遠い声 遠い部屋



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    初公開日(参考)1955年01月
    分類

    長編小説

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    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)

    1971年08月03日 遠い声遠い部屋 (新潮文庫)

    父親を探してアメリカ南部の小さな町を訪れたジョエルを主人公に、近づきつつある大人の世界を予感して怯えるひとりの少年の、屈折した心理と移ろいやすい感情を見事に捉えた半自伝的な処女長編。戦後アメリカ文学界に彗星のごとく登場したカポーティにより、新鮮な言語感覚と幻想に満ちた文体で構成されたこの小説は、発表当時から大きな波紋を呼び起した記念碑的作品である。(「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.24:
    (5pt)

    少し難しい大人へ近づく物語

    この小説は、詩情のある文章で、南部黒人のおかれた立場を混ぜ合わせながら、少年が大人へと目覚める自己肯定の内容となっている。だが、ただの自己成長物語という視点だけでは解釈出来ない点に、この本の奥深さが表れていると思う。主人公ジョエルは、最後の場面で自由になり、同性愛者の屋敷主人ランドルフを受け入れていく。この小説は、「鏡」という単語が頻出するのが印象的だが、この単語を上手く駆使して人物の内面描写を行っていると思う。ジョエルがランドルフを受け入れるシーンにも、鏡「窓」が出てきて、両者の立場が描かれている。この小説での重要人物は、やはりランドルフだろう。ランドルフは、「未来の全ては過去に存在する」といった意味のセリフを発するが、彼は、過去を回顧して存在している、いわば「死んだ」人間である。黒人女性のズーも、死と孤独と過去に呪縛された土地から脱出して、北部で自由と夢を果たそうとするが、結局失敗して、 死の町へと戻って来る。主人公ジョエルの父親も廃人状態である。黒人のリトル.サンシャインも、過去に経営していたクラウド.ホテルの全盛期の呪縛、思い出から逃れられずにいる。この本は、「死の不可避性」が隠れたテーマのように考えられる。つまり、人間は孤独や死、無価値といった概念から避けられない宿命を背負った動物なのだなと実感するのである。最後の場面で、ジョエルが同性愛、そして自分自身という存在を受け入れていくが、それは、過去や死からは逃れられない、ということを受け入れたとも解釈出来ると思う。因みに、この小説は、近年「クィア」(変態)という視点からジェンダーや性的マイノリティについて研究が進められているという。
    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遠い声遠い部屋 (新潮文庫)より
    4102095020
    No.23:
    (1pt)

    カポーテ の初期の作品

    作品の批評は出来ない。
    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遠い声遠い部屋 (新潮文庫)より
    4102095020
    No.22:
    (5pt)

    スゴイ

    表紙から芸術です。

    ゆっくり読みたい本です(^^)
    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遠い声遠い部屋 (新潮文庫)より
    4102095020
    No.21:
    (4pt)

    難しいようで、書いてあることはシンプルにも見える

    前に進めない人、というのがテーマか
    で、停滞している人というのは「自分についての荒唐無稽な夢を見る」
    精神や身体に問題があるように見える彼らは、現実的な路線をとれない(とりたくない)故に
    夢を語ることに慣れると、それなりに楽しくてそこに埋没してしまう
    仲間もいるし

    自分もそういう経験があるのでそう思いました
    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遠い声遠い部屋 (新潮文庫)より
    4102095020
    No.20:
    (4pt)

    それなりに満足

    それなりに満足
    遠い声遠い部屋 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:遠い声遠い部屋 (新潮文庫)より
    4102095020



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