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墓地を見おろす家
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墓地を見おろす家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全143件 61~80 4/8ページ
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メンタルの弱い人は読まない方が良い。 …といっても、この小説には心臓を悪くするような恐怖描写がたく さん、というわけではない。 主人公が悲劇的なラストを遂げるからである。 しかも、ペットのワンちゃんや幼稚園に通う可愛い一人娘まで道連 れにしてしまうのだから始末が悪い。 この作者は間違いなくサディストなんじゃないだろうか。 こういう展開って、メンタルが弱いくせに物語に入り込んでしまう 読者は、あとあと陰鬱な余韻がぬぐい去れない場合がある。 かくいう私もその一人。 こういう人は、この小説は読まない方がいいかもしれない。 ただ、この作者は、こういう悲劇的なラストを描くことによって、 この作品を、いい意味でも悪い意味でも(トラウマとして)読者の 記憶にねじ込もうとしたのだろうか? だとしたら、こういう姑息な(その場しのぎ的な)手法には賛同で きないな。 | ||||
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これは長編ホラーとしてはかなり面白かったです。古本屋で探しても無かった物なので嬉しいです。 | ||||
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読みながら「何か邪悪な感じだなあ」と思いつつ、読了した途端に 熱出して寝込みました。本はカミさんに捨ててきてもらいました。 単なる偶然なんでしょうが、自分にとってはそんな印象深い作品です。 | ||||
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他のレビューの方も仰ってる方がいましたが、終盤、主人公美紗緒の旦那が、弟に対する言葉や考えが不快で、違う意味で不快感がある作品でした。 中盤まではじわじわくる恐怖があり、最後の終り方も、まあいいかなって感じではありましたが、印象としてはやはり旦那のクズっぷりが不快だったなぁて感じでした。 あとクッキー(ペットのわんこ)や娘の玉緒は可哀想な感じがありました。 | ||||
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最近は国産ホラーも妙な方向へ進んでいますが、 ココらへんは正当なホラーという感じ なかなか怖かったし、読んでよかった作品 ホラーというものは、一度見てしまうと、 その上、その上の刺激が欲しくなるものなので、世代によって変わるのでしょうね | ||||
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古さは感じなかったけど、ただ怖いだけでこれで終わりなの!?と、叫びたくなること必至 伏線回収しないスタイルにビックリ | ||||
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念願のマンション購入。交通の便が良く、日当たり良好、商店街も近い物件で、なにより安価。滅多にない好条件に沸き立つ主人公夫婦だったが、ただひとつ、そのマンションは墓地と寺と火葬場に囲まれていた…。 あらすじを読んだ段階でゾクゾクッとくる和ホラーです。衝撃的な展開やページをめくらずにはいられないスピード感には欠けますがじわじわ忍び寄る恐怖と寒気が好きな方にはたまらないんじゃないでしょうか。 文章は堅苦しくなく軽すぎもせず読みやすい。視点はコロコロ変わるのでちょっと忙しないですが、さまざまな視点からマンションを捉えられると思えばいいかな。 ゆっくり恐怖が迫ってくる序盤~中盤辺りはワクワクドキドキしながら読みましたが、中盤以降急激に失速していくのが残念。冒頭のペットの死、略奪愛の末に自殺に追い込んだ前妻、マンションが完成した経緯など至るところに伏線を散りばめてますが、なにひとつ回収せず終わったのは個人的に大きなマイナス。ホラーに謎の解明を求めるなんて無粋という意見もありますが、欲しいのは解明というより回収です。なんとなく怖いシーンを書いて寄せ集めるだけならどんな作家でもできます。ただ書き散らかすだけではなく個々の伏線にもっと意味を持たせてほしかった。序盤の立ち上がりが本当によかっただけに風呂敷を畳まずぶん投げたかのような収束の仕方がひたすら惜しい。 全編通してあまり衝撃的なことは起こらないので(ラストを除く)登場人物の恐慌ぶりはちょっと共感しにくかったです。その点も踏まえ、総合して☆2.5。和ホラーということを差し引いても全体的にとにかく地味なのが痛い。 | ||||
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最後の方でのSFチックの展開は少々萎えましたが、充分怖くて楽しめました。 1985年頃はガス炊きの炊飯器で米を炊いている家庭もあったでしょう。 当時の生活、建築などを想像して読まないと、色々とげせない部分だらけですが、深く考えずに読み進めれば怖くてたまらないと思います。しかし、マンションに最後まで残るなんて強靭な精神力の持ち主です。自分なら鞄1つで一旦、逃げ出します。 | ||||
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ラストは非常にモヤモヤ感が残りました。 ホラー特有のラストを曖昧にして恐怖を煽る手法なんだと思いますが、それにしても今までの過程をまったく無視する終わりにはどうかと思いました。 でもつまらない本では決してありません。 途中まで次は次はとワクワクしながら読めました。 読んで損はないし、良かったと思います。 あと皆さん書かれてる疑問ですが、ストーリー当時は炊飯器はガスを使ってた所が多かったから停電でも動くんだとどこかで書いてありました。 | ||||
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書かれたのは1988年で、バブルに入るか入らないかの時期ですね。 当時はこの作品を知らず、四半世紀も経ってから読みました。 日本独特なホラーです。この手の作品では、不明点が残りがちですが、 生きてない何か?の謎は解けないですし、自然現象と割り切れば、 災害モノみたいな感じもします。どうーにもならん感じで抗う人たちというか。 映像化はされてないと思われますが、 結構壮大で、少しずつ現れる、盛り上げ方など、 設定を現代風にして、映像にしたらおもしろいかも。 | ||||
