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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全530件 181~200 10/27ページ
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多数の方の評価が高いとのことで楽しみに読み進みましたが、和訳が自分にしっくりこないのかもしれませんが全然楽しくなかった感想です。やたら修飾詞、形容詞?等がベタベタでハッキリ言って気持ち悪いものと感じました。 | ||||
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まず、中国自体が無茶苦茶な国。絶対にあり得ないようなことが現実に起きてる。それが歴史になっている。 いったいどんな思考をすれば、「科学者を殺せ!!」っていう発想になるのか。 科学を否定し、無茶苦茶に山を掘り返し、自然を破壊し、全てを破壊した紅衛兵。 そんな信じられないような現実があるからこそ、信じられないようなSFをリアルに描くことが出来るのだろう。 ショッキングな物理学の法則の破壊から始まって、殺人事件や陰謀、どう繋がっていくのか。目が離せない展開。ページ数も残り少なくなっていくのに、疑問ばかりが増えていく。 どうやって締めくくるのか。続編に続くのか。と思っていたら、本作で提起した課題はちゃんと解消されている。このまま終わっても満足の内容。 ラストの見せ場の持って行き方がスゴイ。大きな山場から、一気に謎解きをしていくからね。 ラストシーンも、説得力がある。 僕は、コンピューターの仕組みの基礎の勉強をしたことがあるんだけど、人力コンピューターには衝撃を受けた。確かに、二進法はマスゲームに変換できる。 三体人が、ものすごく早く動けるとか、いろいろ条件もあるんだけど、想像すると面白い。 その他にも、かなり専門的な科学や物理の講義みたいな話が延々と続くシーンも多い。特に三体問題が予測不能って言うのが全然分からん。知識が有れば「なるほどなるほど」と楽しめるのだろう。 僕はオーディブルで聞いてたんだけど、ほとんど聞き逃してた…。 星新一賞に短編小説書いて出そうと思ってたんだけど、自信なくしたわ! | ||||
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他のレビューでは触れられていないから、みんなそこまで気にしてないのかな? ・結局、三体人の外貌ってどんなんやったん?水分を絞り出して乾燥できるというとこまではわかる。頭が二つなのか、足が5本なのか、さっぱりわからん。 ・脳みその人、三体人に捕獲された後、どうやって人間の体になったん?この辺、スピンオフやドラマ化の時点ではっきりさせてほしいわ。 ・二部で地球だしゅつした宇宙船、結局は他の星系に行きついて生き延びることになったんだけど、そのへんもスピンオフになりそうだ。 ・四次元に出てきた宇宙人や、宇宙を二次元化した連中、一体なんやったん?はるかに進んだ宇宙人なのはわかったが、謎すぎてすっかりしないわ。 ・三体人の星は早々と消滅、「三体」ってタイトルがむなしくなるくらい、あとは全然出てこなくなっちゃった。最後に脳みそ君と主人公を引き合わせたわけだけど... ・三体艦隊はどこいったん?どっかの星系で生き延びたんだろうけど、その後がよくわからん。 ・プロローグで東ローマ帝国の滅亡シーンを登場させ、どんなものにも終わりはあるということを冒頭でドカンと持ってきたのであるが、最後に宇宙そのものが滅びてしまう。で、新しい宇宙が再生して、主人公とその夫はそこでのアダムとイブになる?みたいなラストなんだけど、「え?そういう終わり?」」で、結局スッキリしないままで、シンエヴァのラストで「胸の大きないい女」ということで、宇部市のラブホの看板が映っちゃった終わり方みたいで、モヤモヤが残ってしまった。 伏線に伏線を張り巡らせた最高傑作の暗黒森林で終わらせて(最後に監視人が出てきたのはびっくり、たぶん、あの監視人は原発のエンジニアだった作者本人がモデルナのではないか?)、その後の三体人のエピローグ的な中編を出した方が、よほどすっきりしたのではないかと思う。 ってか、Netflixでドラマになるんだったら、全部スッキリするのだろう。 | ||||
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作者の頭の中が知りたくなった。こんなストーリーを考えつくなんて、どうなってるんだろう? | ||||
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1冊読み終わったら本屋さんに行ってました、の巻 | ||||
