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三体



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【この小説が収録されている参考書籍】
三体
三体 (ハヤカワ文庫SF)

三体の評価: 3.93/5点 レビュー 530件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全530件 481~500 25/27ページ
No.50:
(5pt)

カバー絵がいいじゃないですか!

この絵を見たとき何を思い出すか。戦艦、レーダー基地、レーダー戦車→ゴジラ?、しかし実際は〇〇だと思う。あのターミネーターを彷彿とさせる言葉だ。まずこの絵に引き込まれた自分は、次に三体という謎の言葉にも惹かれた。SFの世界はやはり素晴らしい。先日、100de名著で小松左京のゴルディアスの結び目をやっていたが、ものすごい世界観だった(本は既に読んでいた)。まさに、これぞSFである。SFでしかなしえない世界である。映画ではディストピア系のSFアクションはことごとく観るのに、本はたまにである。それでもこれは良かった引き込まれた。2020年の第2部が待ち遠しい。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.49:
(3pt)

帯レビューや前評判ほどには・・・

少なくとも早く次作を読みたい!という気にはならなかった。
私の場合、本作はヒューゴ賞倒れ。
アカデミー賞を受賞した映画すべてが面白いわけではないのと同じ。
翻訳は上手いと思った。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.48:
(1pt)

冗長

途中まで読んで、ここまで面白くない本を読むのが苦痛になった。まず、登場人物の個性があまりないので、誰が誰だか
わからなくなる。そして、そもそも、一体何が言いたいのかわからない文章が羅列してある。現金で買ったので、なんとか最後まで読もうと思ったが、苦行はやめた。これほど、評判がいいのにつまらない本はめったにない。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.47:
(5pt)

久しぶりに本を読んだ

まともに本を読むこと自体数年ぶりでSFなんて小学校以来なのですがとても面白かったです。
理系ではなく知識も乏しい知的階級とは程遠い人間ですが、最後まで読んでよかった。
こんな大作にレビューをつけるのも烏滸がましいかと。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.46:
(5pt)

面白い止まらない

自分は中国語で読んでいましたので、日本語の訳文はわからないけど、でもそんなに遅く出版してきたことから考えると、悪くならないよねと思います。

あんまり比較した人いないかもしれませんが、進撃の巨人と一緒に読んでみたら一層考えが深くなってきた。
正義は何?生き物の生存は一体何か法則ありますの?いろいろ考えてしまうね
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.45:
(5pt)

エンタメ要素も強くて読みやすい

タイトルの三体はモノが2つまでなら正確に動きが計算できるが、3つになると定めることができない
という古典力学の三体問題から来ているようですね。
VRゲーム内の話はこの物語の多くを占めていて、最初は??でしたが後半で現実世界との関わりが
わかってくると一気に引き込まれました。
 ほかにも3次元空間に折りたたまれた11次元の世界など、普通にハードな内容も多いですが
そこはエンタメとしてもスピーディーな展開があって、硬質なSFだとか中国の作家だとか変に肩の力
を入れて手に取らないのは絶対損です!!
例えば、粗暴であんまり頭がよくないがすごい直観と行動力を見せる警官のアニキや、ある組織をまと
めて木っ端みじんにするやり方がぶっ飛んでいて、ハリウッド映画化もすぐできそう。
 あえてケチをつけると、どんな作品でもそうですが異星文明って科学力はすごいのに、それ以外は
単純すぎに見えます。人類がそうであるように文明には高度な政治が不可欠で、決して文明代表者が
思い付きで行動していい結果になるはずがないんですけどね。もうちょっと丁寧に書いてほしいです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.44:
(5pt)

黒船来航

「三体」は、おもしろかった。
ところでコメント欄で多くの人が「オールドSF」、「古典的」などの言葉を多用しているのに気づいた。その人たちに「科幻小説」の情報を伝える。

中国では「SF」というジャンル名が、ほとんど使われていない。
代わりに中国では「科幻」(かげん)(クゥーァフゥァン)というジャンル名が使われている。
この「科幻小説」だが、何と「全作品が伝統主義的なエンターテインメント、大衆娯楽作品であること」が特徴。
一方、日本の「SF小説」の実態は「伝統主義的ではないこと。エンターテインメント、大衆娯楽作品ではないこと」が特徴。
つまり、中国の「科幻小説」と、日本の「SF小説」とは方向性が真逆である。「ハリウッドの超大作ブロックバスター映画やNetflix製の大作ドラマ」と、「学生が自主製作した低予算の実験映画」ぐらいに両者は異なるジャンルなのだ。

要するに中国からの「黒船来航」だ。
ハヤカワは「科幻小説」の「三体」の日本語版を出版してしまった。ついに開けてはならないパンドラの箱を自ら開けた(笑)。
なぜ中国の「科幻小説」は「国際的に売れた」のか? なぜ日本の「SF小説」は「国内ですら売れない」のか? 
答えは両者が別々のジャンルだからだ。「伝統主義的」と「アンチ伝統主義的」の違いだ。
「黒船来航」で、その実態が明らかになりつつある。

残念ながら、「ニッポン科幻維新」の日は遠いだろうが。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.43:
(5pt)

脳でイメージする描写のスケールの大きさ!