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伏線の回収がない投げっぱなしだという批判がありますが、私には「ホラー小説として」過不足なく上手に書ききってあると思えました。 きちんと行間に書いてあるそれを読み取れるか、読み取れないかの違いなのではないでしょうか。 漠然とした、わけのわからないこの世ならざるモノを描くのに1から10まで説明するなんてそれこそ馬鹿馬鹿しい話です。 私が星一つ減らした理由は母親が幼稚園年長の娘を側に置かないことが多すぎる不自然さを感じたからです。 | ||||
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品物の良さが見た目で分かり、手障りも気持ちの良いもので思った以上満足でいます。大事にします。 | ||||
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前々から気になっていたのですが、先日ふと思い出したので近所の古本屋で購入。評判通り、怖いとしかいいようがありません。この物語にははっきりとした「実体」を持ったものが登場するわけではありません。終始、黒い何かモヤモヤしたものといった描写でしかそれは出てきません。最初は、何か嫌な感じがするといったものでしたが、徐々に主人公たちを物理的に追い詰めていきます。最後のシーンでは、後味の悪さが際立ちます。執筆されたのが1993年にも関わらず、それほど古さを感じさせません。著者の描写力には脱帽です。ぜひとも一読をおすすめしたいです。余談ですが、他のレビューの方もおっしゃっているのですが、人が解けていく描写にちょっと笑ってしまいました。マジかよって感じですねww。 | ||||
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これが傑作扱いされる理由がわかりません 怪異に意味を見出すのはナンセンスだとも言いますが最低限の伏線回収は必要ではないでしょうか? これだと不可解な怖さなんてものは無くて、ただただ意味が分からないだけです あぁこれが傑作扱いされてるってのがある意味ホラーですね そこも含めてのメタ的な作品だとしたら文句無しに星5ですね | ||||
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墓地を見おろす家が気になってしまって購入した。恐怖に震えました。 | ||||
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かなり怖くて面白いですね 一気に読めるタイプです 他人のレビュー見るとバラけてるのが不思議 | ||||
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怖さは、まあまあ。 私自身は、得たいの知れないものや見えないものより、生きた人間の持つ狂気のほうが怖いと感じるタイプなので。 普段はサイコスリラーを好んで読んでます。 まあ、たまにはこういうのも良いんじゃないかと手にとってみました。 読みやすくて良かったです。 特に地下室。 エレベーターでしか行けないっていうのがポイントですね。 お手々ベタベタもなかなか。 でも、周りに墓地があるマンションなんていくらでもあると思うんですけどね。 このタイトルの付け方いいですね。 | ||||
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ネットのおすすめホラー小説サイトで紹介されていたので期待してページを開いたのですが・・・うーん。 前半はまだ、これから何が起きるの?ドキドキハラハラ、って感じで楽しめたのですが 後半からのトンデモ展開は何の捻りもないどころか、うわーマンションから出られないぞうわー、の繰り返しで一体何が怖いのかサッパリ理解できませんでした。 特に終盤のビーム攻撃は、あまりにもアホらしくて声に出して笑ってしまいましたね。 死んだ奥さんがどこかで絡んでくるのかと思ってたら、それも完全スルーだし、鳥の死骸や、転居先の事件も一体どうやって?という謎が残ったままです。 そもそも、なぜ主人公一家だけこんなに粘着されるんでしょう(笑)。他の家族は結局見逃してくれたのに。 中学生が考えたような穴だらけの杜撰なホラー小説が解説では絶賛されてたので、一体いつ書かれた作品だろう?と思って奥付を見ると、もう30年近く前の作品とのこと。 まあ、それなら仕方ないのかなぁ・・・。 | ||||
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舞台上で普通の生活を営んでいる人々がいる一方、 舞台裏、舞台下には得体の知れない何かが蠢いている。 そんな漠然とした恐怖を感じられました。 半ば強引に進められた地下街計画が頓挫するぐらいの「何か」が地中を蠢めいている。 それの正体は土着的な呪いみたいなモノなのでしょうか? 何にせよ、話の肝となる「この土地の地中は踏み込んではいけない場所」と言う印象をハッキリではなく漠然と読者に伝えている作者の力量は確かなものだと思います。 ニュアンス的には「動かしたら呪われる鳥居」「切ったら祟られる巨木」みたいな感じですかね。 そして怪異の原因が最初から最後まで登場していた事に気づいた時には頭がスッキリしました。 私だったら図書館に行ったあたりで引っ越してますね。 こんな「ストローみたいな怖い場所」には住みたくないですし。(笑) 心底ゾッとしましたが、炊飯器で失笑したので星4です。 | ||||
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例えば呪われたビデオを見てしまったとか 不吉な家に足を踏み入れてしまったとか、 どうして?なぜ?と因果を求めるとこの小説を 見誤ってしまうのではないか。 私はこの『墓地を見おろす家』はそういう類いの ホラー小説ではなく、どちらかと言うと 因果は関係ない妖怪怪談の部類に入ると思います。 地下室で主人公夫婦の子供が「かまいたち」に 足を切られたように、妖怪には因果はありませんから。 この小説に登場する禍々しいものが墓地が原因なのか、 地下道が原因なのか、それともまったく関係ないのか。 それは読み手に任されているのではないでしょうか。 最後近くの人が一瞬で煙となって消える描写は ナンセンスに感じましたが、ラストのあの救いのない 終わり方はとても良く、余韻に浸らせてくれます。 読み終わった後でも、もし地下室の穴が開く前なら 主人公家族も助かっていたのではないか等々。 あと、停電にもかかわらず炊飯器が使えた事に疑問を 持つ方もいらっしゃるようですが、この物語の時代には ガス炊飯器は一般的です。水道も止まっていませんし、 ガスが止まった描写もありません。 ガス炊飯器でご飯を炊いたのだろうと当時の読者は 読み取ったはずです。 | ||||
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