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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全573件 81~100 5/29ページ
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| 自分も登場人物たちのように「青春したかったな」と思います。女の子たちと楽しく話しながら高校時代を過ごしたかったなあとか、恋人を作ったり勉強を頑張ったり、充実した高校生活っていいなっと思います。 しかし、反対に自分は本当に「青春」していなかったのかな?っと思い返すきっかけになる小説でもありました。登場人物達も私と同じようにどこか高校生活に充足感を感じれずにいたのです。読む方によって印象が変わると思います。是非色々な方に読んで欲しいです。 本文にも出てくるのですが、小説は読むタイミングで印象や思いが変わってくると思います。アラフォーの私は高校生活を過去の出来事として「俯瞰」して読んでいましたが、もし自分が現役高校生で「当事者」として読んだらだいぶ見方が変わっただろうと思いました。是非現役高校生にオススメしたい一冊です。 オススメの方 1.現役高校生。 2.高校時代「青春」できなかった方。 3.爽やかな気持ちになりたい方。 | ||||
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| 同じ日常の繰り返し、その日常の繰り返しの中にも色々な出来事と思いがある、その日常の繰り返しから一歩踏み出すきっかけ、限界を超える行事と友情、相手を思う心と自分の思いにより、新しいステージが見えてきた、バリバリ青春している感じしました。 | ||||
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| 青春っていいですね! 中学生の頃にはまったアニメを思い出しました! アラサーの男が読むにはきついです。(笑) | ||||
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| 評価が高いので読んでみたが、感情移入ができず、私には面白くなかった | ||||
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| 恩田作品は自分には当たり外れが大きい。高校生の歩行祭(ナイトハイク)を通して同級になった腹違いの男女の葛藤を軸に恋愛を描いた作品で青臭いと言えばそれまでのこと。ただひたすら歩いているだけの展開なのでそこでの心理描写が肝なのだが物足りない感がある。今回は可もなく不可もなくといったところ。 | ||||
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| 高校生向け?と思いつつ読み進めた。が、私のようにウン十年前の高校生も楽しめた。大学生の時、夜通しで100キロ歩いた事がある。異性に対する憧れや、友情、あぁ、こんな子いたいた・・などとその頃に戻って読んだ。青春時代は永遠に胸の中に大切にしまってあるものだから。 | ||||
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| 情景描写がどこかで見たような、意味ありげで意味ないことの繰り返し。内容の割にボリュームがあります。 | ||||
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| 途中まで読んでいてひたすら歩くだけの描写に飽きてきた。後半少しドラマティックな感じになってきたので良かった。蜜蜂と遠雷の方が面白かった。 | ||||
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| 主人公は二人、舞台は高校のイベント。 お互いの視点から、話が展開される。 一方の視点から話が展開されている際、 もう片方の視点は、全く入り込んでいない。 本当に、その主人公の心情を描いている。 ゆえに、説明文になってしまいがちなのだけれど、 その説明が全くしつこくない。 お互いのわだかまりが解けた瞬間。 あの瞬間のために、この物語は存在しているのではないか。 読んでてとても心地よかった一冊。 | ||||
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| 私の父親は私が中学三年生の時に不倫をして、その不倫相手と子供を作っていたことが判明した後、家を出てったきり二度と帰ってきませんでした。そんな自分とこの本の登場人物達の境遇が似ていたこともあり、簡単に感情移入することができました。私の母は不倫した父のこともその不倫相手も死ねばいいと常日頃から言っているほど、負の感情が強いです。息子であり一番身近で両親を見てきた私にとって、母の気持ちは少しはわかっているつもりです。しかし、自分は父に裏切られて捨てられたという想いがある一方で、父のことを恨めない自分がいます。そうした複雑な気持ちを持ちながらも素敵な友達に支えられながら、楽しい学校生活を送れた高校は自分の人生にとって宝物です。だからこそタカコとトオルが周りの友人に助けられながら複雑な家庭環境を乗り越えていく様を自然と応援している自分がいました。 | ||||
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| 多感な高校時代、複雑な家庭環境で、生まれ育った二人を、取り巻く友人たち。ささやかではあるが、見事なトリックで、雪解けを促した内容に、感動した。 | ||||
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| 古い少女漫画みたいな登場人物たちがちょっと…。美男美女しか存在しない世界。メインの男の子が女子にモテモテという設定で、「自分はこの先もモテ続けるだろうという予感がしている」みたいな内面描写があるんですが、こんなやつに感情移入出来るか。それと「俺たち、付き合っちゃう?」なんて台詞が平然と出てくるので、その場でそっと本を閉じたくなります。で、それを言われた女子は女の子特有の感性でその冗談ぽい告白を本音だと見抜いたのだそうです。いやー、寒いっす。 | ||||
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| 自分は60台の大学教員です。普段は司馬遼太郎さんとか、宮城谷昌光先生の古代中国モノなどを好んで読んでいるのですが、これは古い友人にすすめられて、ごく最近、読みました。 なんというか、ノスタルジックで、けどよくわかるというか、読んでいるとギクっとすることばかりで。。。 なんとも瑞々しいきもちになれました! 日々、学生たちと接するのが、とっても新鮮で、楽しくなりました。 まさに「永遠の青春小説」なんですね。。。 感謝を込めて、星5つつけてしまいます。 | ||||
