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(短編集)
砂の女
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【この小説が収録されている参考書籍】
砂の女の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.31pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全226件 1~20 1/12ページ
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| 読者を奇妙な砂の世界に引きずり込む本。読んでいる途中も読後もまるで釈然としない。だが目が離せないこの感覚。主人公はゆっくりと砂にとらわれていく。 現代で強いて言えば、従順な社畜になってしまった事に気付いていない人々だろうか…。 | ||||
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| 難解だけど、何故かのめり込むおもしろい小説です。 | ||||
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| 若い頃読んでたいへん感銘しました。 | ||||
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| こんな結末があってもいいんだ。私はこれを、停滞の肯定と受け取っても良いのだろうか。そう受け取って良いものか、分かりかねる。 | ||||
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| 砂丘に飲み込まれるように佇む海辺の村。 砂の壁に囲まれた家々では、流れ落ちてくる飛砂を毎日毎日掻き出さないと、村全体が砂丘に埋もれてしまうらしい。 おまけに村には若い人手が足りない。 主人公の「男(31歳)」は、新種の昆虫を発見し、自分の名前が書き添えられることを夢に描きながら、捕虫網を手にその砂丘を歩き回る。 捕らえられるのは自分で、砂丘の底で砂掻きを日課とする「女(30歳前後の未亡人)」と望まぬ共生を強いられるとも知らず・・。 徹底したリアリズムにより、読む側も、猛烈な喉の渇きを覚えたり、主人公の顔や身体にこびりついた砂の不快感にゾッとすることになります。 砂丘を都会に置き換えて読むことも出来ますし、自分は何のために働いているのか、そもそもこの労働が何の役に立つのか、改めて考えてしまうことになるかもしれません。 自分を取り囲む環境(家族、住居、勤務先など)は、自分が望んだものであるか、という疑問も・・。 その環境から離脱できないとすれば、そこに安住する術を探った方が得策かもしれない。環境に馴染むとは、敗北などではなく、一種の勝利かもしれない。 主人公が≪希望≫と名付けたある仕掛けが、思いがけない成果をもたらすことに、その答えが隠されているような気がします。 行方も告げず家を出る者は、それが短期の旅であろうと、その者が属する社会や家族からの離脱を求めている、すなわち、進んで失踪者になろうと片道切符の旅に出るのかもしれません。 この小説のどんでん返しのような結末は、現代に生きる者にとって極めて説得力があると感じました。 | ||||
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| 主人公が最後に秘密兵器を考案するわけだが…。これで砂仕事をサボタージュできるかと言うと、サボれば秘密兵器ごと砂に埋もれてしまうわけで、結局は砂仕事せざるを得ないはず。そして砂仕事をすれば配給の水がもらえるわけで秘密兵器は無用の長物となる。従って状況は何も変化していない。 むしろ、子供ができたのならさっさと逃げて村を訴えた上で、女と子供をこの状況から救ってやらなければいけないだろう。 そこまで頭が回らなくなるほど狂ってしまったのか…? 以上より、ラストが最も不条理でした。 | ||||
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| 失踪をモチーフにした純文学は戦後以降、世界中で流行ったかもしれない。そういう空気感、孤独、自己憐憫、自己喪失、身の回りへの抗議。とはいえ戦後経済の豊かさを享受しての自己矛盾・欺瞞にも苛まれている。「砂の女」はそういう本だ。 ゴダールの映画がその後の映像制作関係者向けのネタ集となったように、安部公房の不条理ネタ作品も次世代に受け継がれている。ネタ集であると感じる。これは前衛作家であった安部公房の宿命的な立ち位置か。とはいえ、最近の作家はもっとスマートーに現代風アレンジして同じことをやっている。それを確かめたり、それでも安部公房が一枚上手だと唸る表現を発見したり。 今、30年ぶりに再読して今でも素晴らしい洞察的な比喩表現、陳腐化または意味不明な比喩表現は半々だ。まるで文芸表現の技術展覧会のようだ。ただし、主人公の感傷的でネチネチした語り口は今の時代にフィットしないだろう。そこは割引いて読むべきだ。文学史的な通過点として読む分にはヒントもたくさんある。そういう目線で読むと非常に楽しめる。 例によってか、安部公房作品は大抵救いのあるような無いような曖昧な形で物語を締めくくる。美しい破綻。永遠の未完。言い表せない不安。 因みにこれはいまだに現在の純文学でもよくある締めくくり手法だ。まるで純文学とはそういうものだというように。ひょっとして安部公房作品がその手法の免罪符になっているのかも?とかおもう。 「砂の女」は不条理文学の「肥やし」としては世界的傑作だと読み返しておもったし、時代風化のアレコレも感じる。それ故か、永遠の未完の安部公房はノーベル文学賞受賞を逃した。むしろそれは、安部公房らしさ故だろう。ひねくれ者には今でも読む価値が十分あるが、拒否感を感じる人の気持ちもよく分かるから、星ひとつ。 | ||||
