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博士の愛した数式



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【この小説が収録されている参考書籍】
博士の愛した数式
博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式の評価: 4.32/5点 レビュー 849件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全849件 661~680 34/43ページ
No.189:
(5pt)

数学が美しく思えた!

大嫌いな数学がすごく好きになって、もう一度勉強したくなるような本!場所は日本なのになんだか行ったことはないけど、フランスの片田舎のような…
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
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No.188:
(5pt)

美しく優しい言葉

事故に会い、記憶に障害を持つ「博士」のもとへ、一人の家政婦が訪れるところから話は始まり、最初、奇妙に映る博士の行状、生活、人柄が、家政婦とその子供の目を通し数式を解くように解きほぐされて私達に伝わってきます。優しい文体と構成、数学的なものが幾つか出て来るのに数学が苦手だった私にも抵抗感なく理解出来、読み終わりましたが、実に美しい日本語の書でありました。また、とても描写がたくみで、幾つもの表現に同調し、同じ匂いを嗅ぎ、風景を見たように感じます。久々、遭遇した名作。博士が私の数学も見てくれてたらなあ…。<…。
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No.187:
(5pt)

祈りと優しさに満ちた本

人を察してやる思いやり人を気遣う優しさに満ちた一冊自分の本棚にずっと閉まっておきたい大切な本になりました。
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No.186:
(5pt)

子供はひかり

ほどよく温まった紅茶が入ったマグカップを手のひらで包み込んで飲むと、 体の中からと掌、両方から体が温まっていく、そんな静かな暖かさに 浸れる作品でした。 「ブルースター」がたくさんついた老博士の優しさ・純粋さに 気づいた家政婦の「私」。彼女のことは多く語られていないが、 彼女の作る料理の温かさ、彼女に育てられた息子ルートの姿から、 彼女にも惹かれるものがありました。 この本を読んでから、わが子への接し方が変わったように思います。 子供と一緒にいることで得られた幸せをもう一度気づかせてくれました。
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No.185:
(4pt)

温かい。

わずか80分で記憶が途切れてしまう数学者(博士)。彼の家政婦、そして彼女の息子(ルート)の物語です。みんなそれぞれ一生懸命に生きていて、お互いを大事にし尊重し合える・・・そんな素敵な関係で結ばれている3人。主人と家政婦という関係が切れても、3人の関係は変わらず、施設に入った博士を毎月訪ねます。初めて読んだときはそれほど何か思うことも無かったのですが、最近読み返してみると、何か心の込み上げてくるものがありました。心が温かくなるような本です。おすすめです。そうそう、今度映画化の予定なんだっけ?
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No.184:
(5pt)

至高の愛の物語

面白かったです。どこかのレビューで、「川上弘美好きな自分に友人が薦めてくれたけどいまいち・・」というような感想があったけど私は逆でした。文体や醸し出す雰囲気は、確かにとても川上弘美と良く似ていました。終始抑えた筆致で淡々と語られているのに、何故か暖かく優しく、胸が熱くなる。川上弘美さんの『センセイの鞄』を読んだ時も同じような感覚に囚われました。(大人の恋愛小説なので)終始トキメキながら熱中して読みましたが、読了後、トキメキが嘘のように急に時間を無駄にしたような気分になりました。「え?それで?」と。これは決して『センセイの~』が駄作というせいではなく、私が恋愛だけがテーマで他に事件が起こらない小説を退屈に感じてしまう性格だから(←男の子が少女漫画は年中恋愛以外事件が起きなくてつまらんと言うようなものかな?)。でもこの作品の場合は、読了後も感動の余韻がずっと続いています。この差は多分、数学やタイガース等のスパイスが絶妙だったからではないかと。また『センセイの~』のテーマが”恋愛”だったのに対してこちらは”愛”そのものだからかも知れません。”ラブストーリー”という紹介があるようで、恋愛小説と誤解する書き方なのかも知れないけど、この物語は確かに”至高の愛”の物語であり、紛れもない”ラブストーリー”なのですよね。博士とルート、そして私の3人でいる事の幸福感が痛い程伝わってきて共感しまくり、幸せな気持ちでいっぱいなのに、同時にこの幸せすぎる時間がいつか崩れてしまうのではないかという恐怖を味わいつつ読みました。ああ、幸せすぎて怖いってこういう事なのか・・。
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No.183:
(5pt)

