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教団X
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教団Xの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全329件 121~140 7/17ページ
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作者だけが気持ちいい、読者おいてけぼりのオナニー小説。 そのためにお金を払ったのかと思うと、ただただ腹立たしい。 | ||||
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参考文献を切り貼りして作ったような序盤は、目新しさはないが、文章も悪くないしそこそこ面白い。 だが中盤から、作者の主張めいたところが出て来る箇所は、冗漫な上に全くもって面白くない。 こんなつまらない本をテレビで熱烈に薦めて、世の中に読書嫌いを確実に増やした芸人の罪は重い。 | ||||
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作者の思想が反映された内容かなと。ストーリーに引き込まれるが、政治的な話になるところでいつも興醒めしてしまう。左派の方にはオススメ。カエルの楽園のリベラル版? | ||||
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この本が大きく売れた理由の一つが「アメトーク」の読書芸人に絶賛されて紹介された事である事は間違いないだろう。 その事は果たしてよかったのかという疑問がある。 確かに商業的には良かっただろう。その事によって広く本書が知られベストセラーとなった。 しかし、それは普段それほど深く読書をしない「テレビで芸人が絶賛してたから、たまには小説でも読んでみるか!」って程度の一般層にも読まれる事となり、その人達の評価にさらされる事となった。 この事は悲劇だったと思う。 この本は大衆受けする内容ではない。 構成もわかりづらいし、ジャンルで言えば純文学になり、エンタメ小説ではないのだ。 ストーリーの面白さや、キャラクターの面白さで読ませる小説ではないのだ。 娯楽小説としての面白さを期待している人達にははっきり言ってオススメしない。 時間の無駄になるだけなので、他の人気作家の本を読んだ方がいい。 ここのレビューで星1個が多いのは、需要と供給があってないからだと思う。 「アメトーク」を見て本書を手に取った人達は、娯楽小説としての面白さを期待していたのだと思う。 その期待には応えていないので、そういう人達の評価は当然低いだろう。それはわかる。 「何が言いたいのかわからない」と言ったレビューが散見されるが、それはそのとおりだろう。 だって、結論は書いてないし、内容も宇宙論を語ったり、靖国神社問題を語ったり、食料問題を語ったりと、てんでバラバラで焦点が定まらないから。 でも、それは作者だってわかってて書いてるでしょう。わかりやすい起承転結がある話ではない。 万人受けする小説じゃないし、賛否両論ある内容だろうと承知で書いていると思う。 後書きにも 「小説は読む方々の内面の傾向によって受け取る印象が異なるものだけど、この小説は特にその傾向が強いかもしれない」 と書いている。 さらには 「でも、たとえ部分からだけでも何かを感じてくれたら嬉しい」 と書いている。 一般受けする小説じゃない事は作者も百も承知なんだよ。 単に小説の筋を追って楽しむタイプの本ではなく、小説の中で論じられている宗教だとか宇宙だとか、そういった内容に対し、自分はどう思うか、どう感じたかなどを考えながら読むタイプの本だと思う。 少なくとも僕はそうやって「いや、その考え方はおかしいんじゃないか?」とか「その説はあり得るな」とか時々読むのを中断して、色々考えながら本書を読んだ。 読者に多面的思考を求めてくる小説だと思う。 だから、そういう一般受けするタイプの内容じゃない本を「アメトーク」で絶賛し、オーバーな惹句で宣伝したのは、それで本書を買った人、本書、双方にとって不幸だったのじゃないかなと思う。 本来なら本書は少数のコアな読書家の間で「あれ結構いいね」と口コミで評価されるような本だと思う。 ただ、いくらなんでもこの内容で星1個って事はないだろうと思う。 僕自身の評価は星3個(普通)の評価だったが、あまりに不当に低評価をつけられてると思うので星4個にしておこう。 最後に。 娯楽小説としてストーリー展開などの面白さを期待して本書を読もうとしている人がいたら一言助言したい。 「他の本読んだ方が面白いと思いますよ。求めてるジャンルとは違うと思いますよ」と。 | ||||
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まさに人間の煩悶を文章に起こした感じでした。考え方、信仰の対象、趣味趣向が様々であるように、この作品のどこからどこまでを受け入れるかも人それぞれですね。 | ||||
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私は大好きな話です。 「人物の書き分けが〜」「稚拙な文章」とか言う人は、ただ批判したいだけの残念な人です。 他人の評価なんて気にせず、買って読んでみれば良いかと。 | ||||
