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教団X
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教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全329件 281~300 15/17ページ
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けんかしている仲間がいて、そこに火に油を注ぎに行って、何か解決の助けになるのか、という昔話のたとえばなしが、ここのところ通じたのは日本かもしれない、 守ろう。 あと、セックスを、やたらしちゃいけない、と教えられるのは、やたら人が増えると食べ物がたりなくなるから、でも自然界で何百万も、子を世にだしても、親に成るまでほとんど生き残れない、その記憶かもしれない。 | ||||
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他のレビューにあるように、性行為のシーンは確かに多いが、作品の本質はそんな表面的なところにはない。 この作家が、作家として人間として追い求めているものを物語の形で表現しているだけだ。 人とはいったい何者なのか? 何故生まれ、何故生き、何故死ぬのか? この作家は、人間の、人間社会の、根源的な問いの答えを追い続けているのではないだろうか。 秩序がなく混沌としているようで、しかし、今の我々の本質を余すところなく描いているのではないだろうか。 とにかく、読み応え十分で、読んだ甲斐があった作品。 | ||||
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アメトーク本好き芸人を見て購入しましたが、正直がっかりです。 私は普段、宮部みゆき、山崎豊子、湊かなえ、岸祐介などのしっかり調査に基づいて書かれた小説を読むのが好きで、又吉さんがすすめていたのでそういう部分も信頼できると思ったのですが、期待し過ぎてしまったようです。 とても厚みのある本なのですが、内容が薄く、登場人物が少ないです。楢崎、涼子、峰野、高岡が若い男女の主人公的な役割で、あとはおじいちゃん教祖とレイパー教祖です。他の信者はかなりモブ的な扱いで、なんでそんなデタラメな宗教にはまってしまったのか説明がほとんどされていません。レイパー教祖の目を見たら途端に圧倒されたとか、フシギな気分になったとか、その程度の説明です。おじいちゃん教祖の宗教の説明は、とても長く、調べたことをそのまま書いただけのように見えます。独白形式にするにしても、信者に質問されたりとか、途中で笑ってしまったりとか、なんらかの合いの手が入るのに、文章ダラーっと書いてあります。読み手への配慮が足りてません。(家庭内DVされた人の独白も無駄に長いです。ちょっとの文章で多くの人が察することができるエピソードについては推敲するべきです。) また、レイプや乱交のシーンが多すぎるのと、その描写の下手さが気になりました。正直言って、レイプではそんなに簡単に濡れないし、レイプした相手を好きになることはありません。ホントにただいきなりレイプするので、びっくりしました。去年話題になった明治大学の強姦テニスサークルでは、お酒に睡眠薬を入れて飲ませ、OBの自宅やホテルに下級生が運びこんで、寝ている間に強姦し、その写真を収めて、ゆすりに使うことによって性奴隷にしていたらしいです。性奴隷にした後も、シラフでは濡れないのでドラッグを使っていたそうです。よほどのセックス好きでもない限り、いきなりタイプでもないオッサンにレイプされて奴隷になる人はいません。女性をナメるのもいいかげんにして欲しいです。 宗教の説明については、イマイチ最新の情報を書けているとはいいがたいです。東日本大震災後、宗教の勧誘のやり方も結構巧妙になった話がテレビやネットのニュースで報道されているのに、そういった情報もなく、涼子の勧誘の仕方ヘン過ぎるし勧誘できていないし。オウムが2つの団体に別れた頃の時代で情報が止まってると感じました。 私が一番気になったのは登場人物が少ないことです。これはドラマや映画化されるときに、キャストのギャラが多くなくても良い内容なので、映像化を狙っているのかと思いました。TBSの金10でやるとか、日テレ系の映画でやるとか、作者は期待しているのかと思いますが、正直、やめてほしいです。この作品を見た男性が、女性の性に対して誤解するのではと、とても心配しております。 | ||||
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この本にはいろいろなテーマが出てくるので、ストーリーはあるのだが、テーマでこれといったものがなくて混乱した。 まずたくさんのセックス描写が出てくるが、それが量子力学の素粒子物理学と関係があるのかな。またそれが宗教ー神が存在するのか否かということとどう関係するのか、イマイチよくわからなかった。またアフリカの武器密売組織によるテロ行為に関係する高原とかいう人物も出てくるが、それがテロを起こす時に別の幹部がテレビで靖国神社のこととか政治の右傾化などを演説するが、そのへんをこの作者はいいたかったのかな。 しかし基本はラブストーリーで、もっと言えばイケメンの男を巡る女の争いとも言えるし、イケメンホストに熱を上げる女と変わらないので、よくあるはなしともいえる。 しかし最後のあとがきで、作者がのべているように、世界と人類の俯瞰のなかで、個人の内面を描きたかったというのがテーマであるので、納得。それだといろいろな登場人物の背景を詳しく描いた理由がわかる。 初めはオーム真理教のようなカルト教団の内幕ものかと期待したが、あまりのセックス描写の多さのせいで、ただのエロ小説かとおもった。 | ||||
