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三体



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【この小説が収録されている参考書籍】
三体
三体 (ハヤカワ文庫SF)

三体の評価: 3.94/5点 レビュー 564件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.94pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全564件 321~340 17/29ページ
No.244:
(3pt)

ハードSFの醍醐味

久しぶりに本格的なハードSF大河ドラマを堪能した。
中国本土では貧富の差の拡大から毛沢東主義に回帰する動きが庶民の間には広がってもいる中で文化大革命をここまで否定的に描いて大丈夫かと心配にもなるが、文革を絡めたSFは中国ならではともいえるかもしれない。
異星の高度な知性体が、西洋文明下での人類と同じ価値観、行動パターンを持っている理由が明確に説明されないのが不満なところではある。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.243:
(5pt)

期待通り

最初はなかなか難しいかと思いきや、一気に読み終えました。早く次の翻訳出版お願いします。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.242:
(5pt)

我慢して最後まで読みましょう!

読んでてつらいとか、前評判ほどじゃないと思っている人も多いと思います。
2部がとんでもなく面白くなるので頑張りましょう。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.241:
(5pt)

難解なものを面白く

VRのゲームが出てきた辺りではなんのこっちゃと思っていたが、
とにかく面白い物語を作ろうという執念のようなものがそこかしこに迸っている。
科学や物理の学問的話が出てくるが、ちんぷんかんぷんである。
しかし、それでも面白く読めてしまった。

宇宙に人の知能を超える生物がいたら…。いつの時代もこのテーマで紡がれる傑作小説がある。
VRという現代性をうまく出した本作は、間違いなく今の時代の宇宙人コンタクト小説であろう。

地球よりも過酷な環境で、もし生き永らえた生物が宇宙にいるとしたら、それは人間を超える知能を持っているかもしれない。
過酷な状況をクリアすることで、知能やテクノロジーは飛躍的に伸びるのだろうから。

そしてそんな生物が地球を見つけたら…。まぁ、侵略するだろうな。
そう考えると、地球で起こっている資源の争いにまつわる戦争が、対宇宙でいつか起こる可能性もあるのだろう。
死ぬまでに一度はそういった大スペクタクルな事象に遭遇してみたいなぁと思ってしまうが、やっぱり怖い。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.240:
(5pt)

おもしろい

話題になってるだけはある。読んでみるべし。
第二部も気になります。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.239:
(3pt)

面白いんだけども...(ネタバレあり)

ホラー要素があり、また表現も秀逸でエンターテイメントとして出来が良く、読んでいて楽しい。

が、登場人物たちの言動に違和感がある。まず文潔の行動(三体文明との初コンタクト)は楽天的を通り越して思考停止の結果としか思えず(第一部で彼女の悲痛なバックグラウンドが語られるが)同情できなかった。
玉ひは三体文明の救済のため魏成に三体問題を解決させようとしているが、そもそも仮に三体問題を解いて未来の軌道が正確に予測出来たとしても、星ごと消滅するのだから救済しようがなく、彼女の行動は理に適っていない。

そしてとにかく三体"人"に魅力がない(人列コンピュータは笑ったけど)。彼らは(活字の中では)ほぼ地球人なのだ。環境と進化の中で特別ユニークな性格、意識を身につけるでもなく、悲観的で窮屈。とにかく"地球人っぽい"。

でもまあ、だからこそこういうエンターテイメントが成立するんだけど...
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.238:
(5pt)

評判通りの大傑作です。

評判通りの大傑作です。特に、独特の世界観が 気に入りました。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.237:
(5pt)

劉は、祖国のために民族の安寧と世界平和とを希求している

劉の世界観と世界平和希求の先がどうなるのか結末が楽しみ。本書を面白いと感じる人は、国際紛争はどうしようもない、異星人でも襲来しなければ人類は団結することはできない、に頷ける人種だろう。そんな解決法を夢想した政治家や経営者等にはウケは良いだろう。

劉のテーマは二つ。
一つ目は中国人民の癒しで、これが隠れた真の目的。本書は文化大革命の復讐を異星人の侵略に頼むということから始まる奇妙奇天烈なお話し。中国では誰かが書き、遺された人々を癒さなければならないことだった。中国で本書が売れた理由でもあろう。

