■スポンサードリンク


博士の愛した数式



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
博士の愛した数式
博士の愛した数式 (新潮文庫)

博士の愛した数式の評価: 4.32/5点 レビュー 849件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.32pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全849件 501~520 26/43ページ
No.349:
(5pt)

優しいストーリー

時間も場所も忘れて一気に読んでしまった。たとえるなら、普段目にしている景色を、きらきらと輝かせる朝露のような。私たちの視界に、一人ひとりの人間の、温かく、ときに切ない想いをそっと柔らかく添えるような、優しいストーリーだ。淡々とした文章に、これだけ心を動かされたのは初めてで、こういう作品もあるんだ、と驚いた。忘れられない一冊になりそうだ。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.348:
(5pt)

優れた虚構性

良い作品だ。心に響くものを感じたときに一つの真実を知ったと言って良いならば、この物語は私が知らなかった真実を含んでいる。現実と真実とは意味が違うように虚構でこそ伝え得る真実もある。自ら発想し他者に伝えたいと願う「真実」を表現する手段として、例えば作家が脳に汗を噴出させながら作り上げる「虚構」を舞台として、そこでの登場人物に表現させるというのがあるのだろう。純文学といわれるカテゴリーでは、この手段がよく見られる。そして虚構であることの言い訳(説明的文章)を決して加えない(加えなくて済む)ことこそが、「真実」の物語としての必要条件といえるかもしれない。この物語は、芥川龍之介を読むような味わいがある。が、昨今の芥川賞受賞作が言い訳付き虚構の感があるのに対して、久しぶりに優れた虚構性に触れた思いがある。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.347:
(5pt)

信じたい

「記憶ができない」という設定は、もちろん最初から最後まで変わることは無くて救いが無いなーと思って読みました。でも、そんなことは超越して人を想う心とか、愛することとかは、ずっと信じていたいと思わず感じる作品です。悲しくて泣くとかではなく、自然と涙が込み上げてきて、読後に清涼感を感じることができる作品です。かなり好きな一作です。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.346:
(5pt)

実に良い本です。

家政婦さん目線で書かれていて、最初はぎこちなかった博士との関係が徐々に深いものになっていくのが読んでいてすごく、暖かな気持ちにさせてくれます。特に中盤からは、博士の病気を忘れてしまうくらいに幸せそうです。 しかし、家政婦さんとその息子が3人の思い出を作っていくにもかかわらず、博士だけは違うという現実が、ものすごく恐ろしいです。 暖かな気持ちになる一方で、ものすごく胸を締め付ける作品でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.345:
(4pt)

甘く切ない思い

作者小川さんと、数学者の藤原さんの対談をまとめた『世にも美しい数学入門』を先に読んでいたのですけれども、やはり、順序はこちらが先の方がよかったようです。 数学と野球を題材にしながら、老数学者「博士」と、家政婦「私」とその小学生の息子「ルート」の心の繋がりを描いています。 数字を相手にしている博士は、思慮深く遠慮深い人でした。「自分が生まれるずっと以前から、誰にも気づかれずそこに存在している定理を、掘り起こすんだ。神の手帳にだけ記されている真理を、一行ずつ、書き写してゆくようなものだ。」と言っていることから分かるように、神の前に跪くように数字に向かっているからかも知れません。 博士はまた、子どもを大切にする人でありました。だからこそ、博士と家政婦である私の息子ルートとの接点ができるようになったのです。 私とルートも、博士を大切にしていました。80分しか記憶がもたないため、何度も繰り返される博士の話に対して、たとえどんなに聞き飽きていても、誠意を持って耳を傾ける努力をしていました。「私たちさえ黙っていれば、博士は失ったものの存在について知ることもなく、何も失っていないのと同じになるのだ。」というのです。 博士と、私とルート。互いに謙虚さをもち、感謝の念をもち、連帯感のような思いやりをもって生活していました。 温かさを感じることのできる作品でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.344:
(5pt)

