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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全530件 121~140 7/27ページ
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冒頭数ページの文革の表現がなかなかにえぐく、先の物語への期待値が爆上がりしたが… 終盤の三体人の監視員と元首との会話。 生存に全振りしているので文学、芸術、娯楽が存在しないことを嘆く監視員。 何世代もの「ないもの」を社会的最底辺だという庶民が求めるという違和感。 そしてゲーム「三体」は人類が作ったものなので描かれる世界が人類と同じでも名前が人類の歴史上の人物であっても違和感がなかったが、実際の三体世界か、ゲームの設定に引っ張られたせいか、あまりに人類過ぎて萎えてしまった。 もう続編はいいかと思っていたら最後の数ページで続編への期待が。 ずるいw | ||||
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『ゴドーを待ちながら』のように、一向に異星人が現れる気配が無いのだが、異形の異星人と地球人との争いを描くという、よくある通俗的なSFとは一線を画すところが、この作品の面白いところだ。 そして『戦争と平和』のような壮大な叙事詩であり、シェークスピアの恋愛劇のようでもある。また、最新の理論物理学も展開され、読んでいて興味は尽きない。 多分、本書を本気で楽しもうとするには広範な知識・知見が必要ではないか(例えば「沈黙の春」を読んだことがない、ビックバン・ダークマター・超ひも理論・相対性理論・文化大革命などの言葉に馴染みがないと、キツイかも) もしも、そこが欠けていれば本書を途中で投げ出す羽目に陥るであろうことは論を俟たない。 2巻目以降を手に取ることはない、と言うコメントも多かったが、それは正しい判断だろう。それらの人には、いくらでも楽しめるエンタメが他に用意されている。 5巻すべて読み終わった後のロス感は、ここ何年も味わうことの無かった感覚だった。 なお、人物表記にルビを振って欲しいと言う意見も多いが、何故そんなことに拘るのだろう。「シューキンペー」とか「モータクトー」とか、本来の読み方を無視して好きなように呼んでるではないか。 「トモコ」や「テイシン」など自分なりにインプットすれば、良いだけの話しだと思うのだが。 どんな分野でも創造者の手を離れたが最後、どう解釈されようが、それは仕方のない事である。 | ||||
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まずハードSFではない.物理に関する記述があるが専門レベルではなく高校理系程度だし,もっともらしい理論でそれらしく納得させてくれるわけでもない.ここに期待するとがっかりする. 物語で重要な世界観を説明するはずのゲームも,ゲームの形になっておらず,夢を見させたという方が物語の流れ的にはスムーズな印象, なにより,登場人物達が活きていないので,読んでいて楽しくなく,謎がどうなるかだけで読み進める必要がある. ハードカバーでこの値段を出すことを考えると,レビュー記事,宣伝に騙された感じである. 中国発でアメリカでも評価されたとのフィルターをかけると別だが,日本のSF小説の方がおもしろいと断言できる. 新刊のSF小説で売上に貢献できるのを比べての評価なら上位とは思う. 過去の作品を含めてなら,クラークやホーガン,小松左京,半村良を読んで欲しい. | ||||
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面白い! 読んでない人はとりあえず読んで! しばらくは宇宙に浸れます。 | ||||
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知的生命体とのコンタクトを描いた作品では、スタニスワフ・レムが飛び抜けてすばらしいと思います。『天の声』の壮大さ、『砂漠の惑星』の不気味さ、そして『ソラリス』の不可解さ。最初のページから、その世界に呑み込まれてしまう、圧倒的なストーリー展開には、レムの緻密なまでに考え抜かれた世界設定が関係しています。現実とは、まったく異なる世界を揺るぎなく作り上げる構想力。そうしたものがあるからこそ、次のページをめくる喜びが湧いてきます。劉慈欣さんは、優れた文章を書く人ですが、ひとつの場面では緊張感があって、わくわくさせられても、ハラハラドキドキが、次の場面に繋がってゆきません。そこで途切れて、時代も、登場人物も、異なる場面へと、物語が移行する。中国文学にはくわしくないので、よくわからないのですが、大きな国なので、複数の主人公による物語形式が古典文学として確立されているのでしょうか。ハードボイルドのスピーディな物語展開とは違います。なにより、その点が苦痛でした。純粋にアイデアで勝負しているわけでもなく、かといって日本の小説のようにセンシティブな描写に凝っているわけでもなく、どちらかというと、ソ連時代の小説を読んでいるような感覚です。政治的な閉塞感と、謀略が張り巡らされた世界をサバイバルする駆け引き。日本や欧米の文学にはないタイプの作品ですね。 | ||||
