■スポンサードリンク
教団X
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全329件 241~260 13/17ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
おもしろかったです なかなかの傑作だとおもいます たのしみです、 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何と言っても資本主義・民主主義社会はもちろん,人間の作る社会は影の金持ちがそれぞれの思惑で動かしているということを明確に語っている点が素晴らしい.むしろそのような文章を書いてしまう作者の身を案じてしまうくらいだ.そういう意味では気骨を感じた. 内容は多岐にわたる物事の本質を模索する知見の紹介があり,色々刺激を受けたが,ストーリー自体はそれほどひねりはなく,優秀だが,ひどい生活史を持ち,それ故に対象に共感できない自己愛パーソナリティとなった教祖が年をとって人生の終わりを感じ,信者を道連れに死のうとしたという話だ. 物理学,脳科学などの一般的客観的事実を延々書き連ねる一方で,この教祖の自分勝手な行動や,過剰にも思える性的描写や,極めて個人的な恋愛・嫉妬感情が行動原理になっている女性の描写,その他すべての登場人物が主観的視点でしか生きていないことの描写を細かく行うことによって,それらを対比させたかったのかと思う.これは,人間とは所詮自分の感知できる範囲内で,自分のメリットを求めて生きるものだという事を表しており,そして結局のところ個体の刹那性を表現しているようにも思った.この作品は,「やはり人間とは他の生き物に比べ,複雑であるが故に不完全な生き物だ」という感慨を私に残すものだった.久々に純文学作品に接して,色々考えさせられ,まあまあ満足だった. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
通勤時間によく本を読みますが、これはその読書に費やした時間がもったいなかったと思える内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白いという評判を聞き読んでみたが、いつになっても面白くならなかった。 いつか面白くなると信じて読んだが、首を傾げたまま読了。 先を読みたいという感覚がまるでないので頻繁に中断を挟んでしまい、久しぶりに読書に時間がかかりました。 食事とセックスの表現のうまい作者にハズレは少ないと思うが、特にセックスの描写が酷い。 ああ、「知らないんだろうな」と思ってしまうほどに。 酷いのはセックスだけでなく、あらゆる表現が冗長で陳腐。 ストーリー上必要な要素なんでしょうが、同じような言い回しを繰り返すので登場人物の見分けがつかない。 薄っぺらで、まるで印象がない。誰?こいつ?と、何度も人物紹介を探したほど。 また、作中で人を惹きつける魅力を持つとされる人物のどこにも魅力を感じない。 発言も、行動も、魅了されている人物の言動ですらも。 冗長なだけの演説や何処かで聞いたような陰謀論や、著者の政治観、歴史感を代弁されても、「ああ、そうですか。」以上の感情は出てきません。 多大な資料を用意したことはわかるが、それらをコラージュしても面白い作品はできない。 表現から著者の色々な乏しさを感じてしまい、もうこの著者の本は手に取ることはありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
中村文則氏の大作。 難しいテーマを扱っている分、評価は割れると思うが、非常に考えさせられる部分がある点では意味があると思う。と同時にエンターテインメントとしても楽しめた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現代物理学の成果を意味ありげに蕩々と披瀝する教祖、意味のわからない教祖や信者たちの性的な交わり、それらがこの小説の中でどうつながるのかさっぱりわからなかった。サスペンスの盛り上げ方も不十分で、どうしてこの小説が「本屋大賞」の候補ベストテンに入ったのか、さっぱりわからない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これは面白い小説です。 現実と虚構が移ろいながら、人間のこころの闇が見え隠れします。 宗教とは何か?運命とは何か?自分は何のために生きているのか?を考えさせられる一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本屋大賞ノミネートということで期待大だったけど 松尾さんの話だけがよかった 中村文則さんの本は初めてだったけど これが最後でしょう | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
