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解錠師
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解錠師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 21~40 2/5ページ
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ミステリというより、ロマンチックな恋愛小説として読めた。 小説として非常に面白く、読書の楽しさを味わえた。 この本には、映画では味わえない、小説ならではの醍醐味がある。 翻訳がすばらしい。「ぼく」という一人称もぴったり。 「解錠師」だと年取ったベテラン職人をイメージするけど主人公は十代の若者なんだよね。 この本は、題名とミステリ本として出したことで損していると思う。 | ||||
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アメリアとの恋物語にはキュンキュンきたけど、ミステリとしては退屈だった。 主人公が解錠師になるまでの話となってからの話が交互に語られていくが、 たとえばそこに捕まってからの10年の話を絡めるくらいのプロットの複雑さがあってもよかった。 口がきけなくなった幼少期の出来事も、必然性が感じられなくて陳腐。 | ||||
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出た!少年成長自分語りストーリー! このタイプの小説は面白くなかったことがない。 サイダーハウスしかり、ホールしかり、ジャンパーしかり、そしてこの解錠師しかり。 ストーリーはジャンパーにちょっと似てるかも。 特殊能力を持った不幸な生い立ちの主人公が、能力をフルに使って人生を切り開いていく感じ。 この作品はそれに加えて、「主人公がしゃべれない」っていうフリカケがかかっていてご飯がおいしい! そもそも、人間の人生10年分をたった1冊で紹介するんだから面白くないはずがない。 金庫解錠という新ジャンル感もグッド。 | ||||
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作者スティーヴ・ハミルトンは、たんなるミステリ作家という範疇をこえた才能の持ち主であろう。 本書の主人公マイクルは、八歳の時に我が身に起きたある事件からのトラウマから話せなくなっているが、収監されている刑務所のなかで回想しながら声に出せない一人称でこの物語を語り始める。 時系列を、行ったり来たりを繰り返しながらストーリーを展開してゆくことに違和感を覚えずマイクルに感情移入させられながら読者は翻弄されてゆく。 異なった時系列が、やがて収斂してゆく巧みなプロットには、著者の並ではない才能を伺うことが出来る。 本書は、たんなるミステリ小説ではなく、甘さに流されないロマンス小説とも思える斬新で新しいジャンルのミステリ小説であり、著者が十年に一人というような才能を持った作家ではないか、と評価しながら読み進んでしまった。 評者は、スティーヴ・ハミルトンの初作『氷の闇を超えて』を、まだ読んでいないから早速読んでみようと思いながら本書を読み終えた。 | ||||
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翻訳ものは、原文に忠実な翻訳を心がけるせいか、読みにくいというか、物語の流れが掴みにくいのですが、比較的読みやすかったです。 解錠師という技術の描写もなかなかおもしろかったし、おすすめの1冊です。 | ||||
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一言でいって最後まで何が何だかさっぱり解らなかった。ハヤカワミステリだから面白いと思ったのが間違い。 | ||||
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久々に「読んだ」なー、という作品。 軽めのものを読んでいたので分量だけでもかなりだったし、内容構成も読みごたえあり。 時系列を絡ませた構成なのでしんどくなる人もいるかもしれません。 丁寧な筆致で紡がれる物語はなんだか次第に心をつかまれていく感じがしました。 主人公の感じる切なさや焦燥にどんどん共鳴していくというか。しみる。 読ませる力を持った作品だと思いました。 ただハードボイルドでもなく、ただミステリーでもなく、ただ青春でもない。 おいしいところをうまくまとめているなと。 おいしいとこ取り感が決していやらしくもなく。 一つ残念に思うのは翻訳。 「~したものだった」これの多用にガックリ。 ところどころ表現が主人公に寄り添っていない感じがします。 タイトルもちょっと??? そのままでよかったのではないかと。 なんだか職人っぽい「解錠師」より「Lock Artist」の方がしっくりくると思います。 時間ができたら原文で読んでみたいと思いました。 | ||||
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大きなどんでん返しや謎解きがある訳ではないのですが、 二つの時間軸が交互に進む構成、汗握る解錠シーンなどの描写で表現される 主人公の成長の物語はとても引き込まれます。 ミステリー小説というよりミステリー風のドキドキを混ぜた青春小説でしょうか。 物語の進行や物語の背景が新鮮でぐっと入り込んでしまいました。 | ||||
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構成の妙はあったと思う。 が、自分は、評判ほどにはのめり込んで読めなかった。 たぶん、主人公が半端に天才だから。この子が好きになれなかったから。 やたら過去のトラウマを臭わされ、勿論それが読み進めていく上での興味にはなるんだけど、 途中から鼻につき始めてしまった。 | ||||
