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博士の愛した数式
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博士の愛した数式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全88件 1~20 1/5ページ
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映画は見ていません。 登場人物が少なく、言葉がキチンと情景と共に入ってくる文体です。毎日寝る前に少しずつ読んでいました。後半に行くに連れ、読み終えるのが惜しくなって来ました。 最後の博士の様子がまるで画像でも見ているように刺さりました。 大きな事件が起きたわけでもなく、淡々と進む日常を切り取っただけかもしれないが…… この登場人物達が妙に愛おしく感じた。 不思議な力を持つ作品。 | ||||
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野球と数字、どちらも避けて通りたい私には結構なイバラ道でした。共感したい気持が空回る哀しさよ。。 この辺とか感動する所なんだろうな~なんて、いくつも通り過ぎるだけで終わった感じで残念でした。 | ||||
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なのだと思いました。 記憶可能時間が80分しかない博士に、家政婦とその息子ルートとが愛情を分け合う人間ドラマです。仕事のため毎朝訪ねて博士に会うときはいつも初対面。多くの家政婦がサジを投げる博士の記憶と数式の世界に、差別意識なく尊敬の念を抱いて飛び込む親子の姿勢は人として美しいあり様だと思います。 ただ、個人的には世の評価ほど感動したわけではなく、一つのドラマを見せてもらったような幸せな感覚で読みました。 | ||||
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低評価をされている他の方のレビューと同様に、リアリティに欠けるなという印象をもちました。 体温を感じにくかったし、スカスカで薄い感じを受けてしまった。 一方で、視点や表現が素晴らしかったです。 伝えたいメッセージを最大限に生かせる構図とタイミングで、パシャリと「情景を切り取る」カメラマンのような感じ。写真では物理的に写せない内面やコンテクストもパシャリと切り取れるのが文章表現の良さとだと感じさせてくれた。 ただし、織物のような作品全体の調和はない。 「それっぽいストーリー」を「美しい写真」で繋いでいるだけ。素晴らしい写真のツギハギのパッチワーク。 だから全体を通すとスカスカで薄い感じを受けてしまった。 この作品の出来は良いとは言えないけど、他の作品も読みたくなった。 それほど視点が良く表現が綺麗。本当に綺麗。 | ||||
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一気に読めたが、最後が切ない。 何か物足りなさを感じた。 また、最終場面が飛躍すぎるように感じた。 | ||||
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アンリミテッドで読みました。よかったですよ。 心理描写が中心で、背景描写や比喩はあまりないですね。 数式は途中から理解できなくなったけど、最後まで伏線として出てきた数式の意味が回収されませんでした。 自分で調べるか、数学に理解があればわかるのでしょうか。 語り部の女性の性格と年齢設定は、自分にとってはあまりよく感じませんでした。 聡明ではないし、年齢設定は若すぎると感じました。ここをどう感じるかは結構ポイントになると思います。 | ||||
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最近歴代本屋大賞作品を読んでいて、栄えある第1回大賞作品はどんな作品だろうかと興味を持って読んでみました。読み始めた頃は、80分しか記憶がもたないとか、背広の袖がメモだらけという設定に違和感がありました。しかし、10歳の息子が出て来たあたりから、博士、私、息子の交流が、数式、江夏などと絡まって、グイグイと作品の世界に引き込まれました。最後の方は感動に次ぐ感動で、さすが第1回大賞作品だと納得して読み終わりました。 | ||||
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評価が高い(本屋大賞・平成ベスト2)ので購入しました。 申し訳ないですが、あまり感動しませんでした。 探りすぎかもしれませんが、博士と未亡人の関係性にも? すみません。 | ||||
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存在については随分前から聞いていたのだが、何故か米国映画『ビューティフルマインド』の二番煎じと勝手に断定して、本作を避けてきました。 ところが、このところお邪魔している書評ブログの方が小川氏の作品について書いており、小川氏の作品はどんなものがあるかと物色している中に本作を発見、試してみようと購入に至りました。 さて感想ですが、やはり面白く、引き込まれるように貪るように読み、一日にて読了しました。 80分しか記憶の続かない数学者と、そこへ訪問する家政婦とその息子。老数学者の純真な探求心や子供への極端なまでの優しさ、家政婦の博士を見やる優しいまなざし、そして息子ルートの子供ながらに抱く博士への無垢な優しさ。こうした心情描写が小川氏の優雅で美しい文体で描かれています。 そんな読中に印象に残るのは、記憶の重要性です。 記憶とは、人のアイデンティティを構成する基礎部ではないかと常々考えていました。名前とか性別とかが自己のアイデンティティとよく言うのですが、私はいまいちピンとこないところがありました。むしろその根底には、自分が自分であるという記憶、その記憶こそが自分を自分たらしめているのではと思いました。 私は小学校三年生くらいから死ぬことが怖いと感じ始めましたが、私が死を怖く感じる理由の一つは、こうした『自分』という記憶がぷっつりと切れてしまうことへの恐怖なのかなと読了後にほんのりと考えてしまいました。 それを考えると、博士が日々感じる絶望感は如何ばかりであったかと考えてしまいます。自分に関する記憶の大部分が日々失われている。生きながらに死んでいるような気分であったのかと思います。 さて1点だけ注文を。個人的には後書きの藤原正彦氏の解説は盛り下がりました。これは要は作成秘話的な数学者への取材エピソードです。まあ読者のわがままなのですが、小説を小説として読みつつも現実として信じていたいところがありました。しかし藤原氏の話を読むと、美しい作品も結局は現実の作り話、一生懸命取材した末の創作か、とちょっと興ざめしてしまいました。 とは言え、淡々とした展開ながらぐんぐんと読めるし、しかも文章は美しいし、数学者と家政婦という取り合わせ・記憶というテーマも面白いと思いました。 | ||||