内容は浅いです。 科学・物理の話は、他の本でも読んでますが、登場人物の解釈が飛躍しすぎて滑稽に感じます。 性描写もAVみたいなのに、やたらと繰り返すので男の私でもゲンナリします。 世界の諸問題の認識も、ネット上の陰謀論者のようで・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
二つの教団組織を軸に人間の存在と運命を描く、中村文則さん最大の傑作、かつ最大の長編作品。 読後最初に受けた印象は、書かれたテーマがあまりに巨大だという事。最先端の脳科学や量子物理を援用しながら、実際に現代物理学者が語ることもあるように、仏教思想と科学の一致を導きつつ、哲学の最大問題と言える『神』と『自由意志』について問い続けています。 一方でこの作品がただ難解な思想的冒険にならないのは、群像劇として描かれるストーリーの持つ魅力的なドラマがあるからだと思いました。 複数の男女の生い立ちの物語に象徴されるように、多くの人物がそれぞれの生き方や価値観を持って現れ、対立あるいは共闘して行きます。特にその他者同士の関係や接触により、個人の意思とは関わりなく、それぞれの人生が影響を与え合う様はテーマと重なりながら予想のつかないドラマを描き進みます。 物語は、中心的主人公の楢崎が失踪した恋人を探して、松尾という老人が主催する宗教的集会に加わるところから始まります。一方で失踪者の立花は過去に松尾たちと因縁があり、松尾の信者達も立花と、彼女の属する地下教団の本拠地を探している。その地下カルト教団『X』の教祖は松尾と一時期行動を共にした男。 松尾の語る脳科学や物理学を理論ベースにした形而上学や運命論、カルト教祖の予言的言説が絡み合いながら、楢崎や立花、立花の兄の高原たちの行動がやがてテロリズムに結び付きます。 また作中では靖国神社の持つ矛盾や、巨大企業や軍需産業の生み出す貧困の構造を、登場人物たちが議論の中で具体他的に抉り出しています。企業と国家と戦争利権の癒着は最近よく示されますが、作中では資料を典拠に語られていて、ネットの噂や無根拠な批判とは違う確かさがあり、私自身社会学には詳しいつもりでしたが正直驚かされる情報もいくつかありました。(社会学に多少知識がある人は社会制度の設計や、国内企業の海外への外注についての問題があまり深く扱われていない事に物足りなさを抱くかもされませんが) しかしダイナミックに展開する物語の中でぶつけられる議論は鬱陶しさなどなく、むしろストーリーを加速させてゆきます。この小説が巧みなのは、この重い問題をスピーディーなドラマに乗せている部分だと読みながらも感じました。600ページ近くの大作になったのも必然的な事だったのだと思います。 それに読みやすさを配慮して地の文を削り、センテンスを短くしているのも読者に配慮した親切な書き方だと思いました。 現代社会が内包する矛盾、思想の対立、神仏と自由の問題を射程に、それらを圧倒的な物語と群像で浮び上がらせる手法は、明らかにドストエフスキーを彷彿とさせられます。 間違いなく中村さんはカラマーゾフの兄弟を念頭に執筆されたのだろうと思います。 だからこそ最後の場面の『共に生きましょう』という連帯と行動の呼びかけが、アリョーシャの言葉と重なり、胸に迫るものがありました。ただのうわべの台詞では無く、近代以降を生きる人間に対しての、大仰かもしれませんが『聖句』のような響きがあるのではないのでしょうか。 単純にも思える台詞だからこそ、全てを読み終えた後だからこそ、真剣な重みがあると私は思いました。 あと他のいくつかのレビューで批判的に言われていることですが、その性的表現の過剰さにも意味があると私は思います。 中村さんは他の作品で、たとえ孤独でいても性欲があることの惨めさを主人公の告白に書いていましたが、ここでの性の描写は人間の本源的欲望と人間の宿命的本質を浮き出させる重要な意味があります。 またその類型的でありきたりな性的なセリフの頻出も、感情のまま単純化し類型化した(作中で言う『気持ち良い』状態の)人間そのものを象徴しているのではないでしょうか。 過去の傑作である『掏摸』に並ぶ、或いは超える傑作だと読み終えると同時に直感しました。当然、小説の本質として未読の方に作品の魅力のすべ てを説明することは出来ませんが、もし退屈に感じた方は、別の視点から読み直してみてはどうでしょうか。 単純な、純文学・エンタメの対立やフレームを超えた小説がそこにはあると思います。 私はこの作品が大好きです。 ͡ ͜ ͡ ͡ ͜ ͡(←すみません、変な顔文字が消えなかったのでそのままです・・・) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読書芸人は見てないけど、アメトーークで取り上げられたらしいので読んだ。アメトーークは好きだから。 作品については、扱っている食材や目指すべきひと皿のレベルに、料理人の腕が追いついていないという印象につきる。 つまり、扱っているテーマは興味深いのに、性描写をはじめとするディテールの稚拙さ(というか童貞臭さ)、プロットの作りこみの甘さ(なぜその語りが必要?)