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三体



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【この小説が収録されている参考書籍】
三体
三体 (ハヤカワ文庫SF)

三体の評価: 3.94/5点 レビュー 564件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全564件 141~160 8/29ページ
No.424:
(4pt)

もしこの三体1を完読せずに離脱しちゃった方がいたら

SFは好きな方ですがどーしてもハードル高そうなイメージで手がつけられなかったのが「三体1」でした。

書店で「三体1」の冒頭をちょっと読んで、うーん読みたいけどなんか入りにくいなーと思っていました。ふと「三体2下巻」から読みはじめると、なにこれめっちゃおもしろーいとなりました。

そして結局は全巻揃えて5回読みました。

もしこの三体1を完読せずに離脱しちゃった方がいたら、もったいないです。巻の順番を守らなくてもどこから読んでもじゅうぶん楽しめます。2下は特に比較的明るいテンションで進むので、とっつきやすいと思います。

一度この世界感に乗れてくると、もう全巻読まずにはいられなくなるはずです。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.423:
(5pt)

宇宙観と時間に対する意識が変わります

中華SFと侮るなかれ。これは読んで(聞いて)おいた方がいい。宇宙観と時間に対する意識が変わります。プーチンと習近平には是非読んでもらいたい作品です。
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No.422:
(1pt)

なろう小説レベル

絶賛されている英語版を読んで文体やプロットの稚拙さに愕然とし、良さが全く分からなかったのは英語だったからかと思って日本語訳も改めて読みましたが、やはり評価点が1ミリも分かりませんでした。
平面的なキャラクター造形、テクノロジーや世界観、キャラクターの行動原理などあらゆる面でリアリティもなく、それを補うかのような冗長な説明的記述やセリフが多くて読んでいてひたすら苦痛でした。パナマ運河のくだりは噴飯もの。最終盤で伏線回収的に出てくるある装置は悪い意味で何でもあり的で、プロットの穴を全てその万能さに丸投げしている感じはまさになろう小説のようです。
評価の高い文革パートも例えば「大地の子」や「卡子」を読んだ後だと作者の筆力のなさと取材の不完全さが際立ちます。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
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No.421:
(5pt)

めちゃくちゃ面白い

まだパート1ということで全容は見えないが、壮大な物語の導入としては百点ではないだろうか。現実的な科学とSF的な超科学がうまく組み合わさって話が進んでいくのがとても面白かった。早く続きも読もうと思う
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4150124345
No.420:
(2pt)

本筋はピカイチ。他は全然だめ

小説家になろうという投稿サイトがありますが、本作の文章レベルは小説家になろうでも下から数えたほうが早いレベルです。
作者か翻訳者は文章を脳内で映像化できないタイプなのでは?と思う箇所も多く、整合性や流れに難ありで非常に読みにくい。
日本語としても単純にわかりにくい文や間違っている表現が多々出てきますし、全体的に文が冗長。
原作も中々酷いみたいですが、日本語版はもっと意訳して整えてほしかった。
出版前の校正で赤が入りまくったと思うんですが…。

あと異常にひらがな表記が多いです。
常用漢字が開かれまくっていて、翻訳時にページ数を増やすノルマでもあったのか邪推をしてしまうぐらい。
読点の位置も読みにくいところが多いですが、こちらは好みだと思うのでまあ…。

本筋は間違いなく面白いです。
ただ文それ自体や話の細部、全体の構成、フレーバーとして出てくる設定など、本筋以外のクオリティは低いです。
とてももったいない作品だと思います。

レビューがいいのは本筋が圧倒的にいいからだと思いますが、読む際にそれ以外の部分が気になるタイプの方は避けたほうがいいです。
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4150124345
No.419:
(4pt)

壮大なスケールの小説。読んでる最中に小説版の"リング"を思い出したが、訳者後書きにも書いてあった。

壮大なスケールの小説。読んでる最中に小説版の"リング"を思い出したが、訳者後書きにも書いてあった。
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No.418:
(2pt)

簡単に言うとSF長編ラノベ

過去がフィクションになっていたり、全編がダラダラと長かったり、リアリティが足りなかったり、ディーティールが時より芒洋としていたり、なかなかのめり込めず。共産主義へのアンチテーゼを表現したい事はわかるけどストーリーに捻りもなく想像の範疇、読んでいてワクワクせず。
書かれた頃の中国では画期的だったのかも。自分には評判の良い作品とは感じられず。読みやすい翻訳だったのが救い。一巻で辞めとく。マジで五巻を一気に買わないで良かった。
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4150124345
No.417:
(3pt)

都合のいいときに超科学のせいにしている(若干のネタバレあり)