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| ブラック企業や日本の体制に取り込まれると自由が利かなくなり『日本沈没』までは 至らなくても人柱状態のようにされてモルモットレースの如く両輪を回して馬車場の如く 働かなくてはならなくなり蟻地獄の様な移民国家で日本の寓意とも捉えられるなぁ~と 思った。昔から海を渡ってきて土着して混合していき、時代の変節に於いて渡来人が渡って きては重宝がられ!?土着して混合しての繰り返しです。ポストモダン化するポール・ヴィリリオ の提唱したことが現実化している社会では、移民の移入の流れが速くなりましたが、この日本 の蟻地獄性(特に新参者)は普遍的で騙された、こんな筈ではと沼落ちする方も少なくないのでは と穿った見方であるが思った。またあらゆるものが日本語化されて日本化されて取り込まれていく ダイナミクスがある過程とも読める気がした。常に新陳代謝を繰り返さなければならない宿命なのか、 常に取り込まなければならないのか。魅力的なトーキョーという装置も大きな蟻地獄の側面もあるの かもしれない。 | ||||
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| アイデアはいいが状況設定がゴテゴテしすぎ、人物に味がない、比喩がどれもピンぼけ。通俗素人向け名作ではありえても、文学としては二流三流。 | ||||
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| 出版時から相当年数経過の本ですのでそれなりに日焼けシミなどあり。 | ||||
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| やはり、安部公房は天才だ。このような発想自体が、なかなか凡人には出てこない。ちょっと、SFっぽい話に最初は読めたが、よく考えてみると、自分事にも思えてきた。つまり、人生は自分の思うようには行かない。世界を変えることはできないが、自分の内面は変えられる。それは妥協ではない。この小説のラストを読んで、そのような結論に至った。いつの時代でも、多くの方に読み継がれて欲しい傑作である。 | ||||
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| 傑作です 阿部公房の本で一番読みやすい 映画の岸田今日子と、小説の女は、あまりにもイメージとピッタリで驚きました | ||||
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| おそろしく短い言葉の中で空間を指定し状況と心理を組み立てる。 無駄が無く、かと言って味気ない訳では無い。 山場が思いがけない配置でされていて映像化を するにはどうしようかと思わせられる。 | ||||
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| 18歳の時読んで感動した。 自分も「ホテルカリフォルニア」の歌詞のように囚われたらどうしよう。 今年2024年は安部工房生誕100周年。 神奈川近代文学館で展覧会があった。 初めて生原稿をみて、再度「砂の女」を読みたくなりました。 文学仲間のあだなが「あべこべ」とか。 | ||||
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| さすがに文体がちょっと古くさく感じますが、心理的に追い詰められていく様子は雰囲気があってよいです | ||||
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| 人に強く勧められて読みました。 話に込められた比喩にはなるほど現実の社会ってそういうものだな、人間は誰しも…などと考えさせられる部分も多かったですが、主人公の心の中の呟きなどがくどすぎて少し読むのが嫌になりました。勧められたからサッと読もうとしたせいだとは思いますが。正直半分のページ数で同じことを描いた方がこちらの気持ちにもスッと入ってきただろうなと思いました。 | ||||
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| 読んでいて引き込まれました。転回がおもしろく読み終えました | ||||
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| この本を読んでからよく妄想をするようになった。 家族、家、町、友達、過去好きなった人、それら全てが砂になって消えていくという妄想である。そして最後には世界が空と砂漠と自分だけになって、足の先から徐々に自分までも消していく。その自分が消えていくさまも、じっと目を見張りながら。 | ||||
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| 謎めいていて面白い。 作者は何を言いたいのか? | ||||
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| 絶望の淵、そしてその環境の暗さや匂いまで漂うような臨場感 人間の卑しさが苦しくてたまらない 読み手にそこまで感じさせるほど圧倒的な小説でした | ||||
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