など、作者の能力不足ばかり目立つ。 性や信仰といったセンセーショナルかつ大きなテーマを正面から扱うのであれば、作家自身も作品の完成度について高いハードルを設定し、それを「越えなければいけないもの」として研鑽・推敲するはずだと僭越ながら思う。だが本作を読んで一読者として勝手に妄想してしまうのは、「みんなの興味をそそるような要素を盛り込んでいったら、結果的に大長編になっちゃった。もったいないので出版しよう」という筆者・編集者の思惑だ。まぁ実際はそんなこと考えてないだろうけど、そのくらい毒にも薬にもならないし、大長編であるぶん時間だけは食う作品だということだ。 アメトーーク等の影響もあり、本作は商業的には十分成功した。でも作者はそれで満足なのだろうか? 酷評されるような水準の作りこみで満足し出版してしまうことはもちろん、酷評されることが分かっていて「せっかく書いたんだから」出版してしまうこと、いずれにしても創作者としては問題だ。次作にはまるで興味がないが、その金で飲む酒は旨いかと聞いてみたい気はする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本には、極端な思想に乗ってテロを起こすような過激な人間は描かれていない。しかし、この腐れ切った社会で生きねばならない不条理さにとことん追い詰められてきた人物たちが登場する。ニヒリズムが蔓延し刹那的に生きることを強いられた私たちの意識はそのちっぽけな存在意義に耐えられず不意に自己破滅的な言動を起こしたくなる。 主人公の男は教団内部にいながらそことは決別している矛盾を抱えた存在として描かれている。そして主人公の男はこう思う「そとから私を異端視する者たちに復讐したい」と。これは身勝手な憶測と被害者意識に過ぎない。しかし、こういう意識と私たちは無縁なのだろうか?少なくとも私にはこの小説の世界は、不条理に対する抵抗に身をやつす人間のビジョンを的確にとらえているように思える。 石原慎太郎元都知事は日本人のアイデンティティはお笑いと性欲と食欲の3つになってしまったといっていた。この小説では、性欲について描かれていたと思う。この小説は日本人として読んでおいといたほうがいいと思います。 なんでこんな身勝手なやつがSEXできておれはできないんだよおおお | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夫が読みたいと難しいように思えたが、私でも難しい文章ではない。 私も読んで見たくなりました。大手の書店で働いている人たちも進めてる。 夫は世界文学、日本文学も相当色々読んできている人だが、中村文則さんは初めて 広告で知り買ってほしいと言われた本で活字も私でも読みやすい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
難しい内容だけれど、純文学のような芸術的な言い回しをしているわけではないので、わたしは大衆文学だと思った。 しかし単純に大衆文学と言ってしまうと違和感が生まれるのは、本来主軸となるはずの娯楽要素(ドラマ)の影が薄いから。 登場人物たちに感情移入することもできず、ただ傍観者として物語を読み終えて、あ~面白かった!!とはならない。だからそこで終わればこの本はつまらなかったとなる。 実は、この本の主軸はドラマではなく“教え”で、表面上のドラマが大衆文学の体を成しているが、これは教本であり、似たものをあげるなら聖書(読んでもつまらなかった記憶がある)だと思う。言ってしまえばドラマはおまけに過ぎず、生き方を考えるきっかけ、あるいはヒントがこの中にある。必要ない人には必要ない。しかし、不要かどうか一度確かめて見てほしい。 鵜呑みにするのではなく、あなたの考えを上乗せしながら。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
特に斬新さもなく、登場人物に特徴がなく、ここまで分厚い本にしなければならなかったの疑問になるほど、内容がないものだった。 オウム真理教、ISILの日本人拘束殺人事件からインスパイヤーされた内容を組み合わせて、そこに性のスパイスを入れただけのお話です。 とにかくよく調査されて、たくさんの文献を読み漁ったことは理解できますが、論文を書くのではなく、物語を書いて欲しい。私は物語を読みたくて、この本を手にしたはずなんですが。。。 ここまで長い文章を最後まで諦めることなく(途中で何度か放棄しようとしたが、「きっと最後は面白いくなる」っと信じていた)読みきった私を褒めて欲しい。 最初の章はダラダラと無意味に続き、きっとこれは意味があるのだと読み進めたが、結局、必要ではなかった部分が9割はあったと思う。最後は多少スピーディーに話は流れたが、読者は置いてけぼり。結局、都合が良い展開と結果で面白くない。人間の深さが書かれていないから、一体誰が誰なのかわからない。 女性は都合よく「性」のおもちゃにされており、「笑わせるな」と思ってしまう。