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小説を読むのが好きで特に遅読ということでもないが、本作品は1週間もかけてようやく読了に至った。 というのも、本のボリューム以上に小説の内容のスケールが大きく、かつ深くて、作品に登場する教団の教祖やその周囲の人々の主張が世の中の様々な問題を提起することから、その問題を考え始めると、読むスピードが大きく遅れるため。 宗教の話題だけでなく、男女の性の問題、世界的な貧富の差の問題、テロの問題等々、各問題だけでも1冊の作品になり得る問題がかなり多く提起される。 ただ、こうしたある意味で読むのが面倒な作品であったが、知的好奇心はかなり刺激され、作品を読むながらこうした問題を考え続ける時間が続き、この作品を読んでいる1週間は頭から煙が出そうなほど、多くの問題とその解決策、代替策等を自分なりに考え続けた。 読了後もしばらく呆然とするほどの疲労感があったが、読書好きの私にとってはこうした疲労感は嫌いではなく、傑作小説であったと言える。 | ||||
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性描写がエロ漫画レベルで苦痛でした…なんで女が強姦で喜んでばっかりなんだと不快…ありえない性描写に吐き気さえしました。物語の盛り上がりとかなくても別にいいけど、無駄に長いと感じた本でした。似た感じの文章感でも、又吉さんの火花は面白かったんですが。苦痛の中、読み終えました。子供がいる人は、あんまり家に置いておきたくない本かも。 | ||||
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確かに、人物の描き分けはあまりうまくなかった。全体を貫くストーリーも、ややダイナミックさに欠けた。 だが、面白かった。まず、素材がいい。カルト教団を中心に、世界の貧富の問題(南北問題)、第二次世界大戦に対する歴史観の違い、アフリカの職業ゲリラ、唯識論と唯物論の止揚、宗教の発生に対する洞察、脳科学と最新理論物理学をちりばめて配置した。それらを、主要人物の独白という形で、ちょっと乱暴に長々と書き上げている。作者が意見やコラムという形でこういうことを書けば、世間はもっと反発しただろう。それどころか、上げ足を取ってバカにしただろう。そもそも、発表する媒体さえなかっただろう。 これは小説だ。だから作者は好きなことを好き勝手に書けるのだ。作者の思ったまま、ストレートに政治だろうが権力機構だろうが外交問題だろうが、遠慮なく書けるのだ。フィクションだから。ここが作者の土俵だから。 これだから小説は面白い。 | ||||
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人間とはどの様な存在か・・・、著者の考えを、論述的に小説的に描いた作品との印象。神、宗教、性について考えさせられた。性描写は、多寡の差はあれど、人間存在を語る上で避けて通れないかと思う。論述の多さは、本来は小説のベースとなる考え方についても、読者の理解を助けるため、あえて説明してくれているものと思う。全貌を把握した上で再読したい。 | ||||
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まず初めに、 ページ数が多いこと自体は全く問題ではないですが、そこにそれだけの価値がないと無駄ではないのかと感じました。 途中で冷や水を浴びせるが如くの意味が不明瞭な文章の羅列が挟まり、「何故このような文章がここに挟まっているのか」という困惑が生じます。 そこに著者の意図を見出すことが出来ず、楽しむことが困難でした。 次に、 参考文献が多いことは良いのですが、著者の中でそれらの情報を上手く落とし込めておらず、統一感に欠ける印象でした。 物語の登場人物からは著者のカラーが色濃く反映されていたので、それらと調和させることで一体感が表現できると思います。 最後に、 純文学とは何か。ということを読者に考えさせることに成功したのではないかという一点において評価にあたいすると私は考えます。 | ||||
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団塊の世代でもないのに作家の身に何が起きたら、ここまで反日思想を持つに至るのか疑問に思います。 日本人をこき下ろしてアジア圏で本を売りさばこうとしている村上春樹のような左翼作家なのかと疑いました。村上春樹や川上未映子と同じ左翼思想の持ち主です。 ・「日本人を黄色い虫と表現」 ・「あの戦争において世界中から怒りを買った関東軍の中国での暴走」 根拠もないことを書いています。 ・「第二次世界大戦を全体主義に駆られて行なった兵士たちは気持ちが良かった」(快楽殺人だったことを示唆する描写) ・「国旗に向かって敬礼する行為は、ハイルヒトラーと叫び右手を上げていたナチスと同じ」 ・「現代の日本は中国と韓国を仮想敵国に仕立て上げて国民を右傾化させる為に洗脳している」 ・「慰安所を作り軍人にコンドームを配布していたくせに、アジアの解放など甘ったれたことをいうな。日本人を狂気に変えた戦争だ」 ・「あれはアジアへの侵略戦争だ」 ・「中国と戦ったのはアジア解放ではなく侵略の為。中国利権が目的だった」 ・「靖国神社について、英霊と表現するのは卑怯だ」 ・「目玉をくり抜いたり、ペンチで肉をちぎっていったり、身体の皮膚を薄く剥がしていくような、日本人がすぐに思いつく漫画のような残忍な趣向」 このような左翼描写が多くて驚かされます。戦争体験者でもない人間がまるで自分で見たかのような描写ばかりです。 中村文則はインタビューでは安倍政権打倒を叫び、アジア各国で日本の中傷を繰り広げている左翼作家です。 この作家の発言には何の根拠もありません。騙されないようにして下さい。 | ||||
