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夜のピクニック
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夜のピクニックの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全573件 1~20 1/29ページ
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| まだ20歳ですが、高校生って本人達も気付いていないような青春が詰まっていて羨ましいなと感じました。直木賞などを受賞されてるだけあって、最初から最後まで読みやすく、主人公である2人が徐々に歩み寄っていこうとする物語に心が動かされました。とても人に進んで読んで欲しいと思う作品です。 | ||||
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| 自分の高校時代なんて、もっと未熟で、馬鹿で幼稚で不安で、どうしようもなく不器用だった(今もそうだけど)。こんなに大人びていてスマートな高校生ばかりでてくると共感できなかった。 | ||||
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| 物語は、距離が進むにつれて揺れ動く高校生たちの気持ちが丁寧に綴られていて、読んでいるこちらまでその変化に寄り添って歩いているような感覚になります。 登場する生徒たちが皆それぞれに魅力的で、「嫌なやつ」が出てこないところも好きなポイントです。一人ひとりに共感できて、応援したくなるような高校生ばかりで、みんな幸せになってほしいと思いながら読み進めました。全体を包むやわらかい温度感がとても心地よい作品です。 同時に、妙に大人びていたり、少し冷めているところがあるのも個人的には好みで、派手さのない落ち着いた雰囲気が物語に深みを与えています。 自分自身としっかり向き合い、相手の気持ちも大切にしようとする、そんな“丁寧に生きる高校生”たちの姿がとても愛おしいです。 読みながら、高校生に戻りたくなるような気持ちにもなるし、10年後に読み返したらまた違う見え方が出てくるんだろうなと思わせてくれる本でもあります。 これからも折に触れて読み続けたい、そんな一冊です。 | ||||
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| 会話、思考、行動が高校生の若者ぽくない 老成した作者視点で書かれている | ||||
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| 「陰影礼賛」を引き合いに出す必要もなく、日本人は光の淡いを好む。闇の中で、真実は明らかになる。カラッとした乾燥した昼間ではなく、湿っていても澄んでいるような宵闇の彼方から、真実の光が現われる。 静まった夜を淡々と歩いて行く、その光景が、歩兵の連なる列を思わせる。どこまでも連なるそれらは、個性をかきけしてくれる。僕たちは、歩く集団のただの1匹になる。なにを考えているか分からない。同じ事をしながら、他人は、何を考えているか分からない。ただ歩いているだけだ。何かを待っている。始まったときには、期待がある。何が起こりそうな気がする。ただ歩くというイベントなのに――。 ブッツァーニの「タタール人の砂漠」は、カラッとした乾燥した場所の先から侵略者が来てくれるのを待ち続けて、人生が終わっていく哀しい物語だ。何かを期待して待ち続けて、孤独に、青春を無駄にする一軍人の生涯だ。青春とは、タイミングだ。「夜のピクニック」の登場人物達も、もしこのタイミングで、この夜の幸運の中で、おまじないが上手く働かなければ、青春のドラマなんてなかったように、生涯を生きることになっただろう。何が起こりそうなきっかけは、ずっと心の裡にある。でも、行動を起こさなければ何もおきない。でも、その行動もまた環境がなせる業で――。 語らうには、暗さがいる。特に、後ろめたい話をするには、人には見られないような。恋愛にとっても暗さはいるが、それ以外の親密になる行為にも暗さはいる。夜の町を歩くこと、なぜ、それは、こんなにもベストなのだろう。 修学旅行では、閉鎖的だ。男女間や知らない人と話す経験がない。バスや列車の移動という肉体よりも精神的な疲れで、起きている人はいても、すぐ寝てしまう人もいる。けれど、歩行祭は異なる。歩行祭は、全校生徒が一斉に80キロを歩く。夜中じゅう歩き通して、心地よい肉体の疲労と、はっきりと全員起きている状態。もちろん、学年違う人や異性とも、ごった煮で歩行する。それは様々な化学反応を起こすだろう。青春の揺らぎの中にある生徒達を大きなうねりの渦中に放り込ませ、今までにない経験を促すだろう。歩行するだけでの中で、人は疲労して、上澄み思考をかき消していく。徐々に、歩行でじっくり暖まった心の奥底から、じんわりと上ってくるのは、本当に望んでいた、蓄えられてきた気持ちの溶岩。でも、その気持ちも、あまりの肉体の疲労に打ちのめされて、か細いロウソクの火のようなもので、それを受け止める側も疲れきっていって、冷静に受け止めれる。 青春の熱さよ、肉体の疲労よ、夜の暗さよ。 生真面目で優しくて、青春を後悔しそうな人を揺れ動かして、少しの勇気を。 | ||||