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評判が良いから久々に本を買いました。さてどんなものだと読み進めてみると、「あれ?ちょっとヤバいかな…もしかして?…いや、そんなことあるはずない!」といった印象からのスタート。 半分まで進めるも、展開も遅々として進まず内容に刺激も無く、その後半年程放置してしまいました。。 最近、再度頑張って読み進めたのですが、延々と退屈な展開から脱出できない(涙)。 本来、愚痴の場合はレビューは書きませんが、やたらと高評価が目立つので、「人によっては面白くないですよ」と記載すべき使命を全うさせていただきます(笑)。 個人的に期待してたのは、斬新な世界観の中、凄まじい異星人が地球と接触してきて、それを怒涛の展開で読ませる小説でした。 実際はそのタイプとは逆で、異星人らしき接触が具体的に見られるのも後半からであり、それも展開にスピード感も無く、全体を通して科学技術や難しい政策などの専門的な話が多く、何度も何度も途中でギブアップをしかけました。 それと、読んでいてもなかなかイメージを浮かべにくいかと思います。 私だけかも? 凄い小説体験を期待してましたが、辛く過酷な修行をした気分(涙)。 そろそろ面白くなるはずだ!と信じて読み進めるも、結局退屈なままでございました。 残念!!! | ||||
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ただただ 単純におもしろい 途中でなげだすことがない面白さがある 退屈しない | ||||
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うーん。。。。発想自体は面白いのですが、最後の伏線回収が全部説明文で、いきなり物語を放棄された感じでしらけました。 あとここからネタバレですが、 宇宙人の長々とした会話に最もしらけました。。。人類には到底理解できない世界に住んでいるのに、価値観も科学も、なんなら軍も、まんま人類仕様で、何故この世界設定はここまで凝っているのにそこに住んでいる宇宙人世界では物凄い手抜きなんだろうかと思った。ここが一番残念でした。実験のくだりも馬鹿馬鹿しくて読み飛ばしてしまった。智子に至っては唐突すぎる。 あと、三体星で時を経るにつれて文明が進化していくって、そこ相関ないはずでは?だって文明が滅びるたびに文明どころか生態系が絶滅して何もかも徹底的に無に帰るわけですよね?そこに積み重ねはない筈で、そもそも全く違う種である筈で。文明の発達度合いは、単に生存可能な時期の長さだけに依存するはず。 色々な矛盾が気になるのと、後半のあまりの安直さ、最後の究極のナンセンスで、残念な本でした。期待したんだけどな。。。 | ||||
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子供がよんでくれた | ||||
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中国人作家による世界的なSF大作ということで、前代未聞だ。中国の近代史に関する描写が大変現実的で、中国人を理解するのに参考になり、最新の科学技術の描写もとても興味深かった。それに比べ、出て来る地球の古代人もどきの宇宙人が、浅はか過ぎる。いきなり漫画になってる。作家の世界史に関する理解の乏しさが、酷い。それにあんな厳しい条件下の惑星では、文明の発生はおろか発展も非現実的過ぎる。現実的な地球人と、超マンガみたいにあり得ない単純思考な宇宙人とで、作品は大変ちぐはぐな感じをくれた。登場する宇宙人も、作者が現代地球の中国人民に与えたような深みで描くべきである。 | ||||
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序盤は史実的で、少し退屈でした。 世界史の知識がなかったので、よくわからず。 中盤からは序盤の前振りが効いてどんどん面白くなります。 SFってあんまり読まないですが、この本を読めてよかったと思っています。 | ||||
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古典SFのありったけを詰め込んだSF満貫全席。まさに中国という民族によってしか描かれ得ない壮大なスケールの物語です。 無駄や加飾を削ぐ日本料理でもなく、コッテリと積み上げた二郎ラーメンでもなく、単一の物量と濃さで圧倒するアメリカ料理でもない。多種多様な味が終わることなく展開され続ける満貫全席。 読者は話を読み進めていくうちに、そこかしこに様々なSFを感じるのです。アーサーCクラーク、ディック、小松左京、筒井康隆、田中芳樹。それでいて、あくまでも味付けは作者のオリジナル。深い造詣と無限の想像力で新鮮な驚きを与え続けてくれます。 興味深いのは作者のバックボーンにあるのが、中国人の作家でありながらあくまでも欧米や日本のSFがメインであること。 これは密教の流れに例えることもできそうです。インドで生まれた密教が、中国で育ち、空海へと引き継がれ真言密教として花ひらいたごとく、アメリカで生まれたSFが日本で育まれ、劉慈欣氏に渡されたのです。空海がそうであるようにこれは正統の流れです。 仏教が西から東へと渡ったように、SFは東から西へと受け継がれて行ったと考えることができるでしょう。この先、彼の地でどのような文化が花開き、SFが展開されていくのか実に楽しみです。 | ||||
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レビュータイトルの通りとても面白いです(現在Ⅲ上巻を読み込み中)。 歴史・コンピュータ・物理・ファッション・etc、色々な知識を要求されます。知識が広範囲にあればあるほど面白い作品だと思います。 | ||||