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世界には、人間には理解できないことが山ほどあって、昔の人々はそれを神の意思と考えた。 神の存在感が薄くなった近代の人々は、理解のできない多くのことを神に託すことができず、とりあえず権力者の意思と考えるようになった。 神の意思なら諦めもつくが、権力者の意思と考えると腹が立つ。 みたいなことがあるのかな、などと考えることができたのが唯一の収穫。 | ||||
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カルト集団の教祖や指導者が数人出てきまして、殆どの部分はその思想の説明と性描写。 教祖の一人が死んで思想の説明が減るかな?と期待したらまだまだ続く説明。 性的な教団がそれどころじゃなくなってきて性描写が減るかな?と思ってもやっぱりまだまだ続きました。しかも強姦されて喜ぶパターンが多く大変不快。 終盤いきなり教祖のサイコパスな過去が出てきてましたが、今の姿と全然繋がらない気がしました。 二人の教祖の精神的な関わりなどがあったらよかったのになと思います。予言めいたことを言ってたので期待しましたが… | ||||
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宗教はその時代背景を必ず含んでいる。信じたいことを信じるだけの話なんだろう。そのようなことを感じさせられた。 | ||||
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又吉が勧めていたので拝読。少なくとも言えることは、火花よりは圧倒的に面白かった。 ただ迷ったのがこの唐突に入れ替わる群像劇ですね。 誰が誰の事を言ってるのか分からないこともしばしばあり、これは今誰の感想なのだろう、と思いを巡らすのも楽しいのですが、なにせ登場人物が多いのでそういう意味でも疲れてしまう。最初の方に出てきたドアに穴をあけて覗いていた男が誰だろうな、と思い読んだら、最後まで名前無しの「色狂い」という男でした。(これには正直笑った) うーん。連作短編という形式でも良かったのでは? と思いました。 あと松尾さんの話が結構面白かったのですが、こう~最初のスタンスのような真理を探究する人ではなくなっていったのが少し哀しかったです。彼の人生を考えたり、自分が何にもタッチしてこようとしなかった姿勢を考えたとしても最終的に一本にまとめようとし過ぎてそこがやや強引な印象がぬぐえなかったです。 物語の登場人物の個人個人の動機は良かったです。ここはグッド。ただ、これ高原が主人公だろう、と思いましたね正直。群像劇だし主人公がいないんだよ、って言われたらそれまでですけど、書き方みると楢崎が主人公で、でも彼が話の中心にいなくてほっとかれる、という不思議なお話。ピントをどこに合わせるべきか大いに悩みます。あと最初に誰を主人公と思うかって凄く重要だと思います。そういう意味でもやはり連作短編の方がよかった。ここがやはり雑に感じてしまった。 あと全体的な印象では伊藤計劃の「虐殺器官」に感じたような乱雑さを感じました。 この物語はもう一個上にいけそうな気もするのに、作者の落書きのようにもなってしまった。だから星3です。光る物はある。 | ||||
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本屋さんで平積みにされてたので、面白いのかと思って購入。 他のレビューにもあるとおり、本は厚いが内容は薄いです。 結局何が言いたかったのかなあという感じです。 文章もとてもうまいとは言えません。 立花涼子が消えた理由にすごい意味があるのかと期待して読みましたが 本当に何もなくて残念。 最後まで読んだ点を加味して星2つです。 | ||||
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アメトークで紹介されていたので読んでみました。 読むのが苦痛で途中で読むのを辞めました。特に性描写が長くてイライラしました。本を最後まで読めなかったのは久しぶりでした。 又吉先生の「火花」は面白かったのですが、又吉先生とは本の好みが合わないことが分かりました。 | ||||
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様々な宗教思想を、平易な文章で解りやすく説明してくれる部分は面白い。ただ、後半はもう一つ。国家や宗教を相対的に描くなら、朝日新聞的な「日本悪玉史観」はもう読み飽きた、と感じてしまう。日本政府、警察、官僚が悪、テレビや庶民が善って、単純じゃないかな? あと、後半は特に「この日本語、ちょっとおかしくない?」と感じる部分が目立つ。細かい様だけど、クライマックスで冷めるのは悪印象なので、 もう少し校正がんばって欲しいです。そこが直れば星3つかなー。 | ||||
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星1つのレビューが多かったので、逆に気になって読みました。 が、あんまり面白くなかった。 一言で感想を言うと、作者のマスターベーションのような本でした。 ただただ知識をひけらかしている描写が多く、為になるんだけど 嫌味がある。SEXの描写が多く、やりすぎ感がある。 あとだらだらと長く、登場人物が薄い。 この本は参考文献の転載が多いんじゃないかと思いました。 そんな書き方に思えました。 | ||||
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