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| 青春だねー。もっと若い時に読んでいたら、とても良い影響をもらえたなって思う物語です。ここに描かれている魅力ある登場人物が織りなす友情が素敵です。人とわかり合うことって時に難しい。でもきっとその難しさを乗り越え、わかり合うところに喜びはきっとあるのだと思います。人に惹かれるとか、人に好かれるとか、その状況の一つ一つに真剣に向き合う若者たち。そのひたむきさ、そんな思いが絡んでいく人間関係に恋愛を超えた友情の原点を感じます。いくつになっても大切にしたいと思う感情がこの物語の中にはありました。 | ||||
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| 60歳も過ぎたおっさんが、何気に再び読んでみた。高校時代の青春が、羨ましく感じられ、ほっこりしてしまう。いいなー。高校生とかには、是非読んでもらいたいな。 | ||||
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| ただキャラクターたちの掛け合いが上手いだけでなく、そこに淡々としたイベント一つを絡めて膨らませることで、こんなにも青春を描けるのは非常にすごい。 正直「歩くだけかよ」という先入観で訝しげに読んだ私だ。 だが読んでいるうちにそんな邪推はどこへやら。融と貴子のすこし複雑な関係がいっそう読む人の意識をつかんで離さない。じっさい『夜のピクニック』は非常に読みやすく、不快な気分になることもない。 青春時代が過ぎた大人にこそ読んでほしい作品で、学生時代の苦楽や友との時間がいまの自分を作ったのだと思いを馳せられるだろう。 夜中に誰かと一緒に歩いて、ふっと思ったことを口にしたい。そんな気持ちになれる名作でした。 | ||||
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| 随分久しぶりの再読になるのですが、やはりこの小説は素晴らしい。還暦過ぎたおっさんには高校時代の懐かしさがよみがえってくる、そして胸がじんわり熱くなる、とても良い読書タイムを味わうことのできた一冊でした。 話の序盤に、こんな文章があります。 《みんなで、夜歩く。たったそれだけのことなのにね。 どうして、それだけのことが、こんなに特別なんだろうね。 杏奈(あんな)の声が、今も耳に残る。》 新潮文庫 p.31 この文章を通奏低音のように潜ませながら、終盤へと向かっていくこの小説は、スリリングでもありノスタルジックでもあり、とにかく読みごたえ抜群でありました。 甲田貴子(こうだ たかこ)、西脇融(にしわき とおる)、二人の主役のキャラクターも魅力的でしたが、遊佐美和子(ゆさ みわこ)、戸田忍(とだ しのぶ)を始め、主役を囲む友人たちのキャラも良くて、親しみを感じましたね。 それと、話の中に『ナルニア国ものがたり』という本の名前が出てきて、登場人物のひとりがこの別世界ファンタジーのシリーズを指して、《なんでこの本をもっと昔、小学校の時に読んでおかなかったんだろうって、ものすごく後悔した。せめて中学生でもいい。十代の入口で読んでおくべきだった。》p.188 と語るところは、このシリーズにかけがえのない思い出と愛着を持つ私にとって、特に嬉しく感じる箇所でありました。 | ||||
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| 昔読んだときは面白いと思ったはずなのだが、読み直してみたら出てくる登場人物がみんな余計なお世話ばかりする人間でめちゃくちゃむかついた。 特に杏奈の弟、順弥は最悪レベルだろう。家庭の事情があってって認識してるのに勝手にべらべら話してんじゃねーよ。それを裏で煽った杏奈も同罪。 たかが異母兄弟なのにやたら意識しまくるのも時代遅れだしな。一緒に暮らしたわけでもないならただの他人だよ。 青春小説ではなく他人の事情を顧みないおせっかい焼き達が人間関係をかき回してたまたま落ちがついたことを良しとするアイロニー小説。 | ||||
