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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全530件 301~320 16/27ページ
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オバマ前大統領やザッカーバーグ氏も本書を愛読しているらしい。 Amazonレビューでも高評価が並んでいるので、期待は高まるばかり!! が、期待し過ぎたせいか、いたって普通という印象であった。 よく考えてみれば、オバマやザッカーバーグが普段からSF読んでるとは思えないので、彼らとはSF的な趣味が合わないのであろう。 読み終えてから、あらためてレビューをつらつら見た印象だと、普段からSF読むような人は星1個や2個にしてる感じ。 とは言え、三部作だそうなので続編が出たら読みたいと思う。 絶対読むべきとまでは言えないけど(高いし)、読む価値なしとも思わないので星は3個。 以下、ネタバレ含みます。 序盤は正直言って退屈であった。 文化大革命なんて、今の日本人にはよくわからないし、やたらと出てくる「反動的」という表現の意味もわからない。残虐な描写にちょっと嫌気がさす。 時間軸が現代に戻ってきて、やっとSFっぽくなりテンポも上がるが、登場人物がほぼ中国人なので漢字の名前が馴染みにくい。 なお、三体世界がどこにあるのかは、SFを読み慣れている人なら途中で見当がついてしまう。 でも、現実のアルファ・ケンタウリは三連星ではあるものの、本作中の太陽ほど互いが接近して存在してはいないはず。 さらには、三太陽や三飛星で溶けたり凍ったりしながらも完全に滅亡せずに、何度も文明を再興できるのか?(不完全ながらそれまでの文明の記録まである) しかも、惑星が2つに分裂してしまうほど太陽のそばを通過した後で、文明が再興できるのか? 「衝突する宇宙」か? 体中の水分を全部放出する脱水(生命活動を一時停止できる)と、元に戻る再水というアイデアは面白いと思う。 地球侵略艦隊の内部で脱水して乾燥倉庫で「その時」を待つ兵士と移民者たち・・・。 終盤には三体人たちが、それまでの限られた交信記録から地球人の文化・習俗を予想してしているが、それが的確すぎてちょっとな、という感じ。 これってハードSFなのかなあと思いながら読み終わってしまった。 | ||||
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歴史、科学技術、VR…。人物描写も確かで、中国ならではの思想と技術、学者の関わり方などについても参照しつつ、最終的には未知との世界とのコンタクトを描く大傑作。ヒロインの造形も個人的には魅力的で、SFにはまだまだ豊饒な世界が残されていると知る。 | ||||
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「ヒューゴー賞」ということで、結構期待して読んだのですが、半分ぐらい読んだところで辛くなり投げ捨てたくなりました。 我慢して最後まで読んだのですが、なんか聞きかじった物理の知識をひけらかして繋げて、それを「SF」と称しているような感じが我慢なりませんでした。 それとまあ、人類絶滅を目指す方の動機が全く納得できなくて、こんな運動が大きくなっていくわけがないだろ・・・としか思えませんでした。まあ異常な人っていうのは少数はいるんだろうけど、見たことも無い異星人をあてにして地球を滅亡させたり、改革?させたり???なんじゃそりゃ?という感じでした。 続編が出ても読みません。 | ||||
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壮大なスケールのSF。 こんなに面白いSFは久々です。3部作の2部、3部の日本語訳が待ち遠しいです。 | ||||
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自国の政治的な要素も躊躇なく描いているし、日本のSFアニメの名作の数々を読んでいるような深い妄想力も感じられて一気に読んだ。むかしスティーブンキングのitを読んだ時のようなじわじわ感(主観です)、終盤にかけて、徐々に色々な事が明らかなるスリリングな展開が一番わくわくした。 | ||||
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J・P・ホーガンの星を継ぐものを初めて読んだ時のような、知的な香りと高揚感を味わいました。基礎理論の基礎の話なので、科学考証のところがまず面白い。 | ||||
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前評判が良かったが、読み終わったあととしては2つ星。 コアになるネタや発想は面白かったが、表現力や場面と場面のつなぎが下手で飛び飛びの印象を与える。 残りの2冊も読んでから、シリーズとしてどうなのかを改めて評価したい | ||||
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中国の歴史、物理学、天文学、VRゲームなどのワードにピンとくる人はもちろん楽しめるだろうし、そこらへんのワードが全然ピンとこない私のような人も夢中になって読みふけってしまうSF小説。大史かっこいい。 原書の中国語版はもちろん、英語版もシリーズ完結の3巻まで刊行済。日本語版はまだ1巻のみ。2巻、3巻はもっとボリューミーらしい。 もうすぐ2巻が発売予定。待ち遠しい。 | ||||
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中国発のSFと言うことで妙な政治的配慮だの美化だのが山盛りかと思いましたがそんなことはなく、どちらかというと現実感を補強するため中国の歴史・政治的な背景を上手く利用しているように感じました。 また諸々の技術的な話も細かい点で誇張を織り交ぜたりはしつつも大きく道を外れることなく話が展開し、特に主役の一人である超強度ナノマテリアル開発を行う教授と軍隊上がりのアウトロー警官との反目から一転コラボレーションへの顛末はかなり読ませます。 そして後半。いきなり技術的考証はとりあえずそっちのけで、映画化された際にはきっとCMで流れまくるだろうなと思われるド迫力シーンの連続(笑) 詳細は控えますが、巨大タンカー薄切りやら智子ちゃん製造など数々の「細けえこたぁいいんだよ!」が登場するものの、おそらくこの辺は著者も折り込み済みでこれらをぶち込んでも世界観が崩壊しないための土台として前半重苦しい歴史的背景を用いたのだろうと思います。 6月18日に次の「三体2 黑暗森林」の日本語版がリリースされますが、中国住みなので待ちきれずに先に中国語版を購入してしまうかも・・・ | ||||
