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教団X
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教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全329件 61~80 4/17ページ
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とっ散らかった本を読むのは初めてです。 どんなに稚拙な文章を書く新人でも、こんなに酷く無いです。 こんなにテーマひろげるだけひろげて、納得できる回収ができていません。 これなら短編集にしてテーマ毎に主人公を変えた方がマシじゃないでしょうか…。 私には小説家に憧れた中学生男子が、初めて書いた小説の様に感じました。 | ||||
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この作品が面白いと感じられる人間になれて良かったです | ||||
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600ページに及ぶ長編であること、中村氏の文体も相まって読みにくさは否めませんでした。 しかし、散りばめられたものの考え方などは人の在り方を私に自問させるものになり読んだ意味があったと感じています。 | ||||
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ドストエフスキーという原液をたっぷりと薄めた上澄みのような哲学、参考文献をそのまま貼り付けたかのような説明的な文章、人物には個性がなく最後まで誰一人として心に残らぬ。 バタイユ、ジュネ、サドなどで性描写は慣れているが、これはあまりに陳腐。 三島や大江の時代に比べ、純文学もここまで堕ちたか。••• | ||||
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前半の量子論や自由意志が云々の話は最新科学の 知見がベースとはいえ、所詮は教祖の(筆者の?) 妄想に過ぎないし、それをベースに人生論を説教しても何だかなあ。後半の戦争論や貧困論は特に 目新しさもなく耳タコ。ストーリーも暴走を思わせて、結局何も起きないし、最後のよっちゃんの演説も唐突でストーリーの主題とも思えない。結局、鍋の中に美味しそうな食材を思いつく限りぶち込んだけど、出来上がった鍋は不味かったって典型。まあ各食材は不味くはないから星3つかな。 | ||||
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この本は、宗教団体の物語を描いた「フィクション小説」の体を成していますが、実質は作者自身の「政治思想書」 です。日本に対する悪意に満ちた印象操作や、根拠のない陰謀論で満ち溢れていますが、真面目に抗議しても、 「フィクションですから」「表現の自由ですから」と片付けられてしまうだけでしょう。 日々組織犯罪の対応に勤しむ公安関係者や、近隣国の脅威の対応に勤しむ防衛関係者、発展途上国で真面目に事業 を展開している企業関係者を挑発する内容や、女性を単なる性の道具として扱う描写の多さに、非常に悲しさを 覚えます。この作者は、これらの人々の誇りを著しく傷つけています。これらの人々がこの本を読むと、大変気分 を害されると思います。 逆に、情報リテラシー(膨大な情報の中から適切に情報を取捨選択して、何が正しいのか判断する能力)が未熟な、 特に発育途中の若年層の方は、内容に感化される可能性があります。親御さんや学校の先生など周囲の大人の方は、 この本は政治思想書で過剰な性描写もあることを、十分留意いただきたいと思います。また同じ作者の本ばかり読む のではなく、幅広く読書することの大切さや、情報リテラシーの大切さをアドバイスいただければ幸いです。 ページ数が多く難解とのご意見もありますが、この本は次の4つの要素で仕掛けられているだけの、実は非常に単純 な本です。 1.宇宙の起源、原子論、宗教哲学など、一見学術的に思わせる不思議な話。 2.過剰な性描写。ポルノビデオに匹敵する露骨な描写や、強姦や猟奇的な描写。 3.様々な宗教グループと、その教祖や信者達が繰り広げる不可解なストーリー展開。 4.作者自身のイデオロギーに基づく、プロパガンダやアジテーション、デマゴギー。 1から3までは、読者を惹きつけるためのフロントエンドに過ぎず、600ページもある割に、漫然とした内容が延々と 続きます。2は前述のとおり単なるポルノです。1と3が難解なのは、作者が単に難解に作っているからだけです。 よって、1から3の要素に囚われ過ぎると、この本の本質を見失います。この本のバックエンドが4だからです。ただ 4は、作者自身のイデオロギーを「物語の時間軸に関係なく」「様々な登場人物に」「分散的に」「分かりやすい 表現で」「代弁させる」という子供騙しの手法が取られており、「長文」もあれば「短文」もあるのが特徴です。 特に発育途中の方は、1から3に夢中になっている隙に、4に感化される可能性があります。この本は難解だけれども 面白いと錯覚されている方は、思い切って1から3の要素を切り捨て、方々に散らばっている4の要素だけを集めて、 繋げてみてください。そうすれば、この本がどういう本か自ずと見えてくるはずです。 4の内容は、低評価を付けられている沢山の方のレビューを読めば、十分理解できると思います。