恋人と呼ばせて
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夫と離婚して一人娘を育てる女性検事のケリ-は、娘の怪我のために訪れた整形外科医のオフィスで、どこかで見た顔をもつ美女を見かけた。別の日にも、やはり同じ顔をもつ別の女性が…。やがてケリーは、その顔をどこで見たのか思い出した。それは、10年前に殺された美女、スザンヌの顔だったのだ。 極めて魅力的な導入部だが、問題の整形外科医が変質者の殺人鬼、というだけではウィリアム・カッツの似た作品とそれこそ同じになってしまう。むろんこの医者はまともではないのだが、スザンヌの実の父で、犯人として逮捕されたスザンヌの夫に不利な証言をしていた。彼が犯人ではないにしても、夫は無実ではないのか?ケリーは調査を始めるが、問題の事件は知事選出馬を控えた上席検事の名をあげた事件であり、それを蒸し返すのは、判事に任命される可能性が高いケリーにとっても、政治的によくない。悩むケリーに、事件から手を引かせようと脅迫者が忍び寄っていた…。 ケリーの夫が取組む脱税事件の弁護、高級美術品専門の泥棒等、一見関係のなさそうな事象が実はこの事件に繋がっていて、最後は「意外な」真犯人が現れる。あいかわらずの巧さで、最後まで読ませるが、サブプロットを多くし、謎解きラストまで残したせいもあって、得意のサスペンスの度合いはやや薄い。 | ||||
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