秘密室ボン
- クイズ (28)
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中学の時、これ読みました。 わけわからんかったです。 | ||||
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講談社ノベルスの何周年かにメフィスト賞作家による密室をモチーフにした作品による競作企画として刊行された密室本シリーズは、企画ありきでいずれの著者の作品も通常より出来が落ちる作品ばかりで企画物の困難さを痛感させた迷企画であったが、その中でも地雷という意味では1.2位を争う問題作が本作である。 他の著者が素直に密室をテーマにしたミステリーをリリースしたが、そこはメフィスト賞随一のキワモノ作家、全く意味のないリアルタイムリーディーィングシステムというギミックをブチ上げたゲーム感覚の異色作である。 なぞの施設に閉じ込められた青年が次々出されるミステリーの密室に関する問題を全て正解していき、脱出したらそれは・・・・という設定だけ聞いたら凄く面白そうだが、肝心の密室クイズが蘊蓄系でも何でもないとんちみたいなヤツばかりで、最後の真相もバカバカしく、さらに最後の大落ちはダジャレという清涼院氏の持ち球が全て盛り込まれて、全て読者のツボにかすりもしないまま打ちっぱなしというあっぱれな一冊である。 これではヤバいと著者も感じたのか、オマケで歴代のメフィスト賞作家にちなんだクイズが付いているってこれもまたダジャレじゃないかヨ! 単行本としてはあくまでお遊びの密室本という触れ込みだからこそまあかろうじて読めたが、まさか文庫になるとは・・・。 | ||||
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氏の著作はコズミックを読んでもう二度と読まないと思っていたのに、短いので性懲りもなく読んでしまった本作は、講談社ノベルズの20周年記念として企画されたメフィスト賞作家競作による密室本フェアの一冊としてリリースされたものです。他の作家がまじめに密室ミステリーに取り組むなか、異色の完全ゲームスタイルで、裏表紙の説明だけ読むと非常に面白そうなのですが、そこは流水氏のこと、読者の期待を悪い意味で見事に裏切ってくれます。 世界初のリアルタイムリーディングシステムというのが笑えるが、実際時間を計って読んでも盛り上がらないと思う。肝心の密室クイズがミステリーファンならほほうーと驚くようなものはなく、しごく当たり前の解答が続き、ラストのオチもこの作者お得意の言葉遊びだが、これは拍子抜けもいいとこ。そして第二部で本作のカラクリが明かされるが、驚愕の真相というよりバカバカし過ぎである。こんなものを密室本として発表できてしまうのはさすが流水氏という外ない。ダメ押しにメフィスト賞作家の名前にちなんだクイズも盛り込まれ、どうでもいいところでの凝り方がまた凄い。 まさに密室本の地雷的作品。中学生的発想のたまものである。 | ||||
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タイトル、装丁からしてかなり期待していただけに、ちょっとショックを受けました。密集に閉じ込められた男が、生死をかけて二択クイズに答えていく内容です。くどい説明が多く、ラストも「そんなのアリ!?」という気がしました。謎解きを期待していただけに、残念です。 | ||||
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謎の秘密室(ひみっしつ)に閉じ込められた青年. クイズに答えながら90分以内に脱出しなければ爆発してしまう…. これだけを見ればスリリングな内容を期待してしまいますが, 切迫した描写などはなく,出題者とのやり取りも稚拙な感じがします. そして次の章では外側から問題の秘密室が語られるのですが, これがまた安っぽく,明かされていく秘密室の謎もチープで不満だらけです. また,特別収録された作品も薄い本を埋めるだけのもので, 薄ら寒い身内話のようで白けさせられてしまいました. 数年前の企画本だそうで,遊び心とも受け止められますが, 企画から離れて文庫となった今,これはさすがに厳しいのではと. ただ巻末の袋とじ企画はなかなかでした. 『メフィスト賞』がお好きならは一読の価値はあります. ただ,これだけのためにこの本を…となるとアレなのですが. | ||||
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