(短編集)
鬼平犯科帳 決定版22
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史実では長谷川平蔵宜以は50歳で病死した。時系列でいうと二十巻あたりで50歳になっているはずなのだがそこはベストセラーなので終わるに終われない。短編ばかりでつないでゆくと月日の経過がどうしても早くなってしまうのでラストに近づくにしたがって長編が多くなった。この迷路は名作ですが初期の「血頭の丹兵衛」や「夜鷹殺し」や「暗剣白梅香」「大川の隠居」あたりの珠玉の短編群に比べるといいのはいいのだけど本来の池波正太郎先生の良さはどうしても出せなくなっている。剣客商売はきりのいいところで終わっているが鬼平と梅安は文の途中で絶筆になっているのがなんとも悲しい。先生は平蔵より先に逝ってしまわれた。 | ||||
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鬼平の部下が、ゆかりの家の使用人が、次々と殺された。 しかし、鬼平に迫る相手の姿は見えない。 まるで闇の中を手探りで歩くような先の見えない捜査に、鬼平の苦悩が 深まってゆく、、、。 このところ出番の多い細川峯太郎のしくじりから始まる特別長編。 「分かっていても抑えきれないのが、飲む、打つ、買うの三か条」だと、 鬼平はいう。 いけない、と分かっていても刺激を欲するのは、人のこころの弱さだろうか。 あるいは、平穏な生活のなかに埋没しているからだろうか。 しかし鬼平に迫る事件が勃発すると、そんな日常の生活から非日常へと激変して 細川峯太郎も目つきが変わり、大いに成長ぶりを見せてくれる。 全11章からなる長編で状況は刻刻変化してゆくが、細川のこころの弱さに始まって 姿の見えない敵が鬼平や部下たちのこころをじわじわと締め付けてゆくサスペンスが、 全編を心地よく引き締めている。 | ||||
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