二つ目は世界と人類に対する不安。
劉は、祖国が世界経済にデビューする前に生まれ、高度経済成長している国を経験して、政治経済で各国と軋轢を生じさせている現在を憂いている中国人。批判の対象は世界人類だ。「人類が道徳に目覚めるとしたら、それは、人類以外の力を借りる必要がある。P29」この一言が表層を貫く主旋律だろう。虚構の影にこの主張を横たえ、21世紀前半のアジアの大国の空気を小説化する。描かれる虚構は面白すぎるが、劉の主張を読み解くのも面白い。

展開は巧みで伏線が次々回収される。三体星人に地球を売るには余程の動機が必要なため文化大革命を利用し、タンカー輪切りのためにマテリアルの科学者を登場させ、三体星人世界の景色を読ませるのにVRを地球人に事前に見せておいて描くなど。本書のみで完結している。

21世紀中期は、人類は劉の想定と別の発展を辿り、道徳には良し悪しの二面性があり、我利我利いがみ合い乍ら生きて行く、それが解決策で、そういうものであろう、その中で生きて行きましょうや。作中「人間のすべての行為は悪・・・」と言っていますよね、小説上の逆説ですが劉さんも分かっているじゃあないですか。
本作品は、人民は「国家」の下の平等を与えられ、「国家」が法を支配する歴史の国では理解しやすい作品だ。米国では起こり得ない事件が当然と起こる国の国民である劉の発想が、恐怖を煽るSF作家に相応しい。

小説的には、戦後からずっと外の権力に忖度して息が詰まっている日本の作家には劉の手法は希望の灯火に違いない。
なお中国名にすべてルビをふれば、読み易く日本人はより親中になれたのに、一寸残念。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.236:
(5pt)

歴史的な人々が、VRの中で暗躍する。三つの太陽のある世界で。

中国のSF小説って、あんまり面白くないだろうと思った。中国国内で、3部作で2100万部も売れている「三体」を読んでみた。最初のところで、文化大革命の紅衛兵の追求集会の場面が出ていることに驚きだ。少なくとも、臭いものに蓋をするという中国で、よくぞ書いたと思った。理論物理学者を、紅衛兵や学者である妻が、一般相対性理論が観念的だとか、ビッグバンをいうと、神の存在を認めるのか?と追求する。結局は、その公開討論で、理論学者は死にいたるのである。その娘/葉文潔が、この物語の主人公となる。下放されている時に、レイチェルカーソンの沈黙の春を読み、共感した友人にはめられたりする。中国は、密告社会なのである。
ナノテクノロジー研究者の汪淼が、重要な役わりを果たす。VRによって、中国の時代を遡っていく、世界の哲学者や学者が登場する。確かに、VRを使うことで、時間は無理なく、過去にも未来にもいけ、本来会えない人にも会える。このVRの特徴は、かなりの時間のシーンが見れることだ。とにかく、いいとこ取りを全てしてしまうところに、この物語の編集のうまさがある。
物理的法則は、時間と空間を超えて不変であるはずが、不変ではない実験データが出ることによって、物理学は存在しないと遺書に残す科学者。応用部門ではなく、基礎理論の物理学者が、自殺していく。一体、何が起こっているのか?という中で、太陽が三つある世界が登場する。全く、太陽が出ない乱紀と太陽が出る恒紀。ある時は燃えつくされ、ある時は凍りつく。そして、人や植物は脱水して、生き延びる。仕掛けが、面白い。そして、スリリングに進んでいく。結局は、地球外生物との交信と、地球の人々がおごり高ぶっているので、地球外生物に助けを求めることに。最も簡単に殺したり、殺されたりするので、長い歴史や激変の中で、ありうる話として処理される。
驚くべき、要素と構成に、圧倒された。ふーむ。中国のSFも面白いのである。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.235:
(5pt)

翻訳が特に最高

内容ももちろん素晴らしかったですが、翻訳がこれまた素晴らしい出来だと思いました。
完全にストーリーの中に入り込める!
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.234:
(2pt)

イマ3

一応全部読みました。後半展開に無理があり、馴染めませんでした。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.233:
(5pt)

史強さんは、刑事コロンボ?