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本当に面白かった。 長いし登場人物の名前が覚えられないし、最初はなんの話かわからなかったが、中盤にかけて三体の実態が浮き彫りになり出してからは三体世界の世界観に興味津々でよくこんな世界を思い付いたな、と思うほど世界観が想像できて面白い。 | ||||
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素晴らしい構想力 | ||||
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ほとんどが専門的な内容に終始するのでメチャクチャしんどい。 一方であらすじ自体に新鮮味はない。 私が一番不満に思うのは最初の方の「リング」を思わせるカウントダウンが全く活かされていないこと。 最後に明らかになるのは念写方法なのだがそうじゃない。むしろそんな事はどうでもいい。 何が起きてどう回避するかであってほしかった。 科学者なら尚更自殺なんかしないしその瞬間に何が起きるか完全記録だろう。 全員でなくても誰か一人が破ればこのハッタリはもう通用しない。 このオチにはガッカリだろう。 船のスライスにしても400年後に三体人がやってくる事は不可避なのにこの大量虐殺に意味はあるのか…。 そして三体人は妙に俗物感の漂う人間くさいエイリアンでもはや苦笑いの他ない。 登場人物の名前はカタカナで統一してほしい。 ネトフリが大衆娯楽に昇華することを祈る。 SFファンではない一般読者の感想として。 | ||||
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現在の中国社会ででこの様な特異な発想のストーリー の小説がベストセラーになることは驚きである。 | ||||
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全5巻あるが、3巻にまとめられる程の、無駄なストーリーが多すぎる。 特に、第3シーズンの上下巻は、後日談なら要らない。 | ||||
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読み物としてはある程度面白い。けど伊藤計劃やJPホーガンを初めて読んだ時のような膝を打つようなワクワク感も、視点をひっくり返されるような凄みも感じなかった。あるのはラヴクラフトを読んだ時のような得体のしれなさとモヤモヤした感じ。 恐らく原因はいくつかあって、ストーリー上の異星人がリアルに目の前に存在するという感覚がないこと、これは次巻以降に期待。次に知識階級で構成されると言われているカルト集団の幼稚で実効性のない行動。それに対抗する警察組織の行動も似たり寄ったり。あとは文革のねちっこい描写と、それに対する自分の耐性のなさ。 とりあえず評価は持ち越し。次読んでみます。 | ||||
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よくわからなかった。私の理解力がたりないとのだど思う。権威ある賞を受賞し、批判が許されない雰囲気が醸成されているが、面白くなかったものは面白くなかったといえる人間でありたい。もちろんこれを面白いと感じる人はたくさんいるだろう。すばらしい作品なのだろうとは思う。 | ||||
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前評判に期待しましたが、ラスト(クライマックス?)の艦船がナノワイヤでバターのようにスライスされる部分で白けて駄目でした。 そんな切れ味のモノどうやって張ったの? アンカー切れないの? って、些末かも知れませんが、SFでこういったテクニカルな荒唐無稽さが気になりだすと私には無理です。 2巻目以降、更に壮大になると聞き、購入をずっと迷う程度には惹かれてるので星2つ。 | ||||
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装丁とボリュームからハードSFを期待していましたが、あまりのお粗末さにガックリ。 飛蚊症がカウントダウンに化けるという設定は面白かったが、映像が死を予告するのは鈴木ホラーの リング だし、異星人の到来はアシモフやハインラインがさんざ書いてきたし、終末世界は小松左京や筒井康隆が情緒あふれる筆致で書ききったし、VRが現実をのっとるのは高野和明のジェノサイドだし、とにかくあらゆる有名sfの二次創作アレンジです。 これを面白いと思った人は上に上げたモトの小説を読んでほしい。世界が変わるから。 面白くなかった人は中国本来の文芸書をおすすめします。山の郵便配達 のような。中国文芸の真骨頂はsfにない。 | ||||