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「放浪の天才数学者エルデシュ」を読むと博士の元ネタとなった数学者がいることが分かる…。エルデシュは、子供をε(イプシロン)と呼んで、神のThe Bookに美しい証明が載っていると言ってるし。 靴のサイズや誕生日と言った数のやりとりは、ハーディーとラマヌジャンのタクシー数のエピソードが元ネタかな… | ||||
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ストーリーについては書きませんが、映画化したくなるような作品かなあ? | ||||
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月並みな表現となるが心暖まる物語。時間がゆっくり進む。主な登場人物は終始一貫し3人。然したる事件もない。然したる人間の衝突もない。非凡な人物設定とそれに紐付く数学のウンチクがスパイス。ゆったりとした人の優しさ、無償の愛と、またそれを設定により無に帰す儚さと切なさ、それらを絶妙なバランスで紡ぎ出す。 私のように推理小説や時代小説ばかり読んでる人間からすると、途中で退屈になるかもしれない。 | ||||
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博士と家政婦と息子の三人が過ごす日常を描いた作品。 登場人物それぞれに興味深い経歴や行動がありますが、特段深堀りされずに終わってしまったのが残念でした。 数式が沢山出てきますが、本の内容としては難しい物語ではないので、リラックスしたい時などに読むといいと思います。 | ||||
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私が中学生の頃に母と弟がが好きで読んでいた作品です。 特に弟は登場人物のルート君が好きでした。 数学が苦手だった私はタイトルから敬遠しており勧められても読むことはありませんでした。 それから10年がたち本屋でたまたま目にし購入に至りました。 内容は数学を通して家政婦(私)、とルート君(家政婦の子供)、博士の交流を描いたお話です。 おそらく読む年齢や数学の好き嫌いによってこの本の主人公が変わってくるのではないでしょうか? 私はずっと家政婦の視点でしたが、当時の弟はきっとルート君になって読んでいたんでしょう。 あとときおり出てくる博士からの数学の問題は解説があってもちゃんと理解できませんでした、数学って難しいですね。 星は3つで時々数学の用やら定理やらが出てくるため文系にはきついです。 | ||||
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数学という分野を小説の題材に用いるとしたらどんな作品になるのだろうか。SFなら異星人との遭遇を扱った「ファース トコンタクト」テーマだろうか、ミステリーなら暗号かダイイングメッセージ? で本書の著者は数学者と家政婦親子と のコミュニケーションを描いている。数学を共通言語として活用し、80分ごとの積み木崩しや阪神タイガースファンなど を添えながら優しい筆致で描写している。著者自身も数学が好きなんだろうな・・・そんな印象を受ける。ほのぼのとし た日常生活を支持する読者と数学というガジェットをもっと波瀾万丈な物語のツールとして好む読者とに好みが分かれる かもしれない。後半少しダレてしんどかった。(前半★4、後半★2) E=nd | ||||
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「博士の愛した数式」。その『数式』の意味すらも違います。大筋は同じなんだけれど、ところどころで違いがあり、最後は決定的に異なる。 | ||||
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繊細で美しい本だなとは思います。 ほっこりする場面もある。 でも私は感動できなかった。 主人公に魅力を感じなかったのかな。 気の毒な身の上だなとか、頑張れ、という気はするけども、 シングルマザーである必要性を感じない。 博士が子どもをとっても大切にする姿勢にはグッとくるが、 なぜそんなに子どもが好きなのかは理由が示されない。 博士の義理のお姉さんが、博士と付かず離れずの距離を保っているが、 煮え切らない感覚だけを覚える。 途中で、「何だか知ってるストーリーだな」と感じ、 最終的にこの本を読むのは二度目であることが判明。 良い本だと思いますが、それぐらい印象は薄い。 主人公の家政婦さんも、その息子も、 博士と出会う前から幸せで善良だったし、 博士はひたすら80分しか記憶が続かない数学者であって、 みんなが変化せず。 もしかしたら、そういうところが私の好みではないのかも。 | ||||
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80分しか記憶が持たないという博士のお話ですが、静かで美しく書かれている感じでした。 読む人によって、感じることが違うかな?と思います。 私自身は、相手を思いやる形は、いろいろで、繊細で難しいことだと思いました。 ちょっとした不注意で、つみあげたものが簡単に崩れてしまう怖さもあるな、とも思います。 | ||||
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数学者の博士と親子2人が数学を通して慈愛を深めていく物語。大事件やどんでん返しが起きるわけでもなく、日常を優しく描いたような作品でした。刺激が少なく心温まる小説を探している人にはぴったりだと思います。ただ個人的には物語のペース配分がいまいちでした。最初はとても幻想的で先が楽しみになる入り方でしたが、途中は停滞し、最後は駆け足になるといった具合で、ペース配分が謎でした。 | ||||
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