サーキット・スイッチャー

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種別
長編
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あらすじ

2024年04月05日 サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)

完全自動運転車が急速に普及した2029年の日本。自動運転アルゴリズムを開発する企業の代表である坂本義晴は、仕事場の自動運転車内で謎の男に拘束されてしまう。ムカッラフと名乗る襲撃犯は「坂本は殺人犯である」と宣言、動画配信と共に尋問を開始する。更に車の走る首都高の封鎖を要求し、応じなければ車内に仕掛けた爆弾が爆発するという。この男の狙いとはー?AIエンジニア作家が贈る新時代の傑作サスペンス!第9回ハヤカワSFコンテスト優秀賞受賞作。(「BOOK」データベースより)

評判

サーキット・スイッチャーの評価:

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サーキット・スイッチャーの総合評価:

9.07/10点 レビュー 45件。

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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.45
(4pt)

AIが突きつける義務

完成度の高いSFである。テンポよくスリリングなストーリーが展開し、読むものを魅了する完成度の高いSFである。
だが、本書の魅力はそれに止まらない。同時に、AIが抱える社会的問題にも踏み込んでおり、興味深い。
主人公は自動運転システムを実用化したベンチャー社長エンジニアだが、事件に巻き込まれる中で、技術の行先を見届ける義務を自身に課す。

嘗ては「原子力がもたらす明るい未来」を純粋に信じることのできる時代があった。反対派はやがて孤立し、時代遅れとして憐みの対象となった。そして実際に発生した惨事は「予想外の出来事」とされた。歴史は繰り返すだろうか?
AIの安全性神話を疑いつつも、受容の道を選んだ場合、どのような立場を取り得るだろう?著者は、主人公の口を借りて、「行先を見届ける義務」を自身に課している。
LLMの可能性を見定めてから動こうとしたGoogleはOpenAIにしてやられた。なので、ビジネスの鉄則は、不透明を先送りしつつ、先に進もうということだ。だが、果たして人間社会はAIを人類の幸福に貢献する技術として制御し切れるだろうか?
不透明な中、惨事を予想外と呼ぶ不誠実は許されないだろう。そこで「行先を見届ける義務」が誠実さを失わないための行動規範となる。
義務は安全運転に限定されない。ありえる様々な社会問題を見届ける義務があり、一部は本書で触れられている。
著者には、触れられていない課題も含め、義務を全うして欲しい。というより、AIという時代に生きる私たち全員は、義務から免れない。The future is in our hands
サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)より
4150315701
No.44
(4pt)

AIが突きつける義務

完成度の高いSFである。テンポよくスリリングなストーリーが展開し、読むものを魅了する完成度の高いSFである。
だが、本書の魅力はそれに止まらない。同時に、AIが抱える社会的問題にも踏み込んでおり、興味深い。
主人公は自動運転システムを実用化したベンチャー社長エンジニアだが、事件に巻き込まれる中で、技術の行先を見届ける義務を自身に課す。

嘗ては「原子力がもたらす明るい未来」を純粋に信じることのできる時代があった。反対派はやがて孤立し、時代遅れとして憐みの対象となった。そして実際に発生した惨事は「予想外の出来事」とされた。歴史は繰り返すだろうか?
AIの安全性神話を疑いつつも、受容の道を選んだ場合、どのような立場を取り得るだろう?著者は、主人公の口を借りて、「行先を見届ける義務」を自身に課している。
LLMの可能性を見定めてから動こうとしたGoogleはOpenAIにしてやられた。なので、ビジネスの鉄則は、不透明を先送りしつつ、先に進もうということだ。だが、果たして人間社会はAIを人類の幸福に貢献する技術として制御し切れるだろうか?
不透明な中、惨事を予想外と呼ぶ不誠実は許されないだろう。そこで「行先を見届ける義務」が誠実さを失わないための行動規範となる。
義務は安全運転に限定されない。ありえる様々な社会問題を見届ける義務があり、一部は本書で触れられている。
著者には、触れられていない課題も含め、義務を全うして欲しい。というより、AIという時代に生きる私たち全員は、義務から免れない。The future is in our hands
サーキット・スイッチャー Amazon書評・レビュー: サーキット・スイッチャーより
4152100788
No.43
(5pt)

面白かったです

一番読まないジャンルですが、安野さんの書くものであれば挑戦したいと思い、読みました。
面白かったです。すぐに読み終わってしまってもったいない気持ちになりました。読んで良かったです。
他の作品も、読んでみたいと思います。
サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)より
4150315701
No.42
(5pt)

面白かったです

一番読まないジャンルですが、安野さんの書くものであれば挑戦したいと思い、読みました。
面白かったです。すぐに読み終わってしまってもったいない気持ちになりました。読んで良かったです。
他の作品も、読んでみたいと思います。
サーキット・スイッチャー Amazon書評・レビュー: サーキット・スイッチャーより
4152100788
No.41
(5pt)

切り口の違うトロッコ問題

自動運転車をテーマに、従来とは少々切り口が異なる「現代版トロッコ問題」に回答を見出していくストーリーです。AIvs人間の設定でよく見られる、倫理感や正義感を問うような心情的なアプローチではなく、設定に沿った合理的なアプローチで結末を導くため、フィクションでありながらも、「なるほどね~」と、うなずかされながら結末まで一気に読み終えました。
設定されたルールのわかりやすさと、ルールの裏を突くことで展開されるストーリー、そして近未来的な世界観は、トム・クルーズ主演の「マイノリティ・リポート」見た後と同じ感覚を得ました。
サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA) Amazon書評・レビュー: サーキット・スイッチャー (ハヤカワ文庫JA)より
4150315701

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