死に急ぐ鯨たち
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
死に急ぐ鯨たちの評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク
死に急ぐ鯨たちの総合評価:
9.56/10点 レビュー 9件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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言葉 思想 魂 卵 精
昆虫は求愛時に音を出す。カエルも蝉もコウロギも鳴くのは皆、雄だ。雌に対し俺はここにいるとの呼びかけ。鳴く、奏でるは雌を獲得するための行為。
鳥類になると両性が鳴くが、雌を引き付けるために声だけでなく容姿鮮やかになってくる。
赤ちゃんの泣き声、その意図は理解できないが、何か不満や欲求を伝えているのは判る。おむつが不快?おっぱいが欲しい?泣きは生命維持の基本の表現なのだろう。脳遺伝子のスイッチONと共に親の会話、感情表現から言葉を理解してくる。言葉は感情のデジタル化だ。成長と共に備わる分析力がなければ言葉を理解することは出来ない。人間のコミュニケーションのツール。
動物も赤ちゃんも泣き声は感情表現。その詳細意図は理解できないが、何か不満や欲求を伝えているのは判る。おむつが不快?おっぱいが欲しい?泣きは生命維持の基本の表現なのだろう。やがて人間は脳遺伝子のスイッチONと共に親の会話、感情表現から言葉を理解してくる。言葉は感情のデジタル化だ。感情は満たされれば消滅してしまうが、この言葉のおかげで意思を残す事が可能になった。過去という時間を手に入れたのだ。言葉は書になり、過去を踏み台にして現在があり、過去を知るものが長となり人間の集団は社会性を帯びてくる。
嬉しいのはそれだけではありません。コボさんの進化論考察のお披露目。読めて嬉しい。人間の生態進化論としてコボさんは言葉がKeyとなったと考察。やがて言葉を操るシャーマンが崇められ、宗教が誕生する。力がある者と教祖が世界を支配する。王と法王の関係。国家と天皇の関係。コボさんの人間生態進化考察、面白い。ローレンツの論文を賛美しながらコボさん論で反論する。こりゃ ローレンツ読んでみなければ。人類進化の考察時間を与えて頂きありがとうございました。