論理性のある内容もあるが、都合が悪い部分は、非論理的な感情論に逃げてしまっている。 評価が高い作家さんなのかもしれないですが、この本は面白くないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主に前半に出てくる教祖の話は、自分が昔大学で学んだ哲学の授業みたいでとても面白かったです。飛ばして読むと眠くなってまうので、じっくりと意味を噛みしめて読みました。ただ後半にいくにつれ、登場人物それぞれがどのように考えた上でその行動をとっているのか、ということを考えていると、わかるところもあれば反感を感じるところもあったり、気持ちと行動の因果関係がよくわからかったりとなかなかすんなりとは入ってきませんでした。自分的には前半の教祖の話はよく理解できました。ここまで話を面白く膨らましておいて後半どうなるのかとかなり期待もしました。が、後半の登場人物の気持ちになかなかの拒否反応があったり、行動に納得できないところがあったりしました。しかもあらすじの展開が安易というか、チープというか…。最後の終わり方もありきたりでとても残念でした。前半の面白さが後半で台無しになったなあ…という感じです。途中までなら☆5つでしたが。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
好みはいろいろあると思いますが、自分には合わなかった。前半の教祖の話が長すぎる、ストーリーの展開が遅い。自分の読解力のレベルが低いのもありますが、一人称が誰なのか、主役が誰なのか?迷子になる。その2点でかなりフラストレーションがたまりました。 女性読者からの性的描写などの表現に対する指摘が数々上がっていますが、男性から見ても、なんだかストーリーから逸脱するほどの描写で、官能小説?長編だからここまで書いても割合的には薄くなるから官能小説にはならないと思っているのかな?と思った。 登場人物に魅力を感じなかった。 宇宙や宗教、物理について熱心に取材されたんだろうなとは思いますが、そういう知識を小説のなかで知り得たのはとても良かったですが、逆にそのウェイトが高すぎて小説の胆、ストーリーに関しては、ごめんなさい、全く楽しめなかった。 でも、テレビ番組始め、方々から多大な評価を受けている小説なので、逆に面白く感じることができなかった自分がおかしいのか?と少し自己嫌悪にもなりました。ちょっと悔しいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
様々な意見が上がっていたので、興味本位で読み始めたが導入部分から教祖の言葉で一気に引き込まれた。 純文学は娯楽よりも芸術性に重きをおいているので、芥川龍之介の作品のように最後まで考えさせる作品だったので、性的描写があります、お気をつけくださいと表記の上(もしかしたらあったのかもしれないが)、発売されていればそこまで荒れることはなかったのかなと思う。 ただそうすると、中身を誤解されてしまうかもしれないんで、難しいかな。 いずれにしろ、純文学作品というくくりも正しいのか分からないが、強烈なメッセージ、欲望に正直になった人間の姿、これらが様々な視点で描かれているので一度目を通す価値は高いと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの人物も最小限の外見描写だけれど、読み進むうちに、台詞や登場人物が聞いている音楽、読んだ本でその個性が立体的になってくる。しかし女性がひどい。若い女性はみな細身で美人でAVみたいなセックスを提供する。 前半、若い美女のひとり峰野が退院した教主 松尾の食器を洗いはじめ、私がやる、と声をかけるのは 教主 松尾の妻。このシーンが象徴的。 男達はワクワクする科学と思想と冒険の世界を生き、女たちは性と食事を提供して皿を洗って片付ける。 いつまでたっても、謎のような台詞ばかりで、女性は立体的にはならない。 冒険する男を支えるためだけに存在する女の描き方にうんざりして、ここのレビューを見て 半分を残して読むのをあきらめた。 いっそのこと「性の道具として扱われる女」だけのほうがすっきりする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典宗教、特に仏教、また物理学を用いて世界の成り立ちや人間の存在意味を丁寧に説明している。 登場人物も丁寧にバックグラウンドを描写し、キャラ立ちしている。 確かに性的描写の部分は長く、安っぽい官能小説のように感じるが、この小説では性が重要な意味を持つからやむを得ないと思えた。 あと、公安の位置づけがあまりに現実離れしている。 (強大過ぎるし、リスクを取りすぎている。 ) だが、全体としては、次の展開が気になり、読みやすいし、作者のオリジナルティある人生観や宗教観を知ることができ、大変面白い。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!