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宗教と物理学、国家と戦争などなるほど…と思う部分もありつつ 半分まで読み進めました。 この後 どんな展開が待ってて真の悪は何だろう…多方面に展開してる話がラストに向かってどうなるのだろう…と期待してましたが…。 それほど驚く展開もなく 意外な黒幕もいなく 執拗な性描写やグロテスクな表現と物語の真意がことさらリンクすることもなく…でした。 性描写が単純というか単調な表現の割に度々出てきて、しかも男性に都合のいいAVのような印象で女性からしてみるとちょっとしらけました。 そこが物語に入り込めなかった理由の1つかもしれません。 ただ それぞれの登場人物を通じて 作者が主張したいことはわかりました。 宗教というより現政権に、「今」に言いたいことがいっぱいあったんだな~と。 主張自体、共感するところがなかった訳ではありませんが、物語に織り混ぜつつ主張するというよりは主張がそのまんまベターと書かれてる感じが残念でした。 | ||||
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文章の半分が先生の説法で、 途中飽きちゃうのと、 うんざりする感じですね。 でも、この仏論や何やらで、 話を埋める感じは、他にも沢山あるし、 正直、慣れてる人には、ふーんあっそ。 ハイハイって感じで。 で、さらっと読み進めます。 自分は他人の思想を覗くのが好きだから、 この部分は嫌じゃなかったんです。 思想、哲学、力量系の本を大量に読んでれば、 あー、ハイハイまたこういうのね。 で、軽く読めます。本当は重いんだろーけど。 ただ、食傷気味になったのが、 陳腐な女性の台詞と描写ですね。 わざとらし過ぎて、一瞬で不快になれます。 絶対有り得ない背景での妄想が暴走みたいで、 不快を通り越して苦笑しました。 全部台無しにしちゃってる感じ。 この部分本当に必要無いんじゃないかな。 誘惑するとことか。 えぇー変なの、女性はこんな風に、 ビッチ風に誘わないよw とか、思ってました。 男性の性の願望って、 本当に下手くそなAVみたいですね。 改めてチープな下品勘違いを再確認出来て、 良かったです。 ストーリー部分だけでまとめれば、 もっとタイトに広がったのではないかと。 もう少し全体像を引き締めて欲しかったです。 以上。 | ||||
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長いお話だが、最後まで飽きずに読めた。純文学作品で、ここまで面白ければ大したものだと 思いました。 ただ「青臭いなあ」と感じるところも。 今の安倍政権について、「右傾化して、危険!ボクたちは平和を愛するんだ!!」 と、この作者の人は、この小説の登場人物を使って、熱烈に主張します。 ここが、この作品の読後感の分かれ目になるのかな?というのが私の感想。 今、戦争反対と市民団体が主張してますが、それらに共感できる方は、 この作品を読んでも、気持ちがいいと思います。 逆に、中国があんなに攻撃的な事を、色々な国に仕掛けているのに、 それを止めることを何も考えないで、ただ反対するだけの、 無責任な理想主義者には困ったもんだ、と思っている方は、 この作品を読んでも、そういう不愉快さが残ると思います。 素粒子理論、宇宙理論の話とか、政治や企業の裏側など、 作者が、今の段階で知っている知識全部をぶちこんで、 小説のカタチにしてるので、読者によって「すごい知識の量だ!」 と感動するか、「なんて薄っぺらい知識なんだろう」と見下されるか分かれるでしょう。 | ||||
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読んでてこんなにつまらない作品は久しぶりでした。 特に前半部分は読んでて楽しさがないし、長々と宗教などの説明や専門的な話が多くとてもじゃないけど読み続ける意志が沸きませんでした。 これを読む前に「サラバ」を読んだだけに教団Xは本当につまらないの一言でした。 | ||||
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ここ数年で一番たのしめた純文学作品だと思います。あくまでも純文学作品としての最高峰なので、テレビ見ただけで飛びついた人には受け入れられないかもしれない。 | ||||
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男性のファンタジー的要素の強い作品でした。 ちょうど、過激なヘアヌードと手厳しい政権批判が混在している雑誌、あるでしょう、あの感じです。 女性にとってはちょっと滑稽な性描写がくどかったです。あんなもの本気にしているのは男性くらいのものですから、女性は読んでいて「それ本気で女が望んでると思っていたの?(笑)」という感じです。 あとは男性が夢見がちな世界の悪の話です。悪はいつも性とからんでいます。それ以外の悪についてはあまり話題にされません。 文章も少し硬かったです。中学生の男の子とちょっと長くお話した、という感じの読後感でした。 女性にはお勧めしません。 | ||||
