超える行事と友情、相手を思う心と自分の思いにより、新しいステージが見えてきた、バリバリ青春している感じしました。
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No.491:
(1pt)

ラブコメ?

青春っていいですね!
中学生の頃にはまったアニメを思い出しました!
アラサーの男が読むにはきついです。(笑)
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No.490:
(2pt)

うーん

評価が高いので読んでみたが、感情移入ができず、私には面白くなかった
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No.489:
(2pt)

それなりに

恩田作品は自分には当たり外れが大きい。高校生の歩行祭(ナイトハイク)を通して同級になった腹違いの男女の葛藤を軸に恋愛を描いた作品で青臭いと言えばそれまでのこと。ただひたすら歩いているだけの展開なのでそこでの心理描写が肝なのだが物足りない感がある。今回は可もなく不可もなくといったところ。
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No.488:
(4pt)

永遠の青春

高校生向け?と思いつつ読み進めた。が、私のようにウン十年前の高校生も楽しめた。大学生の時、夜通しで100キロ歩いた事がある。異性に対する憧れや、友情、あぁ、こんな子いたいた・・などとその頃に戻って読んだ。青春時代は永遠に胸の中に大切にしまってあるものだから。
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No.487:
(1pt)

情景描写にツッコミしながらの読み物

情景描写がどこかで見たような、意味ありげで意味ないことの繰り返し。内容の割にボリュームがあります。
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No.486:
(3pt)

後半は良かった

途中まで読んでいてひたすら歩くだけの描写に飽きてきた。後半少しドラマティックな感じになってきたので良かった。蜜蜂と遠雷の方が面白かった。
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No.485:
(4pt)

居心地がいい

主人公は二人、舞台は高校のイベント。

お互いの視点から、話が展開される。
一方の視点から話が展開されている際、
もう片方の視点は、全く入り込んでいない。

本当に、その主人公の心情を描いている。
ゆえに、説明文になってしまいがちなのだけれど、
その説明が全くしつこくない。

お互いのわだかまりが解けた瞬間。
あの瞬間のために、この物語は存在しているのではないか。

読んでてとても心地よかった一冊。
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4101234175
No.484:
(5pt)

自分と似たような境遇

私の父親は私が中学三年生の時に不倫をして、その不倫相手と子供を作っていたことが判明した後、家を出てったきり二度と帰ってきませんでした。そんな自分とこの本の登場人物達の境遇が似ていたこともあり、簡単に感情移入することができました。私の母は不倫した父のこともその不倫相手も死ねばいいと常日頃から言っているほど、負の感情が強いです。息子であり一番身近で両親を見てきた私にとって、母の気持ちは少しはわかっているつもりです。しかし、自分は父に裏切られて捨てられたという想いがある一方で、父のことを恨めない自分がいます。そうした複雑な気持ちを持ちながらも素敵な友達に支えられながら、楽しい学校生活を送れた高校は自分の人生にとって宝物です。だからこそタカコとトオルが周りの友人に助けられながら複雑な家庭環境を乗り越えていく様を自然と応援している自分がいました。
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No.483:
(4pt)

青春時代

多感な高校時代、複雑な家庭環境で、生まれ育った二人を、取り巻く友人たち。ささやかではあるが、見事なトリックで、雪解けを促した内容に、感動した。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
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No.482:
(1pt)

うーん…

古い少女漫画みたいな登場人物たちがちょっと…。美男美女しか存在しない世界。メインの男の子が女子にモテモテという設定で、「自分はこの先もモテ続けるだろうという予感がしている」みたいな内面描写があるんですが、こんなやつに感情移入出来るか。それと「俺たち、付き合っちゃう?」なんて台詞が平然と出てくるので、その場でそっと本を閉じたくなります。で、それを言われた女子は女の子特有の感性でその冗談ぽい告白を本音だと見抜いたのだそうです。いやー、寒いっす。
夜のピクニック (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:夜のピクニック (新潮文庫)より
4101234175

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