リズムがあり読みやすい。愛と心に触れ合う物語です。

「完全数」だの「素数」だの、小難しい専門用語や、ときおり数式がでてくることもあったが、数学が苦手な私も、物語の中の「私」同様、毛嫌いすることなく、すんなり受け入れられた。 博士が私の数学の先生であったなら、きっと私は数学が得意になっていたに違いないと思った。 『80分しか記憶がもたない』という博士は、「数字」をこよなく愛し、そして子供を大切にした。 子供がいない場所では無作法な博士も、子供の前では行儀良かった。可愛がるばかりではなく、諭すように叱ることもあった。子供はそれを素直に受け入れていた。 そして、子供を褒めるのも上手かった。考えている子供に正解を言うことはしなかったし、考えて自分で答えを見つける楽しさを教えることが特に上手かった。 親はこうあるべきなのだな、と思った。 「数字にはリズムが大切なんだ」という博士のように、この小説を評価するならば、物語の展開がまるでひとつのリズムを持っているかのように、スムーズに運ばれる。 数学が苦手な人、子供への接し方に悩んでいる人、さまざまな人に読んでもらいたい作品だと思った。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.343:
(5pt)

絶対にオススメ。でもひとつだけ難点が。

博士の愛、数学の美しさ、ルートの賢さ。もう説明不要でしょう。難点:野球を`巨視の物理 つまり ニュートン力学`だけで捉えるのは、少しだけいきすぎ。参考資料:あだち充 作 『タッチ11』(新書版) 小学館引用 セリフ:「野球は数学じゃねえよな。」詳細:初版第19刷では、72ページの3コマ目。達也が孝太郎にいう。オススメ:特に指定しないがきっとみつかる。「量子論」について学ぶいい機会です。以上。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.342:
(2pt)

それほどでも…。

「80分」の設定は、「メメント」の方が断然面白く掘り下げています。数の不思議さについては、村上春樹の「百科事典棒」の方が、物語そのもののメタファーとして有効に機能しており、重要な役割を演じています。またマンデルブロー集合やゲーデルの定理についての解説本を読んだときほどの感動は覚えませんでした。また「江夏」や野球とのからみは必然性がなく、最後に帳尻合わせた感じがしました。メメント+百科事典棒くらいの完成度で、かつ小川さんの美しい文体で分かりやすく語られていたら、5つ星でした。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.341:
(4pt)

別世界に連れて行ってくれる

記憶が80分しかもたない数学博士と家政婦、その子供の間の関係を描いた小説であるが、読んでいると実にほのぼのとし時間がゆっくり流れている感覚を持った。通勤時間を利用して読んだが、通勤時特有の少しギスギスした気持ちから別世界につれてってくれて、自分を穏やかにしてくれるような小説であった。これまで数字や数式の美しさという事考えたことは無かったが、なるほどと思わせてくれたことも貴重だった。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.340:
(5pt)

子供は難しい問題で悩んでいる

小川洋子さんは この話を書いていたときに小さな子供を育てていて、洗濯物をたたみながら言葉を選んでいたとインタビューで読みました。 そして今同じように子世話中の私は 話の中の博士の言葉にとても勇気付けられました。 博士は、”子供は大人よりずっと難しい問題で悩んでいると信じて”いたり、”質問をされたら、正確な答えを示すだけではなく、質問した相手に誇りを与える”ことができたり、”子供を自分たち大人にとって必要不可欠な原子と考えたり”しているんです。1行の数式が度々登場して、それが博士の ”まわりと違って変なところ”じゃなくて、人間として”きまってるところ”を浮き彫りにしてくれて、小川洋子さんの中からでてきた言葉に癒されました。祈りというか、なんというか、感謝というか。 子育ての悩みはつきませんが、子供はもっと難しい問題で悩んでいると博士に言われると、そうですよね、と素直に謙虚になれそうです。 
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.339:
(5pt)