う〜ん・・・つまらないわけではない。設定や規模は面白いと思う。
でもなんだろう、SFを都合のいいときに使っている感じがする。
智子って都合良すぎじゃない?ていうか、智子にそのスペック通りの能力があるなら、宇宙戦争なんて不要では?全てを量子的に、しかも個人の網膜神経を刺激して幻想まで見せられるなら、思い切って人類の指導者の脳のシグナル伝達を操作して思考そのものを変えてしまえば、いちいち地球人の手を借りたり、艦隊出動させてやっつける必要もないと思うんだが・・・。
面壁者っていきなり理屈無しで全世界で承認されてるけど、いくらなんでも都合良すぎない?その経緯すらなんの説明もないって・・・。そりゃないでしょう・・・。
設定や全体の構想は悪くないと思う。ただあまりにも都合が良すぎて・・・。
これまでの傑作SFには、やはりある程度の根拠と論理性、そこに若干の論理の飛躍をエッセンスとして加えるバランスが絶妙だったので、この本はとても傑作とは言えないよね・・・。面白くないわけじゃないんだけどね・・・。
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4150124345
No.416:
(2pt)

葉文潔は主語を拡大しすぎ!憎むべきは「人類」ではない・・

本書の登場人物(架空のキャラクター)葉文潔は、文化大革命での悲劇から人類に対して絶望する。そして世の中の作り直しを願い宇宙人の侵略を願うことになる。

ここがおかしくて話にのめり込めない。
当時の中国は世界でもっとも野蛮で遅れた地域。これを世界の文化標準レベルと思い込まれると迷惑でしか無い。「人類」ではなく、「毛沢東や中国共産党」を恨んでほしい。
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4150124345
No.415:
(5pt)

ネタバレなしで絶賛します。

ハードSFといってよいと思います。科学知識の裏付けのある物語ということです。
例えばグレッグ・イーガンはもっとも優れたハードSF作家の1人ですが、いかんせん難しいです。論文一つ、二つを読みこなせないと本当には理解できないとさえ言われています。
ですから、物語は確かに抜群に面白いのですが、読後、どこかすっきりしない気分になります。きっと自分はこの作品の面白さを完全に余すことなく味わえてはいないのだろうな・・・と。
その点、劉慈欣の扱っているのもバリバリの物理学・天文学•科学なのですが、彼の秀逸なところは、その理論、理屈をこちらにわかった気にさせてくれるのがとても上手だということです。
物理学の高次元の理論を我々の生活の低次元のことで例えて理解を促してくれます。
もちろん私も本当には理解できていません。
しかし、これもまた劉慈欣の巧みなところであるのですが、これは理解できなくてもいいや、とこちらが思ってしまうほど、トンデモSFのスパイスをちょうどいい加減で加えてくれているのです。これ以上でもこれ以下でも読むのがバカらしくなってしまうだろうなという絶妙な塩梅で調整されています。
名前にルビをふってほしいなどの意見もありますが、それはこちら読み手が調整してあげようと思って私は読んでいました。
熊文は出てくるたびにクマモンって読んでいます。
それと『三体』の長所は登場人物がいきいきと描写され、命を吹き込まれ、まさに一人一人が息づいているようだということです。それぞれの社会的、政治的な背景を抱えながら・・・。
SF小説は科学的な素材に比重が置かれて個人を深く掘り下げていない、あるいは浅く広げて人類として捉えていることが多いように思っていたのですが、『三体』はそんなことはなく魅力ある登場人物が物語を動かしていきます。
VRゲームの3回目くらいから、またか・・・.と思ってやや辟易しますが、そこを乗り越えれば大丈夫かなと、思います。
『三体』の世界をともに楽しみましょう。
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4150124345
No.414:
(3pt)

事前の期待が高すぎる

評価などから事前の期待が高すぎるとそれなりの可能性でがっかりすると思う
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4150124345
No.413:
(5pt)

壮大なファンタジー

〇三体Ⅰ 劉 慈欣  早川書房
〇三体Ⅱ (上,下) 暗黒森林 劉 慈欣  早川書房
〇三体Ⅲ (上,下) 死神永生 劉 慈欣  早川書房
SFものはほとんど読んだことがなかったが、たまたまケン・リュウの「紙の動物園」「母の記憶に」を読んで、彼の翻訳した中国作家のSFが評判が良いと聞いたので購入して読んでみた。文化大革命による父の死をきっかけに地球文明を立て直すには地球外の力を借りるしかないと娘、葉文潔が密かに宇宙に向かってメッセージを送る。それに三体文明が応答してくるという始まり方はいかにも中国的である。Ⅱは三体艦隊との闘い。惨敗するがどうにか平和的交流にたどり着き小康を得た。これで終了するかとおもったがⅢは果てしない宇宙の放浪の旅が始まった。全く壮大なスケールの物語だと感心した。これ程の量の大きな物語はなかなか作れない。この作品がSFのジャンルでどう評価されるのか知らないが、ファンタジーと考えると楽しめる作品だった。
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No.412:
(5pt)

期待通りです。

予定通りに着きました。夫が気に入りました。
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4150124345
No.411:
(5pt)

読後感

宇宙について興味を惹かれる物語を、楽しむ事が出来ました。続編を楽しみにしています。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.410:
(2pt)

