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背後の足音
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背後の足音の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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期待が大きい分だけ腰砕け。最初の殺人は被害者も異様なら、その処理の仕方も想像を超え、どんなに面白い展開になるのかを予感させるに充分であった。しかしだ、結果としてこのような小道具が後半で何も生かされない。これ以上はネタバレになるので触れないが。結局、犯人像は読者にも理解できないだろう。それにヴァランダーはいい加減なミスが多すぎて、自己管理のできないだらしのない単なるオッサンと紙一重になっているような気もする。色々な点で人間味も薄れ、次々と女性に振られる魅力のない人物とも思わせる。訳者に。上巻にある「進入」は「侵入」でしょうし、96年の作品なら「看護師」でなく「看護婦」でしょう。小山さんにも。リゴレットを「道化師」と呼ばないでください。 | ||||
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待ちに待ったヴァランダー・シリーズ最新刊!! ・・・・だったのですが、今回は正直苦しかった(苦笑)。 前作のようなスタイリッシュなプロローグもなく、事件もなんだかとってつけたような変てこな事件だし、同僚の死やら、無能でない読者ならすぐにピンとくる「謎の女」(謎でもなんでもないって!)の登場やらなんやらで、捜査の手法もなにもかも、無理無理な展開っ。 犯人の視点を中途ハンパにまじえたり、なんだか新人作家の作品読んでるみたいでしたよ(汗)。 いままでのようにホメまくりたかったのに。 みなさんにおススメしたかったのに。 随所に光るヴァランダーの独白や、魅力的な脇キャラに助けられてはいるものの、警察小説としてはいかがなものか?! という迷走の連続です。 まぁ、ヴァランダーの体調があまりよくないという設定ですから、「これはわざと???」って深読みさえしたくなる、いつもとは違う意味で「とほほ・・・」な気分に満ち満ちた読書体験でした。 まったくヘニング・マンケルらしくない! クライマックスの大捕りモノには、ヴァランダー自身、めちゃぶりを認めています(爆)。 そういうところ、憎めませんね〜。 作家もヒーローも苦悩した、格闘の末に生まれた作品、ってところでしょうか。 本音は☆2つですが、「ひいき」なんで1つオマケです。 シリーズものには山あり谷ありでしょう。 懲りずに自作に期待します。 | ||||
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