この小説が持つ重力(魅力)は、良い意味で予想を超えてくるし裏切らない。2章で「3体問題」に触れるパートも面白いですが、ラストの展開も見逃せない。次作が楽しみです!
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.42:
(5pt)

素晴らしく面白い

感度が低く、訳書が出てから存在を知った。
中国だけで2100万部?と桁違いの販売部数に興味を惹かれて購入。
素晴らしく面白かった。
中国の陰惨な文化大革命から始まり、過去と現在を行き来しながら、
ストーリーが創造のはるか上を展開していく。
ワクワクしてページを繰る手が止まらなかった。
英語を読むのは辛いので、次巻を1日も早く翻訳して欲しい。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.41:
(4pt)

文革から50年余り。いまこの本が世界で読まれることの意味

SFはほとんど読まないので、「現代SFの歴史を大きく塗り替えた一冊」と言われてもピンとこないのだが、宇宙物理の知識がなくてもそのとんでもないスケールの物語であること十二分に感じられた。地球外生命体とのファーストコンタクトが文革期の中国の施設だったというともすれば荒唐無稽な話が、現代の中国の技術レベルからすると普通にありうる話に思える。絶妙なタイミングで書かれた作品といえよう。著者は文革時代に知識人であった親が下放されて炭鉱労働に従事している間、河南省の電気も通らない小村で育った。本書に政治的メッセージはないという公式コメントとはうらはらに、SFに託して文革時代、中国の基礎科学の研究者たちを根絶やしにした狂気が本書の通奏低音となっているように思った。それを言っては元も子もないのかもしれないが。知識、思想、信条、品性のある人間が、そのいずれもたない人間に隷属させられる時代、科学的探究は捻じ曲げられ、それが中国の発展を何十年も遅らせることになった。本書は地球文明と地球外文明(三体文明)との接触が、共存ではなく対決に向かうことを示唆して終わるが、地球文明の基礎科学に壊滅的なダメージを与えることをもくろむ三体文明は、文革期の中国に重なって見える。450年後に対決することになる「仮想敵」に対して、降臨派、救済派、生存派、と、さっそく派閥をつくり、対宇宙地球代表の座をめぐって激しく争うさまは絵空事どころか、いま現実に起こっていることそのものである。文革から半世紀余り、再び世界の覇権を狙う中国からこの小説が生まれ、バラク・オバマ前大統領が絶賛したというのは、皮肉でもあり象徴的でもある。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.40:
(5pt)

続きを早く

とても素晴らしいです。
久しぶりにSFを読みましたが、楽しめました。

人間が脱水して畳めるというのが面白いですね。
水をかけると復活する。
そんな生物、いましたよね。

文潔が三体人を招き入れるのは、若気の至りですね。
父を殺した紅衛兵と変わらないんじゃないかしら。
紅衛兵も子供でしたからね。

ここで終わり? と言うところで終わっていますので、続きが早く読みたいです。

これを日本語に翻訳するのは難しかったと思います。
「三体Ⅱ」は来年ですか・・・。待ちきれないです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.39:
(3pt)

良質なエンタメ…

文革描いた導入に引き込まれたんですが、半ば付近まで読んで「あ、あれはほんとにただの掴みだったんだ」と分かってしまい、ちょっと騙された感。全体的にわかりやすさ重視、サービス重視で面白いけどsfの醍醐味的なところを期待すると裏切られるという。ちょうどパラサイトイヴみたいな小説です。

sfファンへの目配せは、これまた過剰なくらいあるんですけどね。

というところから見ると、この作品の「中国っぽい」ところももしかしたら「世界が考えるこうあって欲しい中国」のカリカチュアなのかも。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.38:
(4pt)

コンテンポラリーな味付けも巧み

SF界のアカデミー賞とも言えるヒューゴー賞を取った作品(アジアの作品では史上初)なのでSFファンとして以前から気になっていた作品でした。ま、確かに凄いことは凄い。でも人物の中国語名が読みづらくて仕方なかったです。私はこの作品で「三体問題」を初めて知りました。予備知識なくても大丈夫でしたが。それ以外にも天体物理学や量子物理学の蘊蓄が相当出てきますが、科学知識なくても何とかついていける程度に収まっています。でも例えば空間が実際は3次元ではなく11次元に折りたたまれていることなども知っているとより楽しめます。これをSFの題材につかうというのも相当なアイデアです(この力業はグレッグ・イーガンばりです)。インターネットゲームの世界を作中劇に入れ込むなどコンテンポラリーな味付けも巧みです。中国の文革が悲惨であったことが作中人物の動機付けになっていますが、このあたりの説得力は日本人には実感しづらい部分かもしれません。アーサーCクラークの「幼年期の終わり」と小松左京の「果しなき流れの果に」を合わせたような、という帯コメントに惹かれました。というのも私はこの2作はSFだけでなく全ての小説の中でも最高のものだと思うからです。さすがにこれら2作品に比肩するほどではなかったですが。続編が気になりますが、続編がなかったとしてもこれはこれでちゃんと完結していますね。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.37:
(5pt)

SF初心者でも面白い!

