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足軽という身分に比して強すぎる腕前を持ったがために、うとまれ、踏みにじられ、孤独においこまれた男。
盲目の武士をやさしくいたわる托鉢僧――旅の途中で出会った、年老いた二人連れが何故か秋山大治郎の心に残った。
子供をさらって手にかける老人の秘密。裁きを終えた事件の裏に匂い立つ女の性。
娘の病を治したお礼にと、登に未解決事件の情報を教えてくれた男が牢の中で殺された。
藤沢文学を代表する超人気シリーズ!江戸小伝馬町の牢獄に勤める青年医師・立花登。
オーストラリアの日本語学校の仲間15名が夏休みを利用して、日本のスキーのメッカ・千年岳にやってきた。
修学旅行で日光へ行った拓哉・亮平・香里の3人は、ひょんなことから江戸時代にタイムスリップ。
クリスマス・イヴの夜、推理作家・桜川ひとみはリビングで膝の上の猫・正太郎に語りかける。イヴの失恋の思い出。
海賊。―それは常に奪う側に立ち、奪われる側には決して立たぬ者。
木剣で叩き割られた頭蓋。だが、そこに鋭利な刃物でスパッと斬られたような痕があった。
1947(昭和22)年、推理雑誌「X」は最初「Gメン」という誌名で創刊された。
深夜、コンビニを襲った二人組の強盗にアルバイト店員が殺された。被害者の恋人は独自に犯人を追う。
「あなたが、私の夫になる人です」警視庁の片山刑事は、駆け寄ってきた女子高生の言葉に絶句した。
加賀温泉郷のホテルで、男が心臓マヒで死んだ。三カ月後、同じホテルで、また男が心臓マヒで死んだ。
お家転覆の証拠書類を握って恐るべき剣鬼が国許から姿を消した。藩取り潰しを目論み、公儀隠密も暗躍する。
徳川幕府の最新鋭にして最強の軍艦=開陽丸。艦長の沢太郎左衛門は、嵐を突いて北へ向かった。
大介だけが出入りを許されていた女性専用のバーに「人工的な」ほど整った顔立ちの青年・千秋が立ち寄ったことから、猟奇的な事件が発生。
地球温暖化がもたらす最も深刻な問題は、感染症の多発である―地球上から撲滅されたはずの天然痘が青森に、空気感染する超エイズが隠岐諸島に、ペストが熊本に発生した。
十四歳の少年は、なぜ事件に巻き込まれたのか。活気と希望に満ちるはずの少年時代に、しのびよる『死』の影。
男は、真の闇で満たされた部屋の中、体を縛られ身動きひとつできずにいた。男を尋問するのは、これまで蔑み続けてきた友の声。
東京駅を発ち、三浦半島の久里浜へ向かう横須賀線が大船に停車したとき、乗客の中から悲鳴があがった。
ヒトラーなぞ糞くらえ!1936年、ナチス賛美のベルリン・オリンピックに対抗し、水面下で進められていたバルセロナの人民オリンピック。
ドイツ生まれで日本育ちのメフィスト翔は、「密室の神様」を名乗る老人によって「秘密室」に囚われてしまう。
印南野市で発生した連続女性殺人事件。遺体の口には必ずある紙片が、現場には犯人の指紋がべったりと遺される。
父の死の直後、弱小やくざ目高組組長になった泉。17歳の女子高生親分の誕生とともに、事務所には機関銃が撃ちこまれる。
「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。
ある年、とつぜん地球にモロー彗星が接近し、そしてやがて地球に衝突するだろうということが分り、二十億年という永い歴史をもつ地球が、ここにかなしき崩壊をとげなければならぬことになりまし...
どこの家庭でもありそうな、でも他人には言えない妻の悩み―夫との冷え切った関係、姑との対立、病死した一人息子への想い、受験生を抱えるつらさ、あるいは生活費の工面や、男友達との密会だっ...
ソウルから日本へ、北朝鮮の大物工作員・チョンが潜入した。大量の偽ドル札とともに。
秋山小兵衛の若き日の愛弟子が斬り殺された事件と、江戸市中の三か所で女が殺され、陰所と左の乳房が抉られていた事件。
あの少年名探偵・虹北恭助がまたまた帰ってきた!池の鯉はどうして殺されたのか―?クリスマスイブの夜、病院に現れた謎の「サンタさん」とは―?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(と...
あの少年名探偵・虹北恭助が帰ってきた!少女はなぜ小学校の屋上から落ちたのか―?いわくつきの幻の映画「妖」に隠された秘密とは―?美少女・野村響子ちゃんをワトソン役に、虹北恭助(とカメラ屋の...
東京から、父のふるさと、瀬戸内の小さな町に引越してきたヒロシ。アポロと万博に沸く時代、ヒロシは少しずつ成長していく。
怪奇と推理と空想科学の三位一体を企図した「日本SFの父」海野十三の少年物の“まぼろし”の三大長篇を全て収録した、傑作集。
蓼科に建つ私設博物館「人形の館」に常設されたステージで衆人環視の中、「乙女文楽」演者が謎の死を遂げた。
1947(昭和22)年、「海外作品の紹介と日本の探偵小説の向上を目指し」て、「黒猫」は創刊された。
千草検事は、懐かしい友・坂口秋男の来訪をうけた。「警察署長を紹介してほしい」彼の妻が失踪したというのだ。
ロンドンの富豪マギル卿は、息子の経営するベルファストの紡績工場へ行くと称して邸を出たまま消息をたってしまった。
「ぼく」こと「戯言遣い・いーちゃん」の眼前に広げられる戦慄の情景は、「終わり」なんかではなくて、さらなる「始まり」の前触れに過ぎなかった…。
人目を避けて暮らしていた男は桐の箱を残して消えた。熊本・八代海に見えるという「不知火」の話をしていたモデルの女も失踪。
「一緒に地獄に落ちるなら本望だよ」 言われるたびに思う。なぜ俺は、この女に惚れなかったのだろう…。
江戸は元禄、用心棒青江又八郎は知らずしらず浅野・吉良の争いの渦中に…。凄まじい殺陣の迫力、沁みわたる市井の哀歓。
1945年、妹のローラは車ごと橋から転落して死んだ……あれは本当に事故だったのだろうか? いま、年老いた姉のアイリスは、孤独のなか自分の来し方とともに思い返す。
汗、恋、喧嘩、ツユだく大盛り! 工事現場で働きながら、もがき苦しみ笑い転げる青春真っ只中男たち。
山賊髭を生やした赤ら顔の名探偵・増加博士が華麗に(?)謎を解き明かす!作品の登場人物が、自分が推理小説の中のキャラクターであること、これから事件が起きることなどを知っているという設定の...
辺境の捕虜収容所惑星エコニアに参事官として赴任することになったヤン。ところが着任早々捕虜の集団脱走事件が発生。
現実にあった、『冷血』を上回る残虐な連続殺人事件と刑事の絶望的な戦いを描く中篇「手彫りの柩」。
京都・桜慈会系の特別養護老人ホーム周辺では、入所者の死亡率が異常に高いことが秘かな話題になっていた。
昭和二十年六月、アメリカ人のヘンリーは、沖縄で洞窟に立てこもった残兵と住人に投降を呼びかけていた。
「こうなったら夫を殺すしかないわ」薬品会社社長夫人・華江と社員の北浦は、禁断の不倫関係にあった。