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墓地を見おろす家
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墓地を見おろす家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全143件 141~143 8/8ページ
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私はホラーは結構好きだが、洋もののホラー映画・小説はビジュアル的に刺激的すぎる割には心の底から鳥肌立つという経験がなかったと思う。その点日本の秀逸なホラーは楽しませてくれる。日本のお化けが怖いのは、「いるかいないか分からないあやふやな物」だから怖いのだ。ジャーンと効果音と共に登場するエイリアンやジェイソンではなく、ヒタヒタと訳の分からない物が徐々に近づいてくる総毛立つような恐怖。味わってください。この小説で。 | ||||
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角川ホラー文庫になる前に、一度読んで得体の知れないものたちに恐怖しましたが、また再び、別の形で読んでしまいました。キーワード、地下、墓地、霊能者・・・と並べるとなんとなく想像がつくかと思いますが、小池氏の描写はすごいです。想像力のたくましい方、エントランスのドアにお気をつけください。そしてまた・・・ラストが一番怖かったかもしれません。読みやすい文章で、量も手頃なのでサッと読めます。是非一度、お試しあれ。 | ||||
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なんで恐いのと聞かれると、かくかくしかじかだからと答えたくなるものだろう、私もそんな一人。そんな「理論的じゃない、怖さなんて」という人は迷わず購入をおすすめしたい。恐いというのは、恐いから恐いのだ。本当に恐いことには理由はいらない。あえて言うなら理由がないから、恐い。 墓場があるから恐いのでも、人が死んだから恐いのでもない。お化けが出るから恐いのだ。そんな恐怖を救いようもなく、押しつけてくる。なのに読み手は読む手を休めることはできない。暴力が理不尽なほど恐ろしいように、恐怖も理不尽だから恐ろしい。 昔、人の大量に死んだアパートに住んでいたが、住んでいるときは恐ろしいと思わなかった。しかし、その事件の詳細を知って、引っ越し後に恐怖したことがある。新鮮なホラーの手法を考えさせられる一冊だ。 | ||||
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