さよならを言う前に
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よく仕上がっているから、面白いはず・・・とはならず、残念ながら面白さはイマイチでした。 | ||||
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下院議員の祖父を持ち、新聞に政治コラムを寄せているネル・マクダーモットは、幼い頃、両親を事故で亡くしたが、僅かながらも霊感の様なものを持っており、両親が別れの挨拶をしに来たのを感じ取っていた。その後も、何度か不思議な経験を重ねながら成長したが、現実主義の祖父に育てられたネルは、そのことを胸にしまい続けている。 数年前に、知り合って僅か三ヶ月ほどで結婚した夫・アダムは、建築家にして事業主。自分自身の収入や、両親の遺した信託財産などもあり、経済的には完全に自立している女性だ。経済的に自立している女性を主人公としているのは、クラーク作品の常でもある。 アダムは結婚当初、ネルがいずれ祖父の後を継いで政治家になることを賛成していたはずなのに、ここ最近は、いよいよ現実化しそうなネルの下院議員への立候補に強硬に反対するアダム。そんな夫の翻意に疑念を拭えないでいたある日、ネルは正式に祖父から立候補の強い勧めを受け、そのことが原因でアダムと激しい口論になる。 そして、“さよならを言う前に”アダムは、自身のクルーザーで、同乗したビジネスパートナー数人と共に爆死した。別れの朝に口論をしてしまったことで、ネルは激しい後悔に襲われる。 謎に包まれたアダムの死は、終幕の逆転劇に向かって全力疾走を始めるのだが、所々に伏線があり、流石にミステリーの女王の冠に相応しい。クラーク作品についてはいつものことだが、安心して読める一作だ。 | ||||
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マンハッタンに住むネル・マクダーモットは政治家の祖父を持つ女性コラムニスト。幼い頃、両親を事故で亡くすが、そのとき遠く離れた場所で亡くなったはずの両親の声を聞いたという超感覚的な体験を持つ。ある朝、ネルは夫アダムと口論してしまう。その日の午後、アダムは仕事関係者3人とともに乗っていたクルーザーボートの爆発事故で亡くなってしまう。口論したままアダムを亡くしてしまった罪の意識から事故の真相を調べるネル。死者との交信にのめりこんでいるネルの祖父の妹、死者との交信能力を持つ女性、行方不明の母を捜す青年医師...最初は何の脈絡もないようなさまざまな人間模様、エピソードがいつのまにか密接に絡み合う。そして真相に近づいたネルに身の危険が降りかかる。意外な真相とは!?ネルの運命やいかに?マンハッタンの都会的な雰囲気を背景にスピード感のある展開で一気に読ませるノンストップ・ミステリでした。 | ||||
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