ただし、次の2点 だけは短文ながら非常に危険なものを感じ、どうしても見過ごすことができませんでした。 ・日本国内に、政府非関与の独立国家または臨時自治区の認定を訴えるシーン。 ・選挙制度を否定し、ばらばらになっている国内左翼に一致団結を訴えるシーン。 これは正しく、1970年代に実際に活動した「日本赤軍」や「パレスチナ解放人民戦線」といったテロ組織と同一の 活動理念です。両者は時に連携し殺人を伴う様々なテロ活動を行いました。日本赤軍に至っては、犯人グループの 一部は未だに逮捕されておらず、国際指名手配中です。民主主義者であれば、このようなテロ理念を明確に否定する はずですが、この作者は小説の終盤で平和平和と訴える反面、なぜかこのシーンに対する反駁や穴埋めのシーンを 一切設定していません。一体どういうつもりなのでしょうか。 ・この作者は、未だに世界同時革命に憧れる昭和型左翼なのでしょうか? ・それとも、読者をミスリードして金儲けをする平成型左翼なのでしょうか? ・本の収益が、何か良からぬ活動資金に流れていたりしないでしょうか? ・それは考え過ぎで、趣味のポルノコンテンツを買い漁っているだけでしょうか? 仮にこのような憶測が飛び交ったとしても、先に作者が公安や防衛相手に陰謀論を展開している限り、逆に作者自身 に対する陰謀論がブーメランのように返って来ても、文句は言えないはずです。勿論、公安や防衛にも不祥事や 不手際はあります。しかし、それでもこれらの機関が国の治安を保っているからこそ、この作者も含め国民は安全に 暮らしていけるのです。それでも、日本というのは疎ましい国でこの社会を転覆すべきだ、と本気で考えていらっ しゃるのならば、もう日本国籍を放棄されて、別の国家へ帰化されるしかないのではないでしょうか。 また、一部の業界関係者は、表現の自由を盾に本が売れさえすれば、何を書いても良いと思っている節があるのでは ないでしょうか。先日もある書店で、この本が数十万部突破といった帯を付けて、未だに山積みで売られている光景 を目撃しました。当時この本を番組内で大々的に宣伝したテレビ局にも、大きな問題があると考えます。 令和時代になった今、この本を新しい時代へ遺す意義は皆無です。 | ||||
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残念、物語自体は良いのですが、作者の偏った思想、主張が酷すぎます。しかもその内容が矛盾しているのが… そもそも人間が原子の塊でみな繋がっているなら指導者も民衆も詐欺預言者も自分でしかなく、右と左に別れて主張し合うことも無意味ではないのか | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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カルト教団に入った女性を探しに内部侵入する話で、題材自体は面白い話だけど、読んでみると 作者の思想を登場人物に語らせているのが大半かなと思いました。人生感、宗教、反戦、世界情勢などがその大半で 小説の中で語らなくてもいいことでしょう。肝心のカルト宗教の構造とか、人間の描写が薄くてそっちがもっと 読みたかった。 | ||||
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人気読書芸人たちがこぞって絶賛していたことを思い出して文庫版を購入。 内容はどこかから引っ張ってきたような宇宙論から「お●んこ〜!!」連発のD級ポルノ、さらにツッコミどころしかない「教団」設定に中学生のような政治論。どうかしていた。レビューを少し見ればわかったはずなのに。お金を払ってこじれた中二男子か残念な大学生の頭をのぞいたような気分。時間を返して。 | ||||
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めちゃくちゃ面白くて、何度も読みたくなる作品。 | ||||
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新聞広告で又吉直樹が絶賛していたから、読んだ俄か者の感想と断ってから書くが、登場人物が割合ぞろぞろ出てきて、あれこれしゃべるのだが、キャラに説得力がなく、なんか、つくりが雑なんじゃないかと思った。 | ||||
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文系なので、随所に出てくる素粒子、原子、反陽子、ビックバン、量子力学の部分はさっぱりわかりませんでした。 ただ、松尾の考え方は普遍的で非常に共感できるものでした。 非常に長いので、読みきれるのか最初は不安でしたが、読み始めると一気に引き込まれて一週間程度で読み終えました。 やたらと出てくる官能描写、色々な人物からの視点で進む物語などで、好き嫌いは分かれるかと思いますが、私は読んで良かったと思います! | ||||
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小十郎と政親の成長が魅力的に描いてました。 | ||||