宇宙人があまりに人類過ぎて

冒頭数ページの文革の表現がなかなかにえぐく、先の物語への期待値が爆上がりしたが…

終盤の三体人の監視員と元首との会話。
生存に全振りしているので文学、芸術、娯楽が存在しないことを嘆く監視員。
何世代もの「ないもの」を社会的最底辺だという庶民が求めるという違和感。
そしてゲーム「三体」は人類が作ったものなので描かれる世界が人類と同じでも名前が人類の歴史上の人物であっても違和感がなかったが、実際の三体世界か、ゲームの設定に引っ張られたせいか、あまりに人類過ぎて萎えてしまった。

もう続編はいいかと思っていたら最後の数ページで続編への期待が。
ずるいw
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.409:
(5pt)

圧倒的な面白さ

『ゴドーを待ちながら』のように、一向に異星人が現れる気配が無いのだが、異形の異星人と地球人との争いを描くという、よくある通俗的なSFとは一線を画すところが、この作品の面白いところだ。
そして『戦争と平和』のような壮大な叙事詩であり、シェークスピアの恋愛劇のようでもある。また、最新の理論物理学も展開され、読んでいて興味は尽きない。
多分、本書を本気で楽しもうとするには広範な知識・知見が必要ではないか(例えば「沈黙の春」を読んだことがない、ビックバン・ダークマター・超ひも理論・相対性理論・文化大革命などの言葉に馴染みがないと、キツイかも)
もしも、そこが欠けていれば本書を途中で投げ出す羽目に陥るであろうことは論を俟たない。
2巻目以降を手に取ることはない、と言うコメントも多かったが、それは正しい判断だろう。それらの人には、いくらでも楽しめるエンタメが他に用意されている。

5巻すべて読み終わった後のロス感は、ここ何年も味わうことの無かった感覚だった。

なお、人物表記にルビを振って欲しいと言う意見も多いが、何故そんなことに拘るのだろう。「シューキンペー」とか「モータクトー」とか、本来の読み方を無視して好きなように呼んでるではないか。
「トモコ」や「テイシン」など自分なりにインプットすれば、良いだけの話しだと思うのだが。

どんな分野でも創造者の手を離れたが最後、どう解釈されようが、それは仕方のない事である。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.408:
(3pt)

ハードSFではない.過去の作品を知らなければ面白いとの評価だが,比べると評判倒れ.

まずハードSFではない.物理に関する記述があるが専門レベルではなく高校理系程度だし,もっともらしい理論でそれらしく納得させてくれるわけでもない.ここに期待するとがっかりする.
物語で重要な世界観を説明するはずのゲームも,ゲームの形になっておらず,夢を見させたという方が物語の流れ的にはスムーズな印象,
なにより,登場人物達が活きていないので,読んでいて楽しくなく,謎がどうなるかだけで読み進める必要がある.
ハードカバーでこの値段を出すことを考えると,レビュー記事,宣伝に騙された感じである.
中国発でアメリカでも評価されたとのフィルターをかけると別だが,日本のSF小説の方がおもしろいと断言できる.
新刊のSF小説で売上に貢献できるのを比べての評価なら上位とは思う.
過去の作品を含めてなら,クラークやホーガン,小松左京,半村良を読んで欲しい.
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.407:
(5pt)

最高

面白い!
読んでない人はとりあえず読んで!
しばらくは宇宙に浸れます。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.406:
(3pt)

スタニスワフ・レムと比較すると、いまいちでしょうか。

知的生命体とのコンタクトを描いた作品では、スタニスワフ・レムが飛び抜けてすばらしいと思います。『天の声』の壮大さ、『砂漠の惑星』の不気味さ、そして『ソラリス』の不可解さ。最初のページから、その世界に呑み込まれてしまう、圧倒的なストーリー展開には、レムの緻密なまでに考え抜かれた世界設定が関係しています。現実とは、まったく異なる世界を揺るぎなく作り上げる構想力。そうしたものがあるからこそ、次のページをめくる喜びが湧いてきます。劉慈欣さんは、優れた文章を書く人ですが、ひとつの場面では緊張感があって、わくわくさせられても、ハラハラドキドキが、次の場面に繋がってゆきません。そこで途切れて、時代も、登場人物も、異なる場面へと、物語が移行する。中国文学にはくわしくないので、よくわからないのですが、大きな国なので、複数の主人公による物語形式が古典文学として確立されているのでしょうか。ハードボイルドのスピーディな物語展開とは違います。なにより、その点が苦痛でした。純粋にアイデアで勝負しているわけでもなく、かといって日本の小説のようにセンシティブな描写に凝っているわけでもなく、どちらかというと、ソ連時代の小説を読んでいるような感覚です。政治的な閉塞感と、謀略が張り巡らされた世界をサバイバルする駆け引き。日本や欧米の文学にはないタイプの作品ですね。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345
No.405:
(5pt)

圧倒的スケール

本当に面白かった。
長いし登場人物の名前が覚えられないし、最初はなんの話かわからなかったが、中盤にかけて三体の実態が浮き彫りになり出してからは三体世界の世界観に興味津々でよくこんな世界を思い付いたな、と思うほど世界観が想像できて面白い。
三体 (ハヤカワ文庫SF)Amazon書評・レビュー:三体 (ハヤカワ文庫SF)より
4150124345

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