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個人的には人名がちょっと読みずらくネックとなりましたが、それさえ何とかすれば文章は読みやすく面白いです。思ったよりもとっつきのいい感じで物語にグイグイ引き込まれます。 | ||||
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読み損 | ||||
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期待して購入しましたが、幼年期の終わりとは比べ物にならないほど凡庸なSF小説だと思いました。 それと登場人物が劇画調でその割に細かい物理学のような解説もあり馴染めないので2巻目以降は読むのを止めます。 | ||||
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いかんせんオーディオブックというものは朗読者の影響が絶大ですので、合う合わないってのは非常に重要です。 幸いにも私はこの朗読者様の声質と抑揚が合っていて、全て読破できました。ありがとう。 結構なページ数ですので読むならオーディオブックがお勧めできます。 ありがとう。良い作品です。 | ||||
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面白い。売れているだけはありますね。 特に中国を古い画一的な見方でしか理解できてない方にお勧めします。 これを読めばあちらが今どういう状況なのかなんとなく想像できるはずなので。 | ||||
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いかんせん話のとば口が文革による主要人物の絶望から始まるので、かの地の特殊な政治問題を考えながら読まざるを得ない。その結果として読みながらずっと(それって人類の罪じゃなくて毛沢東の罪だろ)という不満を感じながら読む羽目になる。 文革時代の描写は我々が遠くから垣間見たあの狂乱を内側からの視点でよく書けてると思うのだが、話が現代に移ると途端に出てくる登場人物の描写が薄っぺらくなる。例えるとまるで韓流ドラマの登場人物みたいな非現実的な人物ばかり。出てくるのが知識層ばかりだからそうしたのかもしれないが、史強のような市井の人物ですら妙に哲学的で「こんな中国人おらんやろ」と思ってしまう。 また中国産のエンターテイメントにありがちだが、改革開放で海外文化が怒涛の勢いで流入してきた70年代中盤以降の情報のみから世界を描写してるので、世界観の構築にやはり薄っぺらさを感じる。また日中韓にありがちだけど、西洋人からの承認欲求の描写も強い。中国人らしく振舞ったうえで、それを白人に褒められたいんだよね。 その辺のローカル事情に全部目をつむって純粋にSFとして評価すると、科学的物理学的アプローチで侵略モノを描いたところはまあまあ面白いとは思うけど、SFに目の肥えてるはずの日本人読者が、ここまで絶賛するほどエポックメーキングでは無いと思う。多分に中国本土からSFが出てきた事に対するご祝儀評価が多いのでは。オバマをはじめとするリベラル系知識人からの高評価もそういう流れからのものかと。 | ||||
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本屋さんで結構推してあったので読んでみました。個人的には初の中華SFです。 アジア人作家として初めてSF最大の賞であるヒューゴー賞を受賞とか、やたらと絶賛されているSF小説です。。あまり期待して読むと失敗することが毎度多いんですが、正直言って案の定期待はずれでした。(大汗) 実は技術センスの無さに途中で読むのを止めようかと思ったほどです。著者は1963年生まれの中国人エンジニア。世代が近いのでマイコンなどの知識がかなり近いため、天体物理学以外の技術的内容は、よく理解できましたが、ちょっとナンセンスなのが多すぎです。 一番笑ったのは、人力計算機でノイマン型コンピューターの動作を人間一人が1ビットを担当して1/0の信号を旗持って表現するという果てしないもので、号令で動作するというのが、豪快でした。大昔のCPUでさえ動作クロックが数10MHzなのに音声による号令だと演算が終わるのに何年かかるのか?想像も出来ません。 また、理論や数式の話はあるんですが、センサーとか計測系の話はなく、「陽子」を人工知性化した「智子」を4光年離れた地球へ光速で送るという凄い技術もありました。(ちなみに女の子のなまえではありません)そもそも三体という複雑な惑星バランスが成立する可能性は低い上に過酷な環境なのに文明が繰り返し発展するのも不思議です。(ただし小説で登場する描写は、地球人がデザインしたゲーム内描写です) これから中華製のSFやアニメが沢山出てくると思いますが、さらなるレベルアップをお願いしたいです。 | ||||
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