数字に嘘はない

私は学生時代数学が好きだった。なぜならば、我々が習う数学には答えがあるからだ。答えを導き出すために考え出した数式は、それが正しければ必ず正解が求められる。間違った数式ならば、問題と違った答えが出てしまう。やり方は色々あるが、そのやり方が正しければ、どのやり方でも全て同じ解が導き出される。 この話の中でも出てきたが、ゼロという概念は数字があみ出されたかなり後になって、その概念が発見された。今となってはゼロが存在することは当たり前であるが、ある意味不思議なことである。数学というのは、簡単な今では常識であることを証明することが困難である。1+1=2を証明することに全力を尽くしている数学者がいたということを以前聞いたことがある。 数字というのは、非常に奥が深い。正直であり、神秘なものでもある。博士はまさに数式みたいな人である。記憶が80分しかもたないので、何度も同じことを聞く。1+1が必ず2になるのと同じように。そして純粋無垢である。 現代社会は数式で表されないことが多い。1+1が0になるときもあれば、3になる場合もある。でも、博士の世界は必ず2になる。犯されていない純粋な世界だからだ。そして、純粋に義姉を思う気持ちも、数式のようにいつになっても答えは変わらなかった。義姉は0や3に答えを変えようとしたが、博士の答えはいつも数式と同じ2であった。そして最後に義姉も1+1=2になったのであった。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.338:
(5pt)

家族の愛、親の愛

僕は現代作家の作品は読まない。(海外作家と歴史小説は別だけど)なぜなら、そこに書かれている時代や風景が、あまりにも身近すぎてこそばゆい感じがするからだ。この作品は、単行本で出版されているときから、少々気になっていた。というのも、朝日新聞の書評に興味をそそられたからだ。しかし、「所詮、現代作家の作品」と頑固を貫いていた。そうこうしているうちに、寺尾聡主演で映画化されることになり、再び書店で平積みされだした。こうなると読まずには居られなくなった。実によい。小川洋子の作品はこれが初めてだが、厭味のない文調やストーリー展開の素直さ、そこに描かれている人物(博士、ルート、私)がいま目の前にいるような自然な描写にぐいぐい引き込まれていった。記憶が80分しか保てない博士が、毎日初対面の私やルートを慈しむ姿に親とは、夫とはと考えさせられる場面が多くあった。不覚、目頭が熱くなった。後世に残したい作品である。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.337:
(4pt)

「落ち」について、わたしは考えます

数学者の博士と家政婦親子の交流の物語。わたしには面白かったが、頭から数学的なことが苦手な人には取っつき辛いかもしれない。 「落ち」がないということも、議論にはなるだろうか。わたしは落ちがあったほうが読了感が強いと思う。伏線らしき事項があるので、終り方を期待してしまった。いや、「これはこれでいいのです」という声が聞こえてはくるのですが。*2007年5月に映画を見ました。ルートが数学の先生になっているという想定は非常に効果的だと思いました。いい作品になっていました。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.336:
(5pt)

温かさと幸せ

映画『博士の愛した数式』を見ました。ひねくれ者の私は「映画を観る前に原作読んどこお」というノリでハードカバーを買いました(既に文庫が出ていました)。じっくり読もうと思っていましたが、寝るのも忘れ、一晩で読みきりました。映画と原作に共通する点、その最も顕著なものは「博士の、子供に対する愛情」です。いつでも子供を気づかい、溢れんばかりの愛情をそそぐ。そして見返りはいっさい望まない。博士は、数学よりもむしろ子供を愛していたのではないだろうか。そう思わせるほどに、温かい空気で充たされ、幸せを感じさせる。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.335:
(4pt)

アルキメデス以来、ガロアやアーペルといった人たちもこよなく愛したもの

「ラブ・ストーリー」とあったので、読む前は、博士と家政婦さんの恋愛ものかと思ったけどぜんぜん違いましたね。けど、読んで「あぁ、なるほどね」の内容でした。読売文学賞と本屋大賞を受賞した作品ですが、「大賞」という名の持つ大袈裟さとにはそぐわない佳作、小品です。平易に淡々と書かれており、セックスや暴力とか醜さとは無縁な、しみじみとした感動を与えてくれる作品かと。読んでる最中、ついつい完全数とか探してしまったのですが、おそらく大半が数学嫌いである中学生や高校生に数学の副読本として読ませてもよいかと思う。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.334:
(4pt)

数学の料理法に「巧」です!