私はSF小説をちゃんと読み切ったのは、おそらくはじめてなのですが、とても面白かったです。展開のおもろさにグイグイ引き込まれていき、久しぶりに読み終わるのがもったいなく思う小説でした。
過去にSFに挑戦したことは、ありましたが翻訳が馴染めなかったり、科学用語についていくのが億劫になりやめてしまったことが数回ありました。『三体』もSFなのでもちろん科学的な用語がたくさん出てきますが、なんとなくの理解でも読み進めることができ、特につまることもありませんでした。私のようにSFを敬遠されていた方にもおすすめです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.36:
(5pt)

待ちきれない

読み始めたら先が気になって途中で読むのをやめられず、寝不足になりました。
本書の最初のシーンは中国ならではの文化大革命のシーンから始まります。中国でなければ描くことはできなかっただろう衝撃的なシーンから始まるのですが、もうそこから捕まれ離れなくなります。
それからあれよあれよという間にもう一巻終わり。
第二巻の邦訳版は2020年に出版予定といいます。中国版や英語版はすでに第三巻まで出ています。待ちきれない!!
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.35:
(1pt)

とても疲れました・・・

評価がとても高いのでSF好きとしてなんとか読みきりましたが、とてもつかれました。
著名な科学者や、話題が登場しましすが、さて、本当に著者が基礎物理学を理解しているかとても疑問・・・。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.34:
(3pt)

まだ序盤、総合評価はこれから。

中国のSFを初めて読みましたが、三恒星のモチーフは面白い着想。ストーリー展開は凡庸。まだ序盤なので総合評価は今後の2、3部の展開次第でしょうかね。「星を継ぐもの」みたいなあっと驚く結末を期待したい。ということで、現時点では星3つの評価。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.33:
(4pt)

現代社会と対峙する総合小説なのか

冒頭に描かれる文革当時の凄惨な人民裁判で始まる物語は、第二部以降、驚愕の展開で読者を引っ張っていきます。
サスペンス、VRゲーム、ファンタジー、コンピュータ、アクション、ほら話、SETIとファースト・コンタクト、謎解き。様々な物語を取り込み、力技で強引にまとめ上げた物語。

 話題になっていると聞いて、あとがきさえ後回しにして読み進めた物語は、予想もしなかった怪作でした。
 歴史の中で埋もれていく悲劇によって深く傷ついた登場人物から始まる本書をどのように評価すればよいのか?
 基本的にはいわゆるエンターテインメントSFでしょう。しかし、その文脈で評価することができるのか?
 中国のベテランSF作家が発表したこの三部作は中国で2100万部も売れているといいます。
 日本でこれほど売れたSFは、約半世紀前の小松左京の『日本沈没』ぐらいしか思い当たりません。実売部数はかなり違いますが、人口規模や読書性向を比較すれば比較対象として妥当なところだと思います。この小説が、当時の『日本沈没』ブームほど中国社会で人気になっている。そう考えると、ますます本書の評価が難しくなります。
 『日本沈没』とはまったく逆に、リアルとはとても言えない物語。それが重たい過去の現実から紡ぎだされてくる。このアンバランス。それが広く受け入れられている。
 確かに面白い部分もたくさんありますが、全体として見るとかなりバランスが悪い。アイデアは最高だけれど、設定、人物配置、ストーリー展開もかなり強引で、ご都合主義が目立つ。
 第二部以降については、あとがきにも書かれているように、ベイリーのバカSFに近い。しかし、その中に暗く重い諦観が埋め込まれている。それがベストセラーになっている。
 彼の国の政治状況、出版状況を考える時、その意味がよくわからない。

 評者は、本作と同じテーマの『放課後地球防衛軍』を無邪気に楽しむことができる日本の現状に感謝するしかない。

 P.S. しおりの代わりにもなる登場人物一覧表が添付されていたのが有り難かった。(7/12購入、初版)
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.32:
(5pt)

引き込まれる

予想外の展開が次々と起こり、かつ謎解きの要素も含まれているため、一気に物語の世界に引き込まれてしまいました。
結末が、「あ、それ?」的なところがなくもないのですが、ヒューゴ賞受賞の実力を見せてもらいました。
本作は、3部作の最初のパートに当たるそうですが、次のパートの発刊が楽しみでなりません。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.31:
(2pt)

騒ぎすぎ

まずは『ハイペリオン』シリーズと『神は沈黙せず』と『天冥の標』シリーズと『ハーモニー』を読んでからでも遅くない。あと、テレビアニメ『ゼーガペイン』も観てネ。
(『巨神計画』シリーズは読まなくてもいいです)
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708

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