ゆるやかに、そして優しく流れる時間

「数式」という言葉が入った題名に少し腰が引けたが、「本屋さん大賞」受賞作ということで読んでみた。他のレビューにもあるように、「やさしい」作品である。作品全体を通し、ゆるやかに、そして優しく流れる時間を感じることができ、あたたかい気持ちにさせられる文章が秀逸である。「本屋さん大賞」がなげれば、私が絶対に読まない類の本であった。「本屋さん大賞」にも感謝したい。
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No.182:
(5pt)

数学に関する感覚的な描写が素敵

小説の内容自体、透明感にあふれており、美しさを感じる。特に、随所に見られる「数学・数式に関する描写」が、女性の優しさや素直さを引き立てている。自然対数eをその無限性ゆえに、「不自然極まりない」との感覚は学生時代に誰もが感じたのではないだろうか。数学と言う非日常的な学問によって、女性の"フツー"な感覚を表現する手法が非常に印象的だった。
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No.181:
(2pt)

TV東京の

女子アナの間で流行っています。大橋未歩アナが薦めていたので読んでみました。まぁまぁでした。
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No.180:
(3pt)

買う時に店員に「これがほんとにあなたが一番読んで欲しい本なの?」と確かめよう

知人に薦められ、また書店員191人が選んだ「一番読んで欲しい本!」とあったで、じゃあよんでやろうじゃないか、と手にとりました。比較的すっきりとした透明性のある文体ですいすい読めます。語弊をおそれずいえば、初期~羊あたりの村上春樹風の透明感を感じました。早い人なら数時間で読み終えることができるでしょう。数式を秩序や論理性、あるいは永遠性といったありがちなメタファーとしてではなく、逆に偶然の邂逅に見られる驚きやそのかけがえのなさへの慈しみとして用いているのかな、と思いました。例えて言うならレイチェル・カースンの「センスオブワンダー」を数学をネタに小説に焼きなおしたって感じ(よけい解りにくいか?)博士が示した「オイラーの定理」で、義姉の態度が氷解するくだりはまさに本書の感動的なクライマックスといえるでしょう。但し、所謂「泣ける本」というのとは少し違いました、私にとっては。(最も泣けることを期待して本を読んだ事など一度もないですが・・・)価格も含め全体的にいえば「まあいいんじゃない」って感じです。「よくできた物語。でも、文庫になってからで充分だったかな・・・何度も繰り返し読んで人生を共に過ごしたり、子供に背表紙読書でいつか手にとらせたい類の本でもないな」というのが正直な感想。ところで・・・これを「一番に読んで欲しい」っていうのは書店員としてはどうなんだろう、とまず思った。単年度の新刊の内から無理してそこそこのデキの物語を選んでばら撒くより、過去のコンテンツも含めてもっとほんとによまなきゃならない、よめばスリリングなものがあるはず。いまじゃPOPさえどこも画一的な「一見手作り風」になっとるがな。それと、「数学をテーマにした本邦初の文学」みたいな紹介されているが、『月山』『意味の変容』の森敦を忘れている。しかも、同じ芥川賞作家なのに完成度の高さは雲泥の差。20年以上昔、ラジオで角淳一アナが半分冗談めかして、「数学を究めれば文学になる。文学を極めれば数学になる」といったの記憶しています。この小説にそのコトバ以上のインパクトはありますか?
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No.179:
(5pt)

博士の愛した数式

タイトルだけ見れば少しとっつきにくい印象だったけれど、読み始めると止まらなかった。文章から作者の温かい目線がうかがえ、独特の世界にずるずると引き込まれていった。最近の作家は私から見れば皆似通った感じで読んでも内容をたいして覚えていないような本ばかりだったけど、この本は久々のヒットでした。
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No.178:
(5pt)