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| 歩行祭という高校最後の行事の一夜を描いた作品。派手さはない行事ゆえ、淡々とだからこそ作者の表現力が冴える端正な作品かと思っていたが、読み進めていくうちに期待は砕けていった。 登場人物がなんだか誰もかれも薄ぺっらい。他の方も言っているようにひと昔前の少女マンガのようだ。メインな登場人物はなぜかみんな容姿に恵まれキャラとしてバランスを取ったような性格設定で、脇は笑っちゃうくらいステレオタイプ。 物語を一歩推し進める人物としてある少年が出てくるが、わざわざアメリカから?2年連続?ジャージまで購入して?と違和感がつかえてページが進まなくなる。一応、その理由は語られているものの現実味がなさすぎる。 他校の女子のエピソードも同様で余計な仕掛けや装飾をせずに、高校生たちの心の揺れを精緻に書き切ってほしかったな。静かな青春小説の傑作になれなかった残念としか言えない作品。 | ||||
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| 恩田陸女史の初期の代表作であり、本屋大賞受賞作なので 読んでみた。実は、今まで何度か途中・断念した本。 夜のピクニックと同様に頑張って、ゴール(読了) 50歳を過ぎた中年オヤジには、青春時代は遠い過去のため、 内容的に苦しい道のりだったのだと思う。 でも、ラストに向けて、融と貴子が、心の壁を越えてゆく 展開はグッと来た。 あ~青春!!いいね。 | ||||
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| 今更ですが読みました 私は本が好きですが、レビューなどはめったに書きません しかし、どうして一体何故か一つここに書き留めておきたいと思ったので書きます 物語は80キロの道のりを歩く高校生活最後のイベントである歩行祭 それだけを聞くと、地味で華やかさに欠けるように思えます しかし、昼間に時間を共有することが99%の学生たちにとっての一夜は特別なんですね、経験したことのないイベントなのに妙に親近感があって、懐かしいのはこのお話を包んでいる夜という必ずきては必ず去っていく時間の深さや不安さ、その先の大らかさによるものかと感じました たった一夜の出来事 長くて、辛くて足が痛いのに 過ぎ去ると懐かしく、一分一秒が連続していたなんて思えない大切な思い出 暖かい夜です 肯定的で懐かしい夜です 一つの夜が学生らの気持ち、抱える問題、友情、すれ違いをノスタルジックに仕上げ、見守っていました 大人になると夜を意識することもなくなります 夜が明けて日が昇ったら仕事の時間になるただの時間稼ぎのような色も感情もない無味乾燥な時間 そうじゃないんですね 誰かと語り合っても良い 言えなかったことを言ってみようとする一夜でもいい 泣いて寂しくて暗いということの恐ろしさを知る夜があってもいいですね ですが、最後にはあたたかい夜を実感してほしい 夜は味方じゃないでしょうか 良い夜になりました ありがとうございました。 | ||||
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| 自分にとって、読書の面白さに目覚めた最初の一冊でした。 20年前の中学生の時、読書感想文の課題図書で初めて読みました。 面白かった記憶はありましたが、内容を忘れていたので20年振りに読み直しました。 ストーリーは、高校の歩行祭という2日間歩き続けるイベントに参加する高校生の話。 動きとしてはただ歩き続けるだけですが、その中で恋や友情、悩みや葛藤といったあらゆる感情や人間ドラマが繰り広げられます。人の心の動きに面白さを感じるお話です。 どうして動きが「歩く」だけの話で、面白いと感じられるのか。 その理由は個人的には子どもから大人への成長というテーマが、物語にうまく落とし込まれているからだと感じました。 歩行祭は前半はクラス毎の団体歩行、後半は自分の好きな人や好きなスピードで歩く自由歩行の2部構成です。 前半の団体歩行は、皆が一定のスピードで皆が同じタイミングで目的地につくので、何も考えなくても前に進み、気付いたら目的地につきます。 後半の自由歩行は、早くゴールするのか、好きな友達と歩くのか、自分で決めて目的地に向かうというものです。 前半はゆったり動いている中、悩みや抱えてる気持ちが多く描かれており、後半は皆がバラバラに動いている中、各自、自分が良いと思う行動を選択し、気持ちの変化に躍動感を感じます。 気持ち変化や行動が、高校生から大人になるキッカケになっており、大人なら誰しもが一度は経験したが忘れてしまっている感覚が、物語を通して感じられます。 中学の時と20年後の今じゃ面白いの質がいい意味で異なりました。 どこに共感するかは人それぞれですが、自分の中にある気持ちと物語が混ざって、色々な感情が頭の中で渦巻きます。 個人的には、読み終わった時、高校を卒業した時のような晴れやかな気持ちになりました。 色々と考えるキッカケになる良い小説でした。 | ||||