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| 限られた登場人物が、短時間の舞台で展開する芝居向けの作品で、いかにも恩田陸らしい。特に大きな事件も起きず地味な印象だが、高校生達の揺れ動く心理が鮮やかに描写されて、読み応えがある。偏差値の高い進学校が舞台だけど、興味の中心は恋愛のようでリアリティを感じた。ギクシャクした人間関係も頭の良い生徒ならではと言う感じがあり、少し気になるが、青春してる感は良く出ていたと思う。スタンフォード(!)に進学した女子生徒とその弟のエピソードが浮いてるように思ったが、良質な青春心理劇。 | ||||
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| 学校行事中の学生たちの会話を楽しむ作品と聞き期待して読んだ。だが肝心の会話の内容がまるで中年の井戸端会議のような代物だった。情緒が幼いところもいかにも中年らしい。実は彼らは高校生ではなく……というどんでん返し系のオチを期待していたがどうやら違ったみたいで残念。Amazon評価の高さにここまで疑問を覚えた作品も初めて。 | ||||
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| 日々、似たような事の繰り返し。 今日する事は昨日の続き。 そんな惰性のような日常を変えるには、 きっかけが必要だ。 部活の大会だとか、修学旅行だとか、卒業式だとか。 こうしたイベントは、非日常的な出来事ゆえ、 日常を変えるきっかけになる。 主人公は高校3年生。 受験や、恋愛や、友達や、親子関係なんかにモヤモヤしながら、 そんなモヤモヤ吹き飛ばしてしまいたいと思いながらも、 変わりばえのない毎日を過ごす。 その主人公が挑む学校行事が、 歩行祭。 夜通し 80 km 以上の距離を踏破する、 学校一番の大きなイベント。 この大きなチャンスに、もう10年以上かかえてきた大きなモヤモヤを解消したいと、 決意を胸に秘めて歩行祭に臨む主人公。 そして、その友人達の一夜を描いた本作。 やや単調な序盤から始まり、 小さな事件を重ねながら徐々に盛り上がり、 最後は一気に駆け抜ける。 ラヴェルの『ボレロ』のような構成の本作。 序盤も中盤も全てが、 あの結末を書くための布石。 | ||||
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| ただ歩くだけなのになぜこんなに胸を打たれ感動させられるのだろう 切なくてあたたかく不安と小さな希望を描いた名作 | ||||
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| 普段日常で感じていることを、言語化していて読むと共感できる箇所がとても多い。 歩行祭は現実世界では考えられないようなイベントだが、リアルに描かれていると思う。 私は大人になってからこの本を読んだが、この本を高校生の時に読んでいれば今と感じ方は違ったかもしれない。 | ||||
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| 作者の「W受賞記念」ということで読んでみました。まず、歩行祭という舞台設定をした段階で、参りました、という感じです。日常の中に非日常を舞台設定で作り出したとでも申しましょうか。そのおかげで、本来日常の中で描くと重くなりそうなテーマを、さわやかに描くことができていると思います。また、主人公の男女高校生のうち、男性主人公の方の心理描写が特に秀逸だと思いました。女性主人公の男性主人公に対する思いの始点と、男性主人公の女性主人公への思いの始点とは大きな隔たりがあり、ラストにほぼ同じレベルまでに変遷する様子をうまくまとめていると思います。また、他の登場人物たちも個性的に、生き生きと描き分けられていると思いまする。惜しむらくは、風景描写は(動物の死骸を発見するシーン、海岸に出るシーンなど)、その描写が主人公達の心理描写にうまくつながっていると感じられず残念でした。また、直接評価とは関係ありませんが、この作品に限らず、高校生が主人公の小説を読むといつも、自分が高校生の時、こんなに精神的に成熟してたかなぁと思います。大人が書いている小説の中の主人公なので必然的に成熟した高校生になるということなのでしょうかね? | ||||
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| 多くの文学賞を受賞し、世評も高く、映画化された作品を初出から15年以上経って初めて読了しました。 たった2日間の出来事です。金曜日の8時から土曜日の朝にかけてひたすら歩くだけで、風景描写もさほどなく、描かれているのは思春期真っただ中の高校生たちの心情です。群像劇ですが、2人の主要登場人物の過去の秘密が縦糸に貫かれ、周辺の登場人物がその個性を生かしながら上手く絡んできます。 実際にこのようなエピソードがあるかのように描写する恩田陸の筆力の確かさが最後まで飽きさせずに読ませる原動力になっていました。 北高鍛錬歩行祭のモデル校は、作者の母校・茨城県立水戸第一高校ようで、歩く会をモティーフにしているようですが、その凝縮された時間の中でしか語り合えないという状況設定と登場人物の心情の変化がドラマ性を帯びるのは見事だと思いました。周辺の人物まで気を配り、人物設定がしっかりとしてあるので、読者は安心して、作者の語りについていけるのです。 自然描写は少なく、水平線、星空、日没や日の出といった時間をイメージする描写以外は、さらっとしか書かれていません。 それぞれの人物の内面の絡みが少しずつ解きほぐされ、ある方向に収れんしていく様は、心地よさを覚えるほどでした。 青春は振り返るものなのかもしれません。友情なんて言葉も小説や映画の中での話だと思えるかもしれません。 当事者たちにはそんな余裕もなく、ただひたすら目の前の壁にぶつかるしかないわけで、そんな甘酸っぱい思春期の気持ちを、非日常的な状況設定の場で深く潜り込み、心の奥底まで表面に浮かび上がらせて描写していくという筆力は、誰にでもできるものでは無いと心底感じました。 ラスト付近の主要登場人物の言葉が印象残っています。 「何かの終わりは、いつだって何かの始まりなのだ。」 恩田陸、恐るべし。 | ||||
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