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話題の作品をやっと読むことができた 率直な感想としては、面白いけど衝撃はそこまでない 物理学や宇宙に関するフィクションはよくできていて面白い、しかし勝手にそれ以上のゴリゴリのハードSFを期待していただけに途中の壮大な雰囲気から結末にかけて壮大さが一気に萎んでいく感じは少し惜しかった このまま2巻を買うと全巻揃えることになりそうだが、そのお金でもっと安く不朽の名作SF小説がたくさん買える しかし2巻以降の説明を見る限り、私の求めている壮大さは正に2巻以降にあるように思えてならないので悩ましい 追記: 5巻全巻を購入し読了したので追記 前評判通り2巻以降はスケールが一気に拡大し膨大な宇宙空間や時間軸を跨いだ物語が展開されSF要素も1巻に比べハードになってくる 科学やテクノロジーについての造詣は割りと深いつもりでいたが理解の及ばない部分が増えてきて、1巻よりも遥かに難解な内容が続く 結末は予想を遥かに超え物語の始まりからは想像もできない程遠い場所に着地する 満足はしているし良作かどうかど言えば良作なのは間違いないだろう、ただ5冊分のコストを考えると急いで読む必要はなかったかもしれない 2周目以降、更に理解が深まり自分の評価が名作に変わることを期待している | ||||
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イメージしたような作品ではまったくなかった。Ⅱ Ⅲはいらないかな | ||||
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1巻で1800円ですよ。 これだけでもかなり躊躇するのに それが5巻ですよ。 すげー面白いとしても なかなか踏み切れない値段ですよ。 ええ、分かります。 気にはなるけど先送り先送り。 でもどうでしょうか。 1巻だけでも読んでみたら? それから決めても 良いじゃないですか。 | ||||
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最初は壮大な話だなぁ〜と思いながら読み始めました。 途中で出てくるゲームの中の話は人間に分かりやすいようにデフォルメされているのだと思ったら、実際の宇宙人の考え方やレベルもゲームの中と同じかそれ以下!! 思考回路が人間以下じゃないですか!!(笑) お互いの思考の考え方が理解できるなんて。。。 もう続編は読みません。 ファーストコンタクトの小説は「2001年宇宙の旅」か「ソラリス」がやはり断トツだと思います。 | ||||
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知的好奇心をくすぐられる箇所は多数あるし、物語としても退屈ではない。 ただ、べた褒めなレビューが多すぎるのが不味かった。『星を継ぐもの』並に面白いのだろうと、過度な期待をしてしまった。 この先もっと面白い展開が繰り広げられるはずだと思い募らせ読み進めたが、結局期待したピークを迎えぬまま最終ページに。 あまり期待をせずに読むと、楽しめると思います。 | ||||
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全5巻(3部作)が出揃って、Netflixでもドラマ化されると知って、一気に全巻を読みました。 私が読み始めるにあたり参考にしたレビューの多くは、全巻揃う前のものばかりでしたが、これから三体(初巻)を手にする方も基本的には全巻読破するつもりかと思いますし、時間的にも金銭的にもそれなりに覚悟を要するはずなので、少しでも参考になればと思い、全巻を通した感想を書きます。 この初巻以降、基本設定は変わらずも、登場人物、主人公、時代が一気に変わってスケールもどんどん大きくなり、普段は警察小説やミステリーを好むSF小説初体験の凡人の私には、イメージが全く追いつかなくなりました。 私は内容を吟味し情景を思い描きながら読むのが好きで、Kindleに表示される一般的な読み終わりまでの時間よりも長く時間を要しますが、三体(全巻)では、SF作品という異空間に加え、科学や物理に関する内容も多く、物語の大筋を理解するだけでしたら、イメージ出来ないような描写や科学、物理に関する説明は、斜め読みでも問題ないことを学習し、巻が進むにつれ、平均よりも早く読み終えるくらいでした。 この作品を読もうか悩み、皆さんのレビューを参考にしたわけですが、読み終えた今、高評価の方ほど、本当に頭も良くて想像力豊かなんだろうなぁ?と純粋に憧れたくらいですが、低評価の方の方が一般的な意見に近い気がします。 と言うよりも、SF小説が好きか嫌いか?想像力が豊かか否かにもよるところが大きいんですかね? Netflixでドラマ化されるという話を聞いて先取りしたくなったことも読み初めのきっかけですが、私には全くイメージ出来なかった情景や世界観をどのように映像化するのか楽しみであると同時に、そこでようやく小説では理解出来なかった情景が観れるのでは?と、楽しみです。 (どの作品までドラマ化されるのか分かりませんが…) ちなみに評価については、こんな壮大なスケールの物語をイメージ出来る作者や翻訳者への敬意が影響しておりますが、個人的に内容を要約すると、①難解、②イメージ出来ない、③内容は特に面白くない。 この3点につきますので、三体だけに星3つ! SF作品は映像に限ると実感しました。 あくまでもSF小説初体験の凡人の感想です。 | ||||
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