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| 適切に本の状態を記載してほしい(ほぼ新品なんてとんでもない) | ||||
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| 誰が好きだの付き合うだのそんな話ばかり延々と続きます。 自分も高校生の頃はそんな感じだったかもしれないが、 今は全然関心がないので面白くはありませんでした。 一日中歩き続けてから走るという設定も現実離れしており没入できませんでした。 | ||||
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| 2ページ読んですぐに気がついた。 ああ、これは少女マンガだ。 高校最大のイベント、一昼夜かけて80キロただひたすら歩く「歩行祭」。歩きつづける少女たち、少年たちはそれぞれ、この年代のときしか味わうことのできない「秘密」「過去」「現在」「未来」「恋愛」「失恋」「友情」「苦悩」そんな想いを抱えていた。 これは確かに「誰かの宝物になる一冊」だ。 いみじくも作中に「物語を読むタイミング」について語られているが、『夜のピクニック』は、おませな小学生のときに読んでも、高校に憧れている中学生のときに読んでも、もちろん当事者である高校生のときに読んでも、大学生や社会人になって青春を振りかえりたくなったときに読んでも、きっと大きな共感を覚えることだろう。 なにしろ50代半ばのわたしが読んでも心揺さぶられたくらいだから、多感なときに読めば一生忘れられない物語になるに違いない。発表されてから20年近く、読みつづけられているれっきとした理由がある。 そして最初に述べたように、この物語は「少女マンガ」だ。それを作者はきちんと理解していて、作中最も盛り上がりを見せるところでさらりと、物語の核心について登場人物に「少女マンガみたい」と言わせている。つまり、作者自身がそう理解した上で正面切って少女たちに向けて書いているのだ。 だからこの物語はとてもいい少女マンガであり、ということはやはり上質な青春小説なのだ。リーダビリティがものすごくて、ほんとうに数時間で読めてしまう。こういう小説は照れずに、ひねくれずに、堂々と若者のうちに読んでおいたほうがいい。 | ||||
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| 高3がひたすら歩く。恋愛や友情の話。ちんたらちんたらしてるので、ハウツー本とかミステリーに慣れてる人は で?中身は? みたいになりがちだけど、心と時間に余裕がある人には良いかもしれない。最後はほんわか終わる。 | ||||
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| 高校生が1日ただ歩いてるだけなのにページをめくる手が止まらない。 読んで良かった | ||||
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| 「夜のピクニック」は、恩田陸による青春小説で、多くの魅力があります。以下にその良いところをいくつか挙げます。 1. **深い心理描写**: 登場人物たちの心の葛藤や成長が丁寧に描かれており、読者は彼らの感情に共感しやすいです。 2. **友情の描写**: 学生たちの絆や友情の大切さが伝わってきて、読んでいると心温まる瞬間が多くあります。 3. **独特なストーリー展開**: 夜の校内を舞台にした独特の設定が、物語に緊張感とミステリーを与えています。この非日常的な環境が、登場人物たちの内面を引き出しています。 4. **美しい描写**: 自然や夜の風景の描写が美しく、読者はまるでその場にいるかのように感じることができます。 5. **テーマの深さ**: 孤独、愛、成長といったテーマが織り込まれており、ただの青春小説にとどまらず、さまざまな考察を促す内容になっています。 これらの魅力が、「夜のピクニック」を多くの読者に愛される作品にしています。 | ||||
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