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あんまり文学には星1をつけたくないのですが……が、あまりにも酷かったので1です。 何より文章が酷いです。中村の悪文は有名ですが、今作は長いだけあって特に乱れてます。(掏摸や銃ではさほど気になりませんでした) 特にきになるのは文間(句点から句点の文意の距離。近いとロジカルに遠いとリリカルになります)がバラバラで、意味があるなら良いのですが、特に見えず。主題と関係ないので意味がないです。結果的に文意が繋がらず、パラグラフ単位で意味が通じないところが多々あります。文章単位でも酷いのがありますね。かなり平易に書いてるはずなんでしょうが。 とは言っても、「中村はエンタメと純文学の接合を図っているのだから、文章よりも内容だ」というご意見もあるようなのですが、内容もダメでしたね。 まず、教団が書けていません。当然です。この作品の主題は宗教でも教団ではなく政治論・大衆論だからです。 このタイトルを持って、教団とか宗教に宿る謎をを突き詰めず、(極めて)一般的な政治論になったあたりで作者の逃げな気がしました。 著者はカルト教団を媒介に使って信者ではなく大衆の心理に光を当てた……と思っているんでしょうが、結局、主要人物どの人物造形も紋切り型から抜けていません。「人間とはだいたい一緒でそういうもんだ。だから罪深い」とかそういうことではなく、明らかに造形を試みて失敗しています。つまり著者は宗教に対しても人に対しても偏見にまみれています。 政治論だとしても結局ここが痛すぎでダメです。こんなことになるなら、教団を丁寧に記述すればよかったのです。なぜ政治と結びつける。文学っぽいものを描こうとした感がありありで浅はかです。 決定的な汚点は、著者の主張をそのまま登場人物に言わせてるところです。 小説における主張や作者の政治思想そのものが問題なのではなく、エッセイやネットで主張していることまったく同じことを(しかもセリフとして)言わせてます。それが正しいとか間違っているとかではないです。物語に内包してくれ。作者最大の甘えです。大江はこんな小説書いていません。 こんなが日本の文学の代表になっていくのなら、日本文学の先行きは暗いと思います。掏摸は翻訳だから評価されたのではないでしょうか。せめてまともな文章書けるなら、主観だけの評価から離れるので2を与えてもよいのですが。 | ||||
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正直に言えばストーリーはめちゃくちゃだ。というか目茶苦茶を詰め込んだ感じ?文庫本にして600ページも読まさせられた挙句、出てくるのは「これは何だ?」という言葉。大多数の人が困惑を感じ賛否両論になるのは当然。ただそれだけのパワーがあるということ。ただ、登場人物がこれだけ多弁な小説が日本にあったか?各自が語り手になっていくことでリアリティを増す手法は最近よく見るやり口だが、それにしてもみんなよくしゃべる。ドストエフスキーかよ、ホントに。ドストエフスキーに言及する場面もあるので作者に意識があったのだろうか?セックスとテロとポピュリズムと新興宗教と量子論が主テーマだが、それより教祖・松尾の生命論が面白い。著者が最後に「共に生きよう」というメッセージを伝える。「結論」はそれか?とツッコミを入れたくなるわけだが、いずれにせよ解釈がいろいろ別れる小説は悪いものではない、と思う。 | ||||
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多くの方が述べられている通り、本当にひどいです。性描写が下品で、借りてきた言葉を書き連ねているだけで、 内容は薄っぺらくて、全く頭に入ってきません。アメトークで大絶賛されていたのと、西加奈子さんがラジオで勧めていたので、読みましたが、西加奈子さんまで嫌いになりそうなほどです。いろんな事情があるとは思いますが、メディアに出る人はもう少し責任持ってほしいです。人の時間とお金を無駄にする恐れがあるのですから・・・ | ||||
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自問自答を繰り返せる、なんども読み返したい本です。色々な問題定義が出来ました。 | ||||
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登場人物の(主に過去の)話に結構引き込まれます。 最初の松尾の話は気軽には読めなくてしんどいところもあります。 まだ続くのかとも思いながら読んでいましたが、内容はなかなか興味深いです。 松尾:「原子」「意識」の考え方 戦争の過酷な体験や、帰還後の以前の団体について 高原:アフリカで強制されたテロ活動について 沢渡:東南アジアで善意/悪意が共存しながらの医者としての活動について あと、教団に多くの女性たちがいる理由も後半見えてきてちょっとスッキリしました。 | ||||
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メディアやSNSでも話題になっていた作品 読み始めはレビューで書かれてるほどひどくない、むしろ面白いと思って読み進めましたが、途中から流し読みになりました。 難しい題材の内容を色々扱っていて、それが理解し難いからつまらないという理由ではなく、単純に話がとっちらかっている印象。登場人物にもまったく感情移入できませんでした。 特に酷かったのは自分の政治思想を長々と登場人物に演説させ、チープな陰謀論を書き連ねていることです。 この作品は誰に向けて書いているのだろうか?作者の自己満にしか感じない作品でした。 | ||||
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