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三体
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三体の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全564件 421~440 22/29ページ
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SFはストーリーが荒唐無稽であればあるほど面白く、ディテールが科学的事実に忠実であればあるほどのめり込めるのだが、これほど壮大なホラ話をこんなにリアルにまるでノンフィクションのように破綻なく描き切ったのは本当に素晴らしい。拍手喝采である。これぞ真のSFである。物語は、文化大革命の最中の中国、現代そしてVRゲームの世界を行き来し、それが伏線を回収しつつクライマックスになだれ込んでいく展開は、次々とページをめくりたくなる練られた構成だ。これぞSFの中のSF。サイコー! | ||||
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過去編というか文革編は終始重苦しい雰囲気で展開していきますが、現代編は一転してエンターテイメントです。 ハードSFという触れ込みですがそれほどハードではなく、映画でいえばターミネーター2のような万人受けするタイプのSFだと思います。 柄は悪いが頼りになる刑事、機密だらけの軍人、最前線に放り込まれる科学者、それと秘密結社に宇宙人。ありがちですが王道です。 中国人名についてはいちいちルビなんて気にしないで音読みしてしまえばいいと思います。 そのほうが文革感が出ます。 | ||||
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うーん。第一部は読まなくてもいいな 期待しすぎたか | ||||
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ネットの好評にひかれて、 読んでみたくて、買いました。 まだ読み終わってないですが、 さっさと読むような簡単な小説ではなく、常に頭を回転させないと前後の繋がりが解らなくなるような深い小説です。 作者がすごい! | ||||
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文革や三体人は人々のこころを挫き、支配しようとする。これにたいして挫かれたり、従ったりする人々の内面描写がユニークで、日本や西欧の作家には書けないと思った。同じく、元共産圏のロシアとも違う、人に絶望したといいながら、絶対的な矜持がある感じがする。ハードesuehuとしては、ややわきが甘いが、久しぶりにSFを読んだ満足感がある。三部作だというので、続きも楽しみ。 | ||||
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中は壊れてないですが、梱包はちょっと甘いです。 | ||||
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ナレーターの朗読が素晴らしく、20時間以上の録音を3日で聴きました。科学用語が多く、しかも舞台は中国、読みにくさを心配していましたが、通勤時間にスマホで聴けるのがよかったです。 | ||||
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山田正紀の『神狩り』を彷彿とさせる冒頭で「確かにこいつは久々の大傑作かもしれない」と一気に物語に引き込まれ、VRのくだりも“冒頭”は三体世界の異質感にぞくぞくする興奮を味わえた。 その後、分厚い本書の2/3にも達しようかという、引っ張りすぎのVRシーンがダレ始めたところで、ついに三体人が登場! 業界各所の絶賛の声も相まって、どんなセンスオブワンダーを見せてくれるのか期待感MAX。 しかし。異質極まりない世界で生まれて進化したはずの三体人、思考が地球人そのまんま! 彼らの会話があまりにも地球人なんで、最初はVRの続きか、自分が地球側の会話を三体側の会話だと勘違いしたのかと思ったほど。何度か同じくだりを読み返して、それがリアル三体人の会話だと確認できた時点で、あまりの肩すかし感に椅子から転げ落ちそうになった。本書の大半を費やして三体世界の異質感を極限まで高めたのはいったい。。。著者の想像力の限界を超えた? 三体世界の演出で力尽きた? 出版不況が叫ばれ始めて久しく、ただでさえ売り上げの見込めないSFというジャンルでは、大々的なプロモーションを展開して著名人の絶賛の声を拡散し、前評判を上げられるだけ上げたいという出版側の都合はよく分かる。しかし伊藤計劃の「PROJECT ITO」といい、いくらなんでも著者や作品に下駄を履かせすぎじゃないかな。。。 読み終えてみると正直、続編を買うかどうかは微妙なところ。 | ||||