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まーおもんない。 私もアメトークからですが、テレビの思うつぼですね。 1800円でしたっけ。 無駄にしました。 この重い辞書どうしましょ。 はじめて売りに行こうかなと思っています。 私の本棚にはいってほしくないです。 | ||||
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紹介されて面白そうだなと購入しましたけど内容は途中に無駄な描写が多すぎて 性描写だらけですので 買うのはやめたほうがいいと私は思います。 | ||||
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「教団X」という題名と表紙から漂う怖い新興宗教臭、TVで又吉若林がおすすめしてて面白そうなので買いました。 絶賛してたからとかではなく単純に「いい宗教と悪い宗教2つの宗教の話」って説明と、この本の主人公楢崎が思うように宗教っていう多種多様な恐怖的なものに対しての興味で買いました。それこそ出てくる宗教2つに洗脳されることを期待するように。 しかし読み進めていくと待っていたのはそんなものではなく、 「良い宗教」というのはただ博識な爺さんが数人と同居生活しているだけで、「悪い宗教」の方は取り立てて悪事も非人道的なこともしないただ羨ましいほどに働きもせずただセックスするだけのエロスの集団でした。 はい、宗教あんま関係ないです。独自の宗教が行われているわけではなく、片方はキリストやブッダについて量子力学などを混ぜて持論を展開した授業のような演説をするだけ、もう片方は何も言わずただセックスするだけです。 ページ数と参考本の量が多く情報量がたくさんありますし面白い個所も数か所ありますが 官能小説的な個所が多くて億劫に感じます何分話の軸の悪者がハーレム教の教祖ですから。 | ||||
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ラジオ番組で紹介していたので購入しました。 後半は荒唐無稽な感じの箇所もありますが、非常に面白く、一気に読んでしまいました。 | ||||
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内容は可もなく不可もなく、他の書評ほどひどくないと思います。丸一日で、不満を覚えつつ読み終わりました。芸人の書評が大げさで期待が過ぎました。言いたいことは二点。1.作者の独特の昏さが出ていない。ご不満を覚えた諸姉諸兄にはこれに懲りず”銃”や”掏摸”の文則ワールドをぜひ味わってほしい。2.私も左寄りの人間なので作者の言いたいことはよくわかる。しかし、それを登場人物にそのまま言わせてしまうのは、少しnaiive過ぎると思う。手塚治虫や池澤夏樹のように作品に投影するのが文学だと私は思う。 | ||||
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紹介されたので今話題の「教団X」を購入。 辞書並に分厚いので読み応えありそうだ!とワクワクしていました。 が、宗教・宇宙・原子などちょっと理解し難い内容が続き、 必死で読むも文字をなぞっているだけで内容が頭に入ってこず。 一度読んだら止まらない!みたいな感じは一切なく、 とても読みずらく、盛り上がりもない本でした。 あと10年ぐらい経ったら読んでみようかな、 と思う程度の本でした。 | ||||
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確かに読む人を選ぶ.でも,村上春樹を絶賛する人たちは抵抗なく読むんじゃない?羊たちの沈黙を本で読んで楽しかった人,あるいはカート・ボネガットの猫のゆりかごのアイス・ナインのような形而上学的な遊びを面白がれる人,もしくは埴谷雄高の死霊にでてくるガマガエルみたいな登場人物に愛着を感じた人にはお薦めです. | ||||
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評価が低いですね。番組で紹介されたから購入するっていうのが、読書家の私には理解できません。 性的表現を気にされている方が多いようですが、村上春樹氏や北方謙三氏の作品を読まれてる読者なら難なく読めるとおもいます。人それぞれ好みがありますから、まずは本を手にとって数ページ読んでから購入する事をお勧めします。 | ||||
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全く頭に入らないし、性的描写が多くて 気持ち悪くなった。テレビで10年にあるかないかという本って 又吉が言っていたのを鵜呑みにした私が愚かでした。この作者のファンや宗教を考えたい人のみ 読んだ方がいい。 | ||||
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私もアメトーク組ですが、この本は普通の人にはちょっと苦痛と思われます。読書オタクの人は展開にしがみついていけるのだと思うが、なんせストーリーは散漫だし、登場人物多いし、実はあんまり伏線ないし、根気がない人だと読み進めるのが、辛いです。テーマが幾つも同格で出てくるけど、相互の関連性は希薄か。この作者は何か一個のテーマに集中して書いたらより良いものが描けると思います。 | ||||
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