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墓地を見おろす家
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墓地を見おろす家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
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舞台は周りを墓地に囲まれたマンション。日本の少し昔の情景や人物像が描写され、ノスタルジックな気持ちになりました。夏の晴天、しかしどこか儚さも漂うような懐かしいような、そういった雰囲気を感じる良作。 | ||||
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最後 もやっとした終わり方でしたが 一気に読んでしまいました | ||||
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登場人物全般が妙に腹黒く、性格が悪い。ホラー要素よりもそっちが気になるくらい。 終盤に向けて主人公夫婦の置かれている状況がどんどん悪くなっていくが、主人公夫婦の性格と行いの悪さで読み手側が(ざまぁ)と思ってしまう作りになっている。結末は胸糞系だが、そういう意味では爽快かもしれない。 作家から、脇役ではなく主人公達を絶対に痛い目に合わせてやろうという熱意を感じた。 | ||||
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なんとなく気味が悪い、ざわっとする怖い話が好きなので、やはり前〜中盤はハマったのですが、後半〜オチまでは好みではありませんでした。ジャンルや好みの問題で、胸糞が悪い話、不条理や救いようのない展開が大丈夫な方はハマれると思います。 | ||||
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作者さんがホラー作家ということは知ってましたが読んだことはありませんでした。。 しかし朝日新聞に連載されていた「月夜の森の梟」を読んで興味を持ち、ほかの作品もと思い読んでみましたが、、、ありきたり。 梟はご体験に基づいた深みのあるエッセイなのに、ご本業の本はあんまり。 | ||||
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たった今読み終わりました!確かに怖くて不気味な話。特に中盤から結末にかけて、読む手が止まらなかったです。 だけど、なんでラストがこれなんでしょう? それから、怪現象の正体は? 伏線回収無しで終わりっていうのが残念。 読者の想像に任せますってことなんだろうなぁ。 最初から最後まで話は面白いし、怖い。 だけど、突っ込みどころも色々。 窓が全部開かないとか現実にはあり得ない話だし。あと、皆さんが言ってる通り炊飯器が•••!これバブル時代の話だけど、その時代も炊飯器は電気だよねぇ•••? 人が焼けて消滅するところといい、なんかいまいち現実味がない話でした。 ちなみに私はホラーは苦手なほうで、ホラー小説初心者です。 | ||||
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発売後すぐ読みました。そう思うと結構前の感想なのですが、 ホラーによくある感想なんだけど、序盤はよかった。 きっとどんどん怖くなるんだろうな…と思いながら読んでいると… クライマックスで興ざめしてしまった… 怪談に求めているものって、実はリアリティなんですよね。 『本当にありそうで怖い』みたいな。。 実際には怪奇現象だけでも本当には無いだろって話なんですけど、怪談好きが今まで学習してきてしまっているセオリーからあまりに逸脱しすぎると、やっぱり怖くなくなっちゃって、さらに現実からも剥離しすぎると、なんだこれ? ってなっちゃうんですよね。。。 怪談とファンタジーは別ジャンルというか。 そのことに気づいた作品でした。 | ||||
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最終稿においては、すこしSF過ぎる。これまでの不気味さが勿体無い。 | ||||
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墓地を見おろすマンションに引っ越してきた一家が色々な不思議な霊現象に怯えるお話。 じわじわと追い詰められていく感じは想像しやすく、すらすらと読めてしまうのですが、一応夜中に読んだにも関わらずあまり怖くはなかったです。また最後には自殺した前の奥さんのことが関わってくるのかも…と思っていたのですが、そういう因果関係もなさそうですし、なぜこの一家だけがこんな目にあっているのかとか、この一家に関わった人のほうが主人公たちよりも簡単に死んでしまうのがなんでなのかな?とか、停電しているのにご飯は炊けるの?トイレは大丈夫??とか…そういう疑問ばっかりが出てきて、すっきりとしないまま読み終わってしまいました。 | ||||
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恐怖を描く手法や、物語の運び方は背筋を震わせるものがあります この描き方は見たことがなかったなぁ、とか、 ここから一気にこの展開なのか! とか、 読者を揺さぶる腕前は、素晴らしいですね ですが、ある程度読み進めているうちに、ふとあることに気づいてしまい…… この作品、主人公一家を描くために、すべてをお膳立てをしてしまっているように感じたんです うまく説明できるか分かりませんが、 主人公一家の人物像や恐怖の物語を読ませるために、 ほかの登場人物や環境、怪異ですら、 丁寧に「ご用意しましたよ」という感覚 私は基本、「製作者、やりたい放題だな!」なホラー作品は好きなんですが、 そんなヒャーハー! な感覚にもなれるタイプの作品とも違っていて (一部のシーンを除いて)主人公一家以外の人物・環境・怪異等々に、命が宿っているように思えず、 寂しい作品だな、と、もったいなくも残念に感じる思いが強まってしまいました (個人の感想とはいえ、素人が申し訳ありません) ただ、最初に言った怖さの描き方は、比較的昔の小説にも関わらず素晴らしかったですし そこをポイントとしている方には、存分に楽しめる作品だと思います | ||||