素直に「きれいだな」と思える物語です

割と淡々としたリズムでお話が構成されているように思いますが、たまに登場人物の感情が「ぶわっ」と爆発する場面があります、その対比がなんともいい強弱のリズムを生み出していて、思わず頁をめくる手が早まります。そして何より、このお話はほんとに美しい物語です。題名や前評判から「恋愛物」を想像していたのですが、人間模様にドロドロとしたものはなく、ただ博士の数学に対する敬意と、世の中すべてに対する敬意がひしひしと伝わってきます。物語の各所に数学論なるものが散りばめられていますが、学生時代数学が苦手で文型を選択した私でも、なにも気にすることがなく読みすすめることができました。そして、その「美しさ」がややわかったような気さえします。久しぶりに「いいお話」に出会えました。この本を薦めてくれた先輩に感謝!静かに胸が熱くなるような一冊です。
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No.177:
(4pt)

やさしい気分になりました。

登場人物全員の無償の愛を感じながら時間が過ぎていく感じが非常に心地良かったです。対人間にしてしまうと伝わりにくいのですが博士が数式に抱いていたような感情とリンクさせているのでわかりやすくもありました。
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No.176:
(2pt)

う~ん

読みやすかった。話も分かりやすいし、変に拘っていないし。情景描写も、分かりやすさに徹してたし、泣ける壷もちゃんと押さえている。ただ、すっきりしすぎているような気がした。痒いところに手が届く一作とはいえるけど、もうちょっと、そこんとこ強く掻いてくれといいたくなる部分もある。でも、バランスは取れていると思う作品。ストレートな感動に飢えている時は有難い作品なのではないでしょうか。その意味では、プロの仕事。
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No.175:
(5pt)

ある意味人生変えられた

恐らく、人生の中でフッと読みたくなるときが数回あるだろう。だからこの本を購入したこと強く肯定できました。
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No.174:
(4pt)

いいお話です

博士と、博士の数学に魅せられる「私」の気持ちがじんと伝わってくるこころにやさしいお話です。 ブルースター(「問題あり」の顧客書類用シール)がたくさんたまった博士のもと「私」が派遣されたところから話が展開していきます。それが「私」「ルート」、おそらく「博士」にも、人生に大きな幸せをもたらすものになる大切な出会いになるのですが、博士に手帳をのぞかれる数学の神様の計らいなのかなぁ、なんてふと考えました。 数字の魅力、それに没頭する博士の存在が心に響き、私とルートの幸運にじんとくる一冊です。
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No.173:
(5pt)

愛とは・・何か再び考えたくなる作品

1つの出会いを大切に何年も継続していくことによって得られる幸せの素晴らしさを知ったような気がしました。愛とは・・何か再び考えたくなる作品です。やはり本屋が進める「本」だけのことはあります!
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No.172:
(5pt)

実は、育児書?子育て参考書?

数学の苦手な子供や、数学の得意な子供に育てたいと思っている親に、ぜひ読んで欲しい。でも、それだけではなく、思いやりのある子にと願っている親にこそ、読んで欲しい。
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No.171:
(5pt)

読んで欲しい

博士は常に静かであることを望む。それは音ではなく、物事があるべき所にきちんと収まった状態をいう。博士にとって最高に静かなものは簡潔明解で美しく完璧な数式であり、数式には世界の全てが収められている。元数学の大学教授である博士と、その元に派遣された家政婦、その息子10歳のルートとの物語。博士の記憶は80分しか持続しない。たった一つの事が他の全てを狂わせてしまう。悲しいわけじゃないのに切なくて涙が出てきます。
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No.170:
(5pt)

初めての経験

かなりいろんな本を読んできたはずなのに、初めての経験だな。ラストシーンで泣いちゃったのに、なぜ泣いたのかがよくわからないんだ。なんだろ。生ける者に永遠はないし、永遠がないからこそ美しいものがある。人生が満たされたかどうかなんて単純な物さしではかれない。うん。みんな優しくみんな愛おしいうん。いろんなことを思った。読んでいろんなことを思って欲しい。《追記》なぜ泣いたのかわかった気がする。ラストシーンが美しかったからだ。その美しさがわかるためには、それまでの全文が必要で。そしてその美しさは、哀しいことに、永遠ではない。だから泣いたのだな。やっとわかった。
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