(短編集)

鬼平犯科帳 決定版22



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鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)

2017年11月09日 鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)

「おもしろいものを、見せてつかわそう」と、筆頭与力・佐嶋忠介を伴い市中見廻りへ出た平蔵だが、変事の予感を覚える。翌日、宿直明けの与力・秋本源蔵が半弓で射殺され、平蔵の周辺と身内が連日で命を狙われる。敵は何者か?火盗改方への怨みなら、なぜ下僕まで襲うのか。苦悩の果てに、平蔵は行方知れずとなる。傑作長篇!(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(5pt)

晩年の池波正太郎先生は長編が多くなった

史実では長谷川平蔵宜以は50歳で病死した。時系列でいうと二十巻あたりで50歳になっているはずなのだがそこはベストセラーなので終わるに終われない。短編ばかりでつないでゆくと月日の経過がどうしても早くなってしまうのでラストに近づくにしたがって長編が多くなった。この迷路は名作ですが初期の「血頭の丹兵衛」や「夜鷹殺し」や「暗剣白梅香」「大川の隠居」あたりの珠玉の短編群に比べるといいのはいいのだけど本来の池波正太郎先生の良さはどうしても出せなくなっている。剣客商売はきりのいいところで終わっているが鬼平と梅安は文の途中で絶筆になっているのがなんとも悲しい。先生は平蔵より先に逝ってしまわれた。
鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)より
4167909642
No.1:
(5pt)

鬼平に、最大の危機が訪れた!

鬼平の部下が、ゆかりの家の使用人が、次々と殺された。
しかし、鬼平に迫る相手の姿は見えない。
まるで闇の中を手探りで歩くような先の見えない捜査に、鬼平の苦悩が
深まってゆく、、、。

このところ出番の多い細川峯太郎のしくじりから始まる特別長編。
「分かっていても抑えきれないのが、飲む、打つ、買うの三か条」だと、
鬼平はいう。
いけない、と分かっていても刺激を欲するのは、人のこころの弱さだろうか。
あるいは、平穏な生活のなかに埋没しているからだろうか。

しかし鬼平に迫る事件が勃発すると、そんな日常の生活から非日常へと激変して
細川峯太郎も目つきが変わり、大いに成長ぶりを見せてくれる。
全11章からなる長編で状況は刻刻変化してゆくが、細川のこころの弱さに始まって
姿の見えない敵が鬼平や部下たちのこころをじわじわと締め付けてゆくサスペンスが、
全編を心地よく引き締めている。
鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:鬼平犯科帳 決定版(二十二) 特別長篇 迷路 (文春文庫)より
4167909642



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