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このミステリーがすごい! 2013年版海外編第1位だったので読んでみた。 期待して読み始めたからか、前半はあまり面白みは感じなかった。 ただ主人公と恋人の距離が縮まっていく過程に惹かれて、飽きはしなかった。 言葉を話せないがゆえに、恋人と漫画を描きあうことでコミュニケーションを図る、 なんとももどかしいけど、それもありなのかも、と思わせた。 それが後半は打って変わって、グイグイ引き込まれました。 解錠師−なぜ金庫破りに身を落としてしまったのか? デトロイトの男とは?ミスターGとは? 恋人との未来は? 刑務所に入ったわけは? 言葉を失った原因は? 数々のなぞが、それぞれに、割と納得のいく展開で明らかになり、 ちょっとしたどんでん返しもあり、 割と楽しめました。 犯罪小説の割には、はじめから獄中からの手記?という形で物語が始まっており、 「悪いことをしたら捕まりますよ」的なメッセージも明らかな、 青春小説ってことになるのかな〜? | ||||
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普段あまりミステリーは読ず、著者について何も知りませんでしたが、なにか気晴らしに読めるものはないかなと思っていたら、アマゾンのページでちらちら見えて、「もの言わない主人公」に興味を覚えたので購入しました。 8歳のときの事件がもとでそれ以来、口がきけなくなるほどのトラウマを抱えているという設定ですが、日本語の翻訳の文体のせいか、あまり悲壮感がなく、主人公の過去が語られる(描かれる)までは、たんたんと物語が進み、鍵をあける過程に焦点が絞られていたので、読みやすかったです。 | ||||
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話が過去に遡ることが多く 戸惑うことが多かった。 恋人との絡みも理解できない展開もあった。 | ||||
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部万展開が結構あるので分かりにくさはないのですが、少し読みづらい点も有りました。肝心のところも思っていたほどのモノでは無く処理されていてので、少し拍子抜けの感じもしました。いかにも外国の小説という感じです。 | ||||
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主人公が解錠技術を身につけたのは何故か。 それによって何が起こったか。 そして刑務所に入っているのは何故か。 そもそも話すことができなくなった出来事とは。 読者は複数の謎を追いかけるのだが、 主人公の過去の時間経過は一定の法則によって分割されて提示される。 これにより、読者にとって追わねばならない謎は 常に目の前にぶらさげられていることになる。 いつも目先にニンジンだ。 ページをめくらざるを得ない。 話すことができない主人公による饒舌な手記。 そんな形式で書かれた優れた青春冒険小説として楽しんだ。 メカニカルな事柄を文章で理解することが苦手なクチで、 だから解錠作業のくだりは少々読みづらかった。 それは、でも、瑣末なことであり、 誠に面白い物語だった。 「面白かったぞ」と酒場で知人に薦めている。 | ||||
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中古とは思えないくらいくらいにキレイな状態で、とても嬉しかったです。 | ||||
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切ないけど、暖かい心が通う作品。ストーリー中の景色が映画のように浮かぶ。 | ||||
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金庫破り、ピッキングと言ったら聞こえが悪いが、解錠師なるとちょっと別です。 子どもの頃ちょっとした憧れはありませんでしたか? 私は安物の鍵や、貯金箱に針金を入れ、カチャカチャやっていました。 知恵の輪と類似の感覚だったかもしれません。 解錠には不思議な魅力があります。 この小説はそんな思い出のある方にはぴったりな作品。 さまざまな鍵や金庫を開けるときの緊張感と快感が読者に伝わってきます。 解錠師になる前となった後の主人公の時間が交互に描かれ、徐々に過去が明かにされていきます。 サスペンス小説で一番重要な緊張感を最初から最後まで持たせ、間延びがありません。 とても楽しめる作品です。 | ||||
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軽いのでいつでもどこでも読めます。 また、じっくり読んでも面白い。 主人公はとっても魅力的。 出来のいいミステリーです。 星3個は単に好みの問題。 | ||||
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新聞の書評で知り、まず図書館で借りました。悪党一味であるはずの主人公の、瑞々しい青春を、忘れていないつもりだった心の片隅に、純粋に呼び起こされている気持ちになり、締め付けられます。 金庫破りと、億万長者の派手でクールで危うい生活と、一生出逢えそうもないスリルを存分に味わえるのも一級というカタルシスがありました。他の作品も読みたい! | ||||
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エンターテイメントとしての本の魅力は 充分にある。けれど、読後感は、どんでん 返しの割には、人物の描きこみがどうも平板で 興醒めしてしまう。 、、と何処かに書いたようなレヴュー。 そう「珈琲相場師(ハヤカワ文庫)」の読後感と同じ。 本の厚さも同じぐらい、、、。 ふと気が付きましたが 小説の題名の末尾に同じ「師」。 書評での評価も販促?いかさま「師」ってところでしょうか。 ハリウッド映画化のための小説に見えます。 | ||||
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