友達・棒になった男
- 幕末 (129)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
友達・棒になった男の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
〇 一度では何を言いたいのか把めなかったので3回読んだ。それでもわかった気はしない。それにも関わらず、もしこの劇がどこかで上演されるとしたら、何千円か払ってきっと観に行くだろうと思う。してみれば、結構気に入っているのだ。 〇 3作に共通して感じたことは、劇という形式はこんなに軽々と現実を越えることができるのか、こんなに非現実的な世界をこんなにリアリティーをもって提示できるのか、ということ。小説だとこんは行かないような気がする。人が棒に変わったり、古カバンになったり、家族がそろって突然他人の家に上がり込んだり、それらが不自然に見えないのが不自然なほど不思議だ。 〇「友達」は一番わかりやすい。善意という外皮を被った悪意の始末のわるさ、個人をとりまく世界がちょっとした行き違いであっけなく壊れてしまう不気味さ。だれでも思い当たることだから、気持ち悪いけれどもおかしい。 〇「棒になった男」は短い3つの劇からなる(オムニバスというのかな?)。寓意がつかみきれないのだが、たぶん幸せの頂点から不幸にむかって坂を転がり落ちる人の姿を描いているのだろう。観客に向かって「あんたたちも、こんな下り坂の平凡人なんだよ」と毒づきたいのだろうか。少なくともひとつ感じたのは、短いから観るに耐えるのではないかということ。これを長々とやられたらたまらないな。 〇「榎本武揚」は動きがあって観るにはいちばん楽しい劇だと思う。作者の意図は何だろうなどと探るのではなく、おもしろく観ればそれでよいような気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友達ってのは評価が高いらしいが、個人的には不条理さに不快感が。舞台を鑑賞すれば違うのだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
覇権国が開発途上国に行っていることと似てなくもない。ただし”友達”の場合はもう少しグロテスクです。寄生虫に近いかな。安倍公房の名作中の名作でしかも分かりやすい文章。古さを感じません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
20世紀の昭和が舞台ですが、21世紀の令和に読んでも遜色ありません。面白くて怖い戯曲集でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大江と同格だったのが嘘のように、忘れられている。 ほとんどの作品を読んでたんだが、死んでからは一切読んでない。 それだけの作家だったのかな?分からん。 「友達」はすっきりしてるし短いから、小話的に読むには丁度良いんじゃないですかね。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 10件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|