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ラストは非常にモヤモヤ感が残りました。 ホラー特有のラストを曖昧にして恐怖を煽る手法なんだと思いますが、それにしても今までの過程をまったく無視する終わりにはどうかと思いました。 でもつまらない本では決してありません。 途中まで次は次はとワクワクしながら読めました。 読んで損はないし、良かったと思います。 あと皆さん書かれてる疑問ですが、ストーリー当時は炊飯器はガスを使ってた所が多かったから停電でも動くんだとどこかで書いてありました。 | ||||
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よくある「霊能者」や「超能力者」も出てこない、ただただ普通に生きようとする一般人が巻き込まれる怖い話。 次はどうなる? と読み進めるにだが、広げた怖い世界の謎をなんら回収することなく、ある意味で無責任とも思える終わり方は、筆者の限界なのか怠慢なのか… これならば、ネット上に転がってて無料で読める「リアル」「危険な好奇心」の方が読み応えはあるかな? ちょっと残念です。 | ||||
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自分が主人公たちと同じ立場だったらどうするかと考えると、転居先が見つかってからなどという悠長なことを言っていないで、何はともあれ家族共々このマンションを飛び出すと思います。そうした意味では主人公たちの行動に終始イライラさせられる小説で、それが危機感のようなものになって怖さを増しているのかもしれません。全体としてみれば「無茶苦茶怖い」というほどではありませんが、唯一、地下室に通じているエレベーターだけは心底怖いと思いました。乗ったが最後、ちゃんと目的の階に着くのか、出口のない地下室に引き込まれてしまうのかわからない。だけどこのエレベーターを使わざるを得ない。この葛藤が、物語を面白くしています。 | ||||
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※かなり期待していたため評価が厳しくなってしまいましたが、他の方がおっしゃる様におもしろいので、ホラー小説好きならまず買って損はないと思います! ネタバレになるので書きませんが、終わってみるといろいろ腑に落ちない点があってもやもやします。 霊は本来理不尽なものだとは思いますが。笑 ただ、読んでいる間はダレる事なく一気に読めます! 終わった時に「え?これでおわり?」(結末に対してじゃなく)と私は思いました。 あと、できれば霊に弱点を見付けて倒したと思ったらだめでしたオチがよかったです。 後半は主人公にあまり活力がありません(スプーン以降ただやってるだけのような)、主人公が期待を裏切られてる様な所がもう少しみたかったです。 あまり良い事は書いてないですが読んでる間は非常におもしろく、目が離せません! 特に最後の1ページは光景が鮮明に頭に浮かんできて鳥肌がたちました! 霊にまで細かい事を気にする人には最後にもやもやするかもしれませんが、楽しくよませていただきました! | ||||
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初めてこの話を読んだときすごく怖くて、人にもお勧めしたりしたけど、だいぶ経ってから懐かしくもう一回読んでみたらいろいろ納得できないこととか出てきてあまり怖くなかった。でも、ホラー小説としてはなかなかだと思う(他に怖いと思ったことがあるのは小野不由美の「悪霊」シリーズのみ)。Gyaoで映画ポルターガイストを観ていたら、この小説と同じような描写が…。他の方のレビューを見たら、やっぱり何かアイディアを拝借してるかもですね。 | ||||
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墓地と新築の家の因果で怪奇現象が起こるというアイデアは実はスピールバーグにある。映画「ポルターガイスト」。これが1982年。この小説は1988年、影響があったかもしれない。しかし、この小説は日本人独特の才能で、アイデアは借りても、独自のものに仕立て上げる成果をあげている。いまの都会のマンションは、古い土地に土足で踏み込み、傍若無人に聳え立つ。古い土地の怨念が湧いて出てもおかしくない。そんな実感は誰にもあるのではないか。その点に着目した著者はなかなかのもの。文明批評になっている。 しかし、難点もあり。訪問者が入り口前で消滅するというのはいかがなものか。いささか無理。人が不明になれば、いずれは世間も警察も騒ぎだすで。警察官が消滅してそのままというわけにはいくまい。ここはもうひと工夫ほしかった。来訪者は玄関を見てなぜか立ち去ったとか、屋上から合図を送ってもなぜか目に入らないとか。しかし、まずは出来のよい作品。 | ||||
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中途半端とは違いますが、なんとなく終わりが嫌でした…個人的な話ですが。 また、なんか理不尽であり急な展開はあまり好きな感じではありませんでした。 マンションとかに住んでる人には面白く、怖く感じるかもしれません。 | ||||
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まぁ決してつまらなくはないけど、あんまり怖くはない。 家が恐怖媒体なのだが、描写が物足りない。霊的な現象は起こるのだが、それと主人公の関連性が薄く物語としてどうかと思う。 ラストも拍子抜け。 | ||||
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真冬の昼下がりに読み始めて、はっと気が付くと陽が落ち、外が真っ暗でなんだかうすら寒い思いをしました。特に窓が怖い・・・。冒頭から中盤までの得たいの知れないモノに対する恐怖にぞわぞわしっぱなしでした。後半からラストにかけては少し物足りないかなぁ。でも、最後まで読まずにはいられない話です。 | ||||
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怖いという評価があったので、読んでみた。確かに一気に読めた。でもその理由は、ラストに期待してたせいかもしれない。なので最後のページを読み終えた時、「え?まだあるんじゃないの?」とページを確かめたほど。だけど残るのはあとがきのページだけ。「得体の知れない何か」に恐怖を覚える人にはよい作品だと思う。でも私のような「恐怖の原因が何か」を知りたい人にはちょっと不向きな感じがした。どちらかというと、「リング」のような小説が好きな私にとっては少し物足りない。ただ、読む人をぐいぐい惹きつけるその技術には納得。 | ||||
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