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読書、小説の評価とはその作品の完成度とか美しさとは別に、その作品の持つ熱量の大きさとか情報量の高さとかいった要素も確かにあるようだ。 この2019年の中国発SF大ブームヒット作の「三体」は明らかに後者だ。 「この私が!こんなにも読了に時間をかけさせられるとは!!よくも、よくもぉお~ッ!!」と一人独演会するぐらい手こずらされも、楽しまされもしてしまった。(笑) SF好キ、SF映画・ゲーム好キの方であれば私と同様にしばしの間この世界の虜になることだろう。 前大統領バラクオバマ、FBのマークザッカーバーグ、ヒットメーカー・ジェームズキャメロンと(ランクは落ちるが)新海誠、東浩紀、といった面々が諸手をあげて賛辞を贈るのも納得できる。 よく読めば、高次に進化した異星人が領土侵略野心満々の現代人並みの精神構造しかなかったり、彼らの地球攻勢が何百年もかかる大船団の集団移住と先行する陽子AIの地球的規模のイタズラであったり、と冷静に夢から覚めてしまえば、なんじゃこれ的なツッコミところ満載ではあるが、 一旦この物語世界に没入してしまえば、この作品内に出てくるヴァーチャルゲーム:三体に参加 したゲーマーのように圧倒され、翻弄され、感心しまくるしかない。 2つの世界と時間を編み込んだ緻密な物語構成、過密な科学情報量を盛り込んだストーリー展開、これらは読者への物語参加への障害でもあり、物語世界参加への必要装備でもある。 うっとおしく厄介ではあるが、欠かせなくいもので、無くては成り立たないものなのである。 頑張ってクリアしていっていただきたい。(ちなみに本作は三部作中のまだ一部、ようやく世界観と人物像の説明が成され、物語が始動しはじめた、といった段階である) クラーク「幼年期のおわり」小松左京「日本沈没」などがよく引き合い参考に挙げられるが、この作品で地球を侵略に来る(予定の)異星人たちはガミラス帝国(by 宇宙戦艦ヤマト)だと思った。 要は、友好的でもないし、高次の精神を持つ生命体でもないのである。 手っ取り早く、自分たちの星が三つの太陽を持つ惑星で棲みづらく危険なので、地球に集団でやってきて、地球人を滅ぼして、成り代わってしまえ、という人たちなのだ。 一部ではようやく奴らが地球の存在を見出し、地球への移住船団を仕立て、前準備の攻撃をしかけ始めるところで第一巻が終わる。 二部、三部ではいよいよ2星間の直接的なコンタクトと攻防が始まるはずだ。 とりあえずここまで来たらなるべくネタバレを耳に入らないように細心の注意を払おうと思っている。 本作品のキャラクターの私的一押しはなんといっても不良警察官の史強であることには他の読者も異論はないだろう。 異星人との圧倒的力の差を見せつけられても折れない心を持ち、酒とタバコで笑い飛ばす史強アニキ。 信じられない超自然現象に「コイツは裏でタネ仕込んでる奴がいる手妻だ」と看破する鋭さ。 侵略者に「きさまらは虫ケラだ」と脅されて全員ビビッてしまっている中で、ただ一人イナゴの大群が大麦原を覆い尽くしている場所に主人公を連れてゆき「この虫ケラたちのしぶとさを見てみろ」と豪語する豪胆さ。 そこにシビレる、憧れるぅ・・・!!なのよ 当然、映画化も予定されてるらしいが彼の配役は決まっているのだろうか? 自分なら、「レミゼラブル」のジャベール警部ことラッセル・クロウを激しく推薦する。 あのガタイを無精ひげ、そして腕っぷし、意外にもつぶらな瞳、ピッタリ、ジャストフィットである。 是非キャメロン監督にはお願いしたいものです。(歌は歌わせなくていいからネ) | ||||
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とんでもないと評判のSF、思っていた方向とは違っていたがオーソドックスでとんでもない作品だった。 | ||||
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あとがきに中国版の順序が書かれていたが、kindleで読む人はどこで移動すればいいかわからないと思います。 Kindleの人に順序を教えてほしいです。 ただ内容は面白かったです。 | ||||
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書評が好評だったこと、中国の小説が珍しくKindleにあってサンプルも読んで購入。 面白く読ませてもらいました。智子の11次元展開がよくわからない(想像力がついて行かない)ですが^_^ | ||||
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う〜ん、スケールが大き過ぎて現実感がないというか、自分の思考がついて行ってないのか。思ったよりのめり込めない思い。 | ||||