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そこまで面白い? VRの話は退屈だし。 | ||||
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作者の発想はすごい。すごいけどそれを物語に載せて読者に見せていくやり方が後半になるにつれて雑になり、 ほぼ会話だけでアイディアを披露していく。 しかも三体人はどんな生物なのかと期待したら肩すかしみたいに設定が平凡で、彼らは単に次元を展開するというアイディアを披露するためだけに作られたキャラの感じだった。 SF小説を読んでいていつも残念なのは、アイディアや設定や世界観はすごくても登場人物の人間味がヒドく薄い点なのだが、この小説も紛れもなくそれに当てはまる。 唯一よかったのは史強だが、彼も後半になるにつれて平凡化していく(マンネリになる)のが残念だった。 発想ばかりにこだわるよりも、人間らしさをもっとこだわれば小説として楽しめたのだが・・・。 葉女史は、はっきりいってまったく共感できない。 父親のことでいろいろあったとしてもなぜあんな発想にいたるのかが突拍子なさすぎる。 しかも高学歴ほど悲観的&破壊的になってあのような運動を始めるという考えも賛同できない。 また読みづらさという点でも。最初から3章まで過去中国で起こったような政治対立や思想闘争の話が延々と続き、「これが本当にSFなのか?」と思うほど前置きが長い。 これは葉女史の動機付けのために必須なシーンなのは分かるが、逆に、そんなもんだけで全人類を滅ぼそうと考える思考が狂気と言うよりも、むちゃなこじつけに思えてしまった。 ただもし「人類」が実が中〇共産党を暗に示しているのならば、この小説はこのうえなく素晴らしい作品かもしれない。 | ||||
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以前から話題になっていて気になっていた作品。 中国人作家によるSF自体初めて読んだが、想像以上に面白かった。 物語は文化大革命時代の中国から始まる。 物語は ・凄惨な知識階級の迫害により、父を殺害された葉文潔が巨大なパラボラアンテナを備える軍事基地に送り込まれる話。 ・ナノマテリアル開発の応用物理学者である汪淼が「科学フロンティア」の活動に潜入する中VRゲーム「三体」に興味を持つ話。 の2つの軸があり、それがやがて一つに収斂していく。 科学フロンティアに関わる科学者が次々と現実に絶望して自殺していく謎に対して、汪淼が少しずつ核心に近づいていくあたりはサスペンスとしての面白さがある。 端的に言ってしまえば、地球外文明とのファーストコンタクトモノ。 話の進め方としては非常にドラマチックで、謎が謎を呼ぶストーリー展開は非常に引き込まれた。 知っているようであまり知らなかった文化大革命時代の中国文化、政治体制についても触れられており中々興味深く、本書を読みながらつい文革自体の中国情勢について興味を持ってしまった。 ただ、肝心の「三体星人」の文化というか政治体制が地球と大差がなくてそこにセンス・オブ・ワンダーは感じなかった。 全三部作の第一作目ということで続編もあるようなので楽しみ。 | ||||
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スケール、人の想い、起きる出来事のバランスがとても良いSF。 心理描写よりも出来事が進めて行く進行すきです。 中国人名も格好いいと思ってしまう。人名漢字の意味がわかればもっと入り込みやすい。翻訳のオマケ要素は嬉しいが、もうちょっとカッチリしてほしい。 | ||||
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出てくる人名は覚えにくいですが、色々な話がちりばめられていて、とても面白くて一気に読めました。 | ||||
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面白かったけど、そんなに大騒ぎされるほどかなあと思った。 | ||||
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中国のSFのレベルの高さを知った。続編を読みたい! | ||||
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人物が覚えられるか不安でしたが、書籍版よりわかりやすく、ワンコの散歩のお供に、最適という感じです。 書籍では、途中挫折したのですが、30サンボ時間強で、聞き終え、今は散歩時、三体ロスに陥っています。 続編を、今は首を長くして、待っています。 | ||||
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よく「映像化不可能」という言葉が使われますが、この小説はその逆で「文章化不可能」もしくは「映像こそ最適」ですね。小説に対して「文章化不可能」というのも妙ですがね。 | ||||
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今まで見たことも聞いたこともないようなスケールの大きいSF小説。エンターテイメントとしても面白かったのですが、基礎科学の重要さ・科学者の考え方の特徴が表現されていて、周りの研究者を思い浮かべながらじっくり楽しみました。特にメインの女性科学者の背景や人物が綿密に描かれており、文化大革命や天安門事件の影響を受けて日本に渡ってきた元・上司を思い出しながら読みました。 2020年6月に続編の翻訳本が出版される予定と知り、予約しました。新型コロナウィルスの影響が及ばないことを願っています。 | ||||
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ヒューゴ賞受賞で話題になっていたのでkindle版を読んだが、レビューの高評価通りの作品でした。 外出自粛の折、自宅で過ごす時間を楽しめました。 冒頭の章が冗長という意見もありますが、これが三体世界と繋がる(応答する)背景なので不可欠な内容だと思います。 第二部の刊行が6/18に決まった様ですが、第三部も年内に刊行して欲しいものです。 | ||||
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