浮沈
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よい本です。 | ||||
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どの巻も味わい深くワクワクしながら、時にはしんみりと読み重ねてきたシリーズでしたが、終わってしまいました。どんなことにも終わりがあるということを、あの田沼政権の終焉とともにしみじみと感じ入りました。 | ||||
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最終巻らしい内容でした。所々にこの後の小兵衛やおはるの行く末までも書き添えられています。 このシリーズを読むきっかけとなったのは他の作家との短編集にあった「鬼熊酒屋」でした。もしも最初に読んだのが他の、例えば剣客商売番外編の「ないしょ、ないしょ」だったら池波正太郎の小説を読んでみたいとは思わなかったと思います。 この剣客商売の中だけを見ても同じように、登場人物やストーリーによって前面に出てくるものが大きく違って見えるものだと思いました。 歴史ものは、縁故関係が遠かったり、複雑だったり、それに加えて名前が変ったりもするので、途中でもう誰が誰だか分からなくなりそうなこともありましたが、最後の最後まで楽しく読み進められたのは、やはり一番は著者の「読ませる力」のお蔭だと思います。 江戸時代は他の本でも読んでいて以前からおもしろそうだと思っていたのですが、このシリーズでは幕末の日本史にも興味を持つことができ、物事の考え方や視野が少し広がったような気がします。 「剣客商売」シリーズと、池波正太郎という小説家に出会えて本当によかったです。おもしろかった! | ||||
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田沼意次の時代が大きく変化していく。 小兵衛も66歳となり 振り絞る力が・・・せつない。 26年前 滝久蔵の助太刀をした。 そのことで 滝久蔵は評価されて出世するのであるが。 しかし、薄汚れた 滝久蔵を見つけるのだった。 借金を 踏み倒そうとする。 一方 助太刀をしてきった 山崎勘介の息子 勘之介にであう。 その 勘之介の 潔さ 礼儀正しさに 小兵衛は驚く。 借金を踏み倒された 平松多四郎は その顔ゆえに 処刑されてしまう。 女郎と遊ぶ息子 伊太郎は 滝久蔵は問題にせず さらし首になっているのを 取り返そうとする。 小兵衛は それを手伝う。 小兵衛は 凛として 無外流の 霞の剣を 大治郎の前で見せる。 長編は 読みやすい。あぁ。これで 最後なんですね。 江戸の情緒、小兵衛と言う人物の振る舞い、おはるの軽快さ。 眼に浮かぶようなシーン。食事の風景。 大治郎の成長。そのまわりにうごめく人たち。 池波正太郎 ありがとう。楽しかった。 | ||||
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いつものように幾つかの事件が同時並行で進行するのだが金貸し平松親子の筋が悪い。 小兵衛が肩入れする理由が希薄。 | ||||
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