中国文革と、地球外知的生命体とのコンタクト。全く接点のない設定なのに、ぐいぐい引っ張られます。史強さんのキャラが、中国というより、ハリウッド映画に出てきそうで、立ってます!二作目の翻訳待ちきれないから、中国語版トライするかな?
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.232:
(5pt)

非常に面白かったです

私はSFが大好きで、見る目も肥えている自信があるのですが、本作は本当に良かったです。
詳しくはネタバレになるので書きませんが、いずれこの本に描かれているような思想が(特にエリート層で)流行し、本当にこの本で描かれるような世界が実現する可能性があるとも思います。
非常にわくわくさせてくれる本でした。傑作だと思います。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.231:
(5pt)

他にない

新世界
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.230:
(3pt)

面白くないわけではないけど、世間の評価は高すぎると思う。

オバマ前大統領やザッカーバーグ氏も本書を愛読しているらしい。
Amazonレビューでも高評価が並んでいるので、期待は高まるばかり!!
が、期待し過ぎたせいか、いたって普通という印象であった。
よく考えてみれば、オバマやザッカーバーグが普段からSF読んでるとは思えないので、彼らとはSF的な趣味が合わないのであろう。
読み終えてから、あらためてレビューをつらつら見た印象だと、普段からSF読むような人は星1個や2個にしてる感じ。
とは言え、三部作だそうなので続編が出たら読みたいと思う。

絶対読むべきとまでは言えないけど(高いし)、読む価値なしとも思わないので星は3個。

以下、ネタバレ含みます。

序盤は正直言って退屈であった。
文化大革命なんて、今の日本人にはよくわからないし、やたらと出てくる「反動的」という表現の意味もわからない。残虐な描写にちょっと嫌気がさす。
時間軸が現代に戻ってきて、やっとSFっぽくなりテンポも上がるが、登場人物がほぼ中国人なので漢字の名前が馴染みにくい。
なお、三体世界がどこにあるのかは、SFを読み慣れている人なら途中で見当がついてしまう。
でも、現実のアルファ・ケンタウリは三連星ではあるものの、本作中の太陽ほど互いが接近して存在してはいないはず。
さらには、三太陽や三飛星で溶けたり凍ったりしながらも完全に滅亡せずに、何度も文明を再興できるのか?(不完全ながらそれまでの文明の記録まである)
しかも、惑星が2つに分裂してしまうほど太陽のそばを通過した後で、文明が再興できるのか?
「衝突する宇宙」か?

体中の水分を全部放出する脱水(生命活動を一時停止できる)と、元に戻る再水というアイデアは面白いと思う。
地球侵略艦隊の内部で脱水して乾燥倉庫で「その時」を待つ兵士と移民者たち・・・。

終盤には三体人たちが、それまでの限られた交信記録から地球人の文化・習俗を予想してしているが、それが的確すぎてちょっとな、という感じ。

これってハードSFなのかなあと思いながら読み終わってしまった。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.229:
(5pt)

重層的な本格SF

歴史、科学技術、VR…。人物描写も確かで、中国ならではの思想と技術、学者の関わり方などについても参照しつつ、最終的には未知との世界とのコンタクトを描く大傑作。ヒロインの造形も個人的には魅力的で、SFにはまだまだ豊饒な世界が残されていると知る。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.228:
(1pt)

聞きかじった物理

「ヒューゴー賞」ということで、結構期待して読んだのですが、半分ぐらい読んだところで辛くなり投げ捨てたくなりました。
我慢して最後まで読んだのですが、なんか聞きかじった物理の知識をひけらかして繋げて、それを「SF」と称しているような感じが我慢なりませんでした。
それとまあ、人類絶滅を目指す方の動機が全く納得できなくて、こんな運動が大きくなっていくわけがないだろ・・・としか思えませんでした。まあ異常な人っていうのは少数はいるんだろうけど、見たことも無い異星人をあてにして地球を滅亡させたり、改革?させたり???なんじゃそりゃ?という感じでした。
続編が出ても読みません。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.227:
(5pt)

非常にスケールの大きなSF

壮大なスケールのSF。
こんなに面白いSFは久々です。3部作の2部、3部の日本語訳が待ち遠しいです。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.226:
(5pt)

いまの中国でしか書けない凄みを感じた

自国の政治的な要素も躊躇なく描いているし、日本のSFアニメの名作の数々を読んでいるような深い妄想力も感じられて一気に読んだ。むかしスティーブンキングのitを読んだ時のようなじわじわ感(主観です)、終盤にかけて、徐々に色々な事が明らかなるスリリングな展開が一番わくわくした。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708
No.225:
(5pt)

三体問題

J・P・ホーガンの星を継ぐものを初めて読んだ時のような、知的な香りと高揚感を味わいました。基礎理論の基礎の話なので、科学考証のところがまず面白い。
三体Amazon書評・レビュー:三体より
4152098708

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