数学を題材として,こんな話を書き上げた作者のすごさに感服。博士の専門は,数学の中でも数論でした。素数,完全数,そして友愛数。難しい数式を使わずに,数の間の不思議な関係を語ることのできる分野。作者の題材料理のセンスを感じます。そしてもうひとつ。後半の重要なシーンで,ひとつの有名な式が出てきます。e^{πi}+1=0実軸の基準としての1。虚軸の基準としてのi。三角関数の重要定数であるπ。指数関数の重要定数であるe。そして,それらのすべての基準である0。全く共通点を持たないこれらの4種類の数が,すべて重なることで「0」という調和を得る。作中でも,家政婦の主人公が図書館でその意味を頑張って明らかにしていくのですが,難しい話抜きで「この式の意味=博士が言いたかったこと」が伝わっているのではないでしょうか。物語の内容にはあえて触れませんでしたが。ラスト付近で,家政婦の一人息子であるルートくんの進路を読んだ時点で,ジーンとさせます。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.333:
(5pt)

愛に触れます

ことば、文章の美しさに引き込まれ、博士の√に対する深く絶対的な愛にただ感動し、記憶が80分しかもたないことを知ることの深い悲しみに何度となく涙が流れました。読み終えたあとココロがほっこり暖かくなる一冊です。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.332:
(5pt)

心温まる小説

家政婦が博士の家を始めて訪問した時、挨拶もせず名前も聞かず、いきなり「君の靴のサイズは何センチかね」と問うのです。「24です」と答えると、「24か、4の階乗だ。すばらしい」といって、自己紹介もせず、すぐ数式に取り組む博士の姿。 野球少年である家政婦の息子が来ると「おお、なかなかこれは、賢い心が詰まっていそうだ」とその少年を「√(ルート)」と呼び、わが子のように子どもの心配ばかりする博士。 博士の記憶は1975年で止まっているのです。テレビもなくニュースも聞かず、ただ美しく数式を証明することに没頭する博士の姿が描かれます。 阪神の剛速球投手・江夏が今でも現役で投げていると信じていて、その背番号「28」(完全数でもある28)を愛する博士。少年とは阪神タイガースの選手の背番号で心が結ばれていきます。しかし、博士の記憶は20分しか持たず、いくつものクリップでつけられた紙のメモがブレザーにいっぱいくっついています。20分しか記憶の持たない博士にとって、家政婦はいつも初対面で、例によって「君の靴のサイズは?」と毎日問い、机に向かう博士。心温まる小説です。原作とDVDを両方見るとさらに良くわかります。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.331:
(5pt)

淡々とした日常の中にある温かさと数々の小さな感動

80分しか記憶がもたない老博士のもとに家政婦が勤めに行く…そんな設定が現実にあるものなのかどうかはわからない.そんな特異と思われる設定の上に成り立つ「日常」への感動とは何だろう?…と考えることもなく引き込まれる,博士と家政婦と彼女の息子の3人の生活へ.その生活の背景にある博士の数学への愛情と博士自身の苦悩.博士のことを心配しながら一緒に暮らすのは大変そうだけど悪くないかなと思わせてくれる.そしてこんなに数字のことを楽しそうに話してくれれば数学のことが好きになれるだろうなという気持ちにさせてくれる.とても良いです.
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235
No.330:
(4pt)

評判に偽りなし。

主人公は一定時間しか記憶が持たない。もう使い古されたストーリーだが、その主人公が中年の数学博士というところが案外面白い。この小説を読めば数学に対する意識が変わる。数学を文学的に捉えることによって、小難しい数理ではなく単純に美しいか面白いかという視点で数字を見ることができる。そして物語は数学の話だけでなく、恋愛、友情といった心を打つ場面も多い。無垢な博士はサリンジャーのライ麦〜を思わせる。美しい描写で、心が洗われる。本屋でこの本を見かけ、手に取り、購入した。この本を避ける理由はない。
博士の愛した数式 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:博士の愛した数式 (新潮文庫)より
4101215235

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!