狂乱
- 時代小説 (398)
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このシリーズの主役の老人の強いこと、それは読者の老境に入った老人が叶わぬまでも、夢想するような元気さである。更に程良い長さの短編が完結しながら、登場人物はお馴染みの連中が出てくるので、どことなく安心感がある。晩酌の後、眠りにつくまでのひと時の相手に最高の読み物である。kindleで読めば文字の拡大も自由自在である。 | ||||
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『門の外まで、牛堀九万之助は小兵衛を見送って出た。 道を曲がるとき、小兵衛が振り向くと、いつものように九万之助が権兵衛と共に、まだこちらを見送って立っており、頭をさげた。 小兵衛も礼を返してから、道を曲がった。』 池波正太郎「剣客商売」八巻(狂乱) 人を人として認め、友を終生の友として想う心根。 これは時の流れのゆるやかな江戸の世にあってのみ、あり得たことでしょうか? 激流の社会の現代ではこうした様はすでになくなった、希有なことなのでしょうか? ひょっとして、今の人々は時の流れに翻弄されているからとエクスキューズしている、 言い訳にしているにすぎないのではないかもしれない。 と、ひまを持て余している年寄りは思ってしまうのであります。 | ||||
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保存状態が良く、手軽に入手出来て助かる。 | ||||
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もすぐ第7巻が終わります。正太郎さんのスト-リ-メイクには、舌を巻きます。 ですから、どんどん進む。どうにも止まらない、なんてもんじゃない。徹夜してしまいそう。 常盤新平さんが解説されてますが、小兵衛のダンディズムに魅入られ、読ませる創作力の凄さを感じます。当方、周平さんや次郎さんも良く読みますが、引き込まれる魅力は例えようが有りません。 それと、プラスαで深川の風景が生きています、ベネチアの様だったんですネ。 いやな事件のあった富岡八幡宮ですけど、コロナが収まったら訪れてみようと思っています。 | ||||
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表題になっている「狂乱」のラストシーンは泣けました。本当に “ 惜しい ” 話だと思います。現代でも、こうした犯罪者を救う手立てがあればいいのにと思いました。もう少し早く小兵衛に出会っていれば出来たはずでした。 | ||||
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