友達・棒になった男



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初公開日(参考)1987年08月
分類

長編小説

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友達・棒になった男 (新潮文庫)

1987年08月28日 友達・棒になった男 (新潮文庫)

平凡な男の部屋に闖入して来た9人の家族。善意に満ちた笑顔で隣人愛を唱え続ける彼らの真意とは?どす黒い笑いの中から他者との関係を暴き出す傑作『友達』〈改訂版〉。日常に潜む底知れぬ裂け目を三つの奇妙なエピソードで構成した『棒になった男』。激動の幕末を生きた人物の歴史的評価に新たな光を当てた『榎本武揚』。斬新な感性で“現代”を鋭く照射する、著者の代表的戯曲3編を収録。(「BOOK」データベースより)




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友達・棒になった男の総合評価:8.80/10点レビュー 10件。Cランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.10:
(4pt)

この劇が上演されることがあればぜひ観に行きたい

〇 一度では何を言いたいのか把めなかったので3回読んだ。それでもわかった気はしない。それにも関わらず、もしこの劇がどこかで上演されるとしたら、何千円か払ってきっと観に行くだろうと思う。してみれば、結構気に入っているのだ。

〇 3作に共通して感じたことは、劇という形式はこんなに軽々と現実を越えることができるのか、こんなに非現実的な世界をこんなにリアリティーをもって提示できるのか、ということ。小説だとこんは行かないような気がする。人が棒に変わったり、古カバンになったり、家族がそろって突然他人の家に上がり込んだり、それらが不自然に見えないのが不自然なほど不思議だ。

〇「友達」は一番わかりやすい。善意という外皮を被った悪意の始末のわるさ、個人をとりまく世界がちょっとした行き違いであっけなく壊れてしまう不気味さ。だれでも思い当たることだから、気持ち悪いけれどもおかしい。

〇「棒になった男」は短い3つの劇からなる(オムニバスというのかな?)。寓意がつかみきれないのだが、たぶん幸せの頂点から不幸にむかって坂を転がり落ちる人の姿を描いているのだろう。観客に向かって「あんたたちも、こんな下り坂の平凡人なんだよ」と毒づきたいのだろうか。少なくともひとつ感じたのは、短いから観るに耐えるのではないかということ。これを長々とやられたらたまらないな。

〇「榎本武揚」は動きがあって観るにはいちばん楽しい劇だと思う。作者の意図は何だろうなどと探るのではなく、おもしろく観ればそれでよいような気がする。
友達・棒になった男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:友達・棒になった男 (新潮文庫)より
4101121192
No.9:
(3pt)

うーむ。

友達ってのは評価が高いらしいが、個人的には不条理さに不快感が。舞台を鑑賞すれば違うのだろうか。
友達・棒になった男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:友達・棒になった男 (新潮文庫)より
4101121192
No.8:
(5pt)

善意という名の人権侵害

覇権国が開発途上国に行っていることと似てなくもない。ただし”友達”の場合はもう少しグロテスクです。寄生虫に近いかな。安倍公房の名作中の名作でしかも分かりやすい文章。古さを感じません。
友達・棒になった男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:友達・棒になった男 (新潮文庫)より
4101121192
No.7:
(5pt)

令和の今でも楽しくて怖い!

20世紀の昭和が舞台ですが、21世紀の令和に読んでも遜色ありません。面白くて怖い戯曲集でした。
友達・棒になった男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:友達・棒になった男 (新潮文庫)より
4101121192
No.6:
(4pt)

「友達」は悪くない出来

大江と同格だったのが嘘のように、忘れられている。
ほとんどの作品を読んでたんだが、死んでからは一切読んでない。
それだけの作家だったのかな?分からん。
「友達」はすっきりしてるし短いから、小話的に読むには丁度良いんじゃないですかね。
友達・棒になった男 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:友達・棒になった男 (新潮文庫)より
4101121192



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