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SFの新しさよりも、底辺に流れる中華思想に圧倒された。文化大革命の破滅、少数民族による支配体制、巨大な歴史と偉人たち、イナゴの大群のような民意の暴走。 そういったものが、思想の底流に渦巻いていた。なりより、中華の希望はキャッチアップすること、ごうごうと人民の足音が聞こえそうだ。 | ||||
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日本人はいまだ取れていないヒューゴー賞を、アジア人として初の受賞ということに素直に称賛をおくりたい。 ハリウッド的でもなく、アニメ的でもなく、その中間を上手にバランスをとっていてこれがこれからの中国スタイルとなるのだろうか。 やはり人口が多いということは素晴らしい才能が出てくる可能性が高いのだろうか。 褒めることに関しては皆さんにお任せして、いくつか気になった点を挙げてみたい 以下ネタバレ 1,地球以外に生存に適した惑星はなかったのか?三体惑星よりよっぽど見つけやすいだろうに。 2,数百年後に自分たちを絶滅させにくる宇宙人を心待ちにする人ってそんなにいる?ごく少数じゃない? 3,ただの宇宙人って知ってるのに神さまとして崇める人ってそんなにいる? 地球三体組織はもうちょーっと人類を騙すために嘘をついた方がよかったんじゃないのかなぁ。 気にしなきゃいいレベルかもしれんけど、ちょっと気になりましたね | ||||
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物理学得意でも、SF大ファンでもない私が難無く読み進められたのは、勿論、話の素晴らしさが大前提ですが、翻訳も素晴らしかったと感じました。翻訳はそれ次第で相当、読めなくなる物があるので、今回この翻訳は本当に有り難かったです。 日本語版も最高のものが出来たんだなと思いました。 | ||||
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まずつかみで失敗している。が、話題作ということで買ってみた。 もうヒューゴー賞とかネビュラ賞とかの帯文句では買わないと誓った。最近駄作?駄訳?ばかり当たってしまう。 地球から送信されたメッセージを即座に翻訳できるほど進んだ科学を持っている割には思考パターンが低レベルかつ地球人的な異星人。 ブラックホールを制御できるほどの技術力があるのになぜか地球侵略用艦隊は通常空間を450年くらいかけて航行するトホホな設定。 空間次元調整機能を持った智子(陽子サイズのAI?)を使ってやろうとしていることがのび太君のいたずらレベル。 なぜかその存在が既知になっている地球製のフィルムや粒子加速器に、任意に干渉できるならその時点で地球人を滅ぼすことは簡単だと思うのだが・・・。 そもそも次元調整機能により6次元空間から3次元空間を自由に見ることができると書かれているので、通常空間を光速で移動する必要もないような・・・。 次巻以降でその辺が回収されるのか、単にワタシの理解が及ばないだけなのか。 JPホーガンの星を継ぐものを読んだ時のようなわくわく感を覚えたひともいるらしいが、それは無いでいくらなんでも(キッパリ)。 地球を侵略するというか超高度ないやがらせをする余裕があるなら他のハビタブルな惑星に移住できると思うよ。 一瞬、鈴木光司のエッジ的な展開を期待したけどベタすぎてがっかり。訳もあれなのかストーリー的にも読んでて一切面白くないのがおもろかった笑。 | ||||
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面白かったけど、SFとしてよりも中国で文革をこんな風に書けるのかという好奇心の方が強かったかも。中国系日本人とか自衛隊も出てくるし、チコが日本と関係あるような事も読んだし意外と日本が出てくるのも不思議だった。三部作という事で今後に期待して4にしました。 | ||||
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中国発のSF小説は珍しいが、これが息をのむほど面白いです。 文革時代の下放から今日までの現代中国史を踏まえて、そんな中で翻弄される物理学者たちの生きざまが活写されています。 キーワードは「応答するな」、なるほど。 かつての名作山本義隆「磁力と重力の発見」を思い出しました。 気になる登場人物は警察官の史強(シー・チアン) 中国名が分かりにくいが、早川書房から登場人物表が出ています。 | ||||
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間違いなく傑作だろう これは中国文化的発展の金字塔ぐらい凄い 大袈裟に聞こえるかもしれないが 掴みは最高だった これだけリアリズムな文章を書ける作家が 日本に存在するかも怪しい どこぞのネトウヨ作家とは「天と地」ほど 差がある | ||||
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