破果



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    初公開日(参考)2022年12月
    分類

    長編小説

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    破果

    2022年12月20日 破果

    稼業ひとすじ45年。かつて名を馳せた腕利きの女殺し屋・爪角(チョガク)も老いからは逃れられず、ある日致命的なミスを犯してしまう。守るべきものはつくらない、を信条にハードな現場を生き抜いてきた彼女が心身の揺らぎを受け入れるとき、人生最後の死闘がはじまる。韓国文学史上最高の「キラー小説」、待望の日本上陸!(「BOOK」データベースより)




    書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

    破果の総合評価:8.89/10点レビュー 18件。Bランク


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    サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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    全1件 1~1 1/1ページ
    No.1:
    (8pt)

    65歳の老女は45年のキャリアを誇る、凄腕の殺し屋だった

    特異すぎる主人公のキャラ設定だけで読みたくなる、韓国発のノワール・エンタメ作品。1013年の発表当時はさほど話題にならなかったものが、SNSでじわじわ人気が高まり、2018年に改訂版を刊行、以後海外でも翻訳が相次ぎ、韓国では映画化されたという。
    本作の魅力の第一は65歳の小柄で平凡な老女が凄腕の殺し屋だという、常識を突き破った主人公像にある。依頼された殺しは迅速に、手際よくこなし、しかも心理的な葛藤とは無縁のプロフェッショナルとして45年のキャリアを積み重ねてきた爪角(チョガク)だが、寄る年波には抗えず、体力はもちろん気力も衰え始めていた。捨て犬を拾い、トラブルに遭った老人を助け、ターゲットや家族の苦しみに心が揺れ始めたのだ。そんな時、同じエージェンシーに属する若き殺し屋・トゥが、なぜか爪角に突っかかり、挑発を止めようとしなかった。トゥは何を狙っているのか、確信がないまま爪角はトゥと最後の死闘を繰り広げることになる…。
    訳者あとがきによると作者は「文章に関して心に決めているうちの一つは、〈読みやすくしない〉ことだ」というだけあって、リーダビリティは決してよくないが我慢して読み通せば、十分に報われる深い読後感を味わえる。
    ノワール小説ではあるが、女性、老化などさまざまな問題に気づかされる傑作として、幅広いジャンルの読者にオススメしたい。

    iisan
    927253Y1
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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.17:
    (2pt)

    取り扱いは丁寧にお願いします。

    梱包材の封筒が表・裏どちらも破れていたので扱いが荒かったのかなと思いました。
    中の本は目立つ傷はありません。
    破果Amazon書評・レビュー:破果より
    4000615769
    No.16:
    (5pt)

    ダークでハードな世界。その主人公が高齢女性というのが独特。

    2022年12月刊。昨秋にこの小説のスピンオフ短編「破砕」を読んだが、その半年後にようやく本編を読んだ。若い頃から「殺し屋稼業」一筋に生きてきた60代半ばの主人公:爪角(チョガク)。老いと衰えを感じながら、あることを契機に「最後の闘い」に挑む・・・までの筆致はかなりハードで、とても女性作家が書いたものとは思えない。前にも書いたが、それは高村薫が「黄金を抱いて翔べ」で鮮烈デビューした時の衝撃に近い。しかも髙村氏のハードボイルドな文体よりさらにダークだ。粘りつくような文章は決して読み易い小説ではない。作家自身も敢えて「読み易くしない」ことを目指しているとのことなのでそれも当然。訳者あとがきによると2013年発刊の本作がその数年後に注目されて改訂版が出されるようになったのは、韓国でのフェミニズム運動隆盛が背景にあるという。しかしこれは所謂「フェミニズム文学」では全然ない。こういう「裏社会で生きる者」を高齢女性に仕立てたところに多くの女性が共感したんだろう。これも訳者あとがきに紹介されているように、韓国では「映画化」を待望する声も結構あるようだ。「殺し」を描く小説が好きな方にはおすすめするが、それ以外の方はご随意に。
    <付記>今ちょっと調べてみたら、この小説はまさに今年、韓国で映画化されているね。日本には来るだろうか?
    破果Amazon書評・レビュー:破果より
    4000615769
    No.15:
    (5pt)

    表示通りでした。

    表示通りでした。
    破果Amazon書評・レビュー:破果より
    4000615769
    No.14:
    (5pt)

    お婆さんなのにノワール

    韓国で初めてミュージカルになったし、映画にもなるみたいなので、どんな物語か知りたくて購入。簡単に説明出来る所を事細かに回りくどく書くのが好きな作家さんって印象。面白かった。
    破果Amazon書評・レビュー:破果より
    4000615769
    No.13:
    (2pt)

    いまいち

    期待しすぎたからか
    あまり面白くなかった
    破果Amazon書評・レビュー:破果より
    4000615769



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