暗殺者



※タグの編集はログイン後行えます

※以下のグループに登録されています。


【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

9.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

4.56pt ( 5max) / 16件

楽天平均点

4.44pt ( 5max) / 33件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []A
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1985年01月
分類

長編小説

閲覧回数340回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)

2003年02月18日 剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)

小兵衛は見た。凄腕の二人の浪人者をたちまちにして蹴ちらした、その巨漢の剣客の手並みを。男の名は、波川周蔵。「あの男ならせがれの大治郎でも危(あやう)い」。波川にいわれなき胸騒ぎを覚えた小兵衛は、やがて大治郎襲撃の計画を偶然知るや、卓抜した剣客の直観で、その陰謀と波川との見えざる糸を確信する。 秋山小兵衛六十六歳、一剣客として父として、その血は熱く沸いた。シリーズ第14弾、特別長編。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

暗殺者の総合評価:9.13/10点レビュー 16件。Aランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.16:
(5pt)

これは、面白そう。

14巻目になりました。これは、長編だそうな。
正太郎さんの創作力には、ほとほと感心しておりますが、さて長編となると込み入ったことになるのでは
、と余計な期待をしてしまいます。長編は、確か、前の巻にも有った。
二つ目の長編となるわけです。面白そうです。で、内容は老中田沼意次の暗殺計画のお話。
歴史的には、田沼政権は賄賂政治として知られています。正太郎さんは、田沼政権を悪し様には記述
していない。でも、悪評高いことは認識されていて、それを長編話の背景しています。剣客、波川周蔵と香具師亀右衛門とのやり取りは、仕掛け人梅安を読んでいる気分になります。
剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)より
4101157448
No.15:
(5pt)

面白い

面白い
剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)より
4101157448
No.14:
(5pt)

とてもいい話でした!

第十四巻は長編です。これはまた感動的なストーリーでとてもおもしろかったです!

「剣客商売」に登場する人物の言動には迷いというものがほとんどなくて潔い。
この巻では主人公になっている波川周蔵という、寡黙で思慮深い人物像が醸し出す雰囲気、優しさにも惹かれました。

またストーリーとは別に、とても印象に残った言葉があります。
「人の言葉なぞというものは、いくら積み重ね、ひろげてみてたところで、高が知れている・・・」
「言葉にしてしまうと、人の真実(まこと)というものが、かえって通じなくなってしまうものじゃ」
・・・これを、小説家が語っていることが意外に思えました。でも、言葉だけで全てを伝えることを業とする小説家だからこそ、こういう考えに行き着くのかもしれないとも思います。
剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)より
4101157448
No.13:
(5pt)

作家の体力の衰えを反映し始める小説

かなり大掛かりな歴史的政争に秋山親子が巻き込まれていく。

 田沼意次暗殺に絡んで、秋山大治郎を暗殺しようとする陰謀をたまたま耳にしてしまう秋山小兵衛。そこから背景や裏をとるための右往左往しはじめる、小兵衛。老境にさしかかり、子に対する煩悩や、イライラから普段の冷静さを失う。物語の設定では90歳まで生きることになっているが、作家の体力の衰えを反映してか、主人公も衰えを強烈に見せ始める。こういうところは小説というものは作家の人生を色濃く反映するものだと感じざるを得ない。
剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)より
4101157448
No.12:
(4pt)

大治郎と波川周蔵と闘わせて見たかった。

珍しく、長編である。
波川周蔵という男。この男が主人公である。
無口で余分なことを言わない。
家庭においても、そのことを貫き通す。
腕前は 秋山小兵衛が 驚くほどの巧みさ。
どの流派かがわからぬが、自らのものとしている。

浪人であるが故に 仕掛人のような仕事をしている。
そして 妻子を愛して、危害が及ばぬように苦慮する。
安全を期して 引っ越しを重ねる。

松平伊勢守が 周蔵をかわいがっていた。
が ひょんなことから 二人の侍を殺害することになり
遁走した。そして母が。

小田切平七郎の命により、周蔵は。
秋山大治郎を討つことを、依頼される。
その目的は。

あぁ。
大治郎と波川周蔵と 闘わせて見たかった。

力あるもの、力あるものを知る。
この長編は、ロウソクの最後の光がまばゆくなるような
そんなきらめきが 物語の中に 埋め込まれている。
剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:剣客商売 十四 暗殺者 (新潮文庫)より
4101157448



その他、Amazon書評・レビューが 16件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク