ジョーカー



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←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1997年01月
分類

長編小説

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ジョーカー 旧約探偵神話 新装版 (星海社FICTIONS)

2024年09月19日 ジョーカー 旧約探偵神話 新装版 (星海社FICTIONS)

すべてのミステリの総決算……。究極の連続不可能犯罪を企む天才犯罪者が、陸の孤島で「幻影城殺人事件」を演出する。 作家・江戸川乱歩と同じ本名を持つ富豪が、生涯を賭して築いた幻影城。美しい湖の小島に浮かぶ紅の城は、様々な趣向が凝らされた「異形の館」である。 推理作家たちが秘境を訪れる。ーー老いた探偵が惨劇に引き寄せられた時、舞台は整い、物語が始まる。 作家の一人が執筆する推理小説が、現実世界を侵蝕し、虚構が世界を包む。虚無の深淵に在る闇の水脈から惨劇が生じ、空前の事件が幕を上げる。 装飾的な不可能犯罪が繰り返される。屍は日を追うごとに増えていく。推理小説のありとあらゆる構成要素をすべて制覇すべく犯行を続ける「犯人」ーーその正体は、限られた「登場人物の中の一人! 事件を支配する犯人の武器は、その天才と「言(ことば)」の魔力。ひたすら「言」が「迷」い続ける「謎(ミステリ)」の山に挑むのは、言と謎を極めた推理作家の集団、百洗錬磨の警察精鋭捜査陣、犯罪捜査のプロフェッショナルたるJDC(日本探偵倶楽部)の名探偵チーム……そして「読者」ーー「君」自身。 神出鬼没、史上最凶の天才「真犯人」、その名は「芸術家(ルビ:アーティスト)」! 物語の覇者たる「神」は誰か? 「真犯人」の究極の正体は!? 旧(ふる)き約(ちぎり)に操られた世紀末の探偵神話を語る「僕」とは!? JDCの切り札・九十九十九(つくも じゅう く)が、決して解けない世界の秘密ーー「神の理(ことわり)」ーーを悟る時、匣(はこ)の中の物語は幻魔作用(ドグラ・マグラ)」を失い、世界は暗黒の死の館から、めくるめく虚無の彼方へと飛翔する。 時の輪が完成する最後の一行。終焉を迎えた世界に「読者」=「君」は何を読む?(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.67pt

ジョーカーの総合評価:5.75/10点レビュー 24件。Dランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

ダジャレ・なぞなぞ100選(非ミステリ)

ミステリーではないですね。
そう思って読めば言うほど壁本でもなく、まったく面白くないわけでもありませんでした。
ただ推理の言葉遊びはそんなにレベルが高いわけでもなく、アナグラムを考慮したとしてもただのダジャレ・なぞなぞ100選に毛が生えた程度かと。
言葉遊びを追求するなら単発ネタを乱発するんじゃなく、野田秀樹さんの戯曲のように言葉遊びのそれぞれが有機的につながりながら物語そのものを押し進めるようでないと・・・

自分が面白いと感じたのは、事件のベースを昔の○○に置いた発想の妙とそこから展開させたマンガチックな真相の2点だけです。


▼以下、ネタバレ感想

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AliceinAbyss
RG0JBP5M
No.2:
(7pt)

ジョーカーの感想

本格のギミックがこれでもかと積み込まれた幻影城殺人事件!ここまでやるか、の2転3転・・・する真相は凄い!としか言えない。まあ、ひっくり返りすぎて、最後はやっぱり言葉遊びに終始していますがこれはこれで好きでした(笑)

ジャム
RXFFIEA1
No.1:
(3pt)

取り扱いほどよく注意。

西尾維新さん等のJDCトリビュートから入った人は、さぞ残念に思うだろうという出来。

解決がばかばかしい。
そんなのこじつけだろ!!ってのが多々あり。

あきらめずにシリーズを読んでいくと徐々に面白くなるかも…?

Minlander
LBD3F43Q
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.21:
(1pt)

20世紀最大の駄作

とにかくあまりに酷い。
まず最初に示してある登場人物紹介はなんなのだろうか。
主人公とか犯人とかマークをご丁寧に書いているがブラフのつもりなのか興ざめ。案の定主人公と書かれている人物は主人公ではないし犯人は犯人ではない。
そんなものは推理物の読者を惑わす手段の一つでしかないのかもしれないけれど稚拙。
長々とどうでもいいエピソードを書き連ね1200ページにも及んでいるが、主要な部分を抑えればキュッと3分の1以下に収まるスケールの小ささ。
トリックも犯人も探偵の心理もどれもこれも稚拙な上に振り回される推理作家達の滑稽さと言ったら恥ずかしくて仕方がない。そして最後の最後に探偵の倫理観を疑う真犯人究明のオチはこれかいとため息しか出なかった。
この作者、読者の意表をつくことに変な執着があるようで、他の作品でも読者が騙されてしまう仕掛けがあるのだが、「だからどうなの?」と言いたくなることばかり。
これを通す編集も無能だろう。
しかしこれが一定の評価を受けているのが信じられない。
賛否両論当たり前の商業出版。誰が星を5つ付けようが、このコメント自体にアンチがつこうが削除されようが一向に構わないが、これだけは声を大にして言いたい。
この作品は例え1円の値段でも読む価値はない20世紀最大の駄作だ。
ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)より
4061819461
No.20:
(3pt)

お腹いっぱい

とにかく長い。真相は結構曖昧。言葉遊びもなんか中途半端な感じ。でも、ミステリネタが散りばめられてたり、JDCの世界観は結構好きなので星3つにしました。
ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)より
4061819461
No.19:
(1pt)

今作から結末をどうどでもとれるようにしていきます。時間の有り余っている方向けですが。

今作から結末をどうどでもとれるようにしていきます。時間の有り余っている方向けですが、読了しても犯人・動機・方法は霧の中です。ごまかされます。ご用心を。ある意味今作から著者の逃げが始まりました。
ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)より
4061819461
No.18:
(3pt)

これは、推理小説を愛する人に作者が送った、挑発状だ。

挑発状。この一言に尽きると思う。

 推理小説好きにはたまらない構成と展開。だがその結末は、推理小説好きには受け入れ難いものになったはずだ。

 推理小説を構成する要素を全て盛り込んだ物語は、果たして推理小説と呼べるのか。

 この矛盾を内包した物語。推理小説好きなら、一度は読んでみてはいかがだろうか。
ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:ジョーカー―旧約探偵神話 (講談社ノベルス)より
4061819461
No.17:
(2pt)

忘れ去られるアンチテーゼ

著者はミステリおよびアンチミステリへの造形が深いつもりらしく、
ミステリ・アンチミステリを超越した新たなスタイル、
(流水大説としかいいようがないが)を構築しようと、
している。している? 本当にしているのか? どこまで本気なのだろう?

実際、こんなものは読む価値がない。時間の無駄だからやめたほうがよい。
いったい誰が買うんだこんなもの。売れないから本屋にもないだろ。
だから無理に探して買うことはない。

どこまで本気なのか? 本当に自分ですごいと思ってるのか?
ひょっとすると、これは流水自身もアンチテーゼの素材なのではないか?
おれはすごい、流水大説だと自画自賛する自分自身も、
実はアンチテーゼの対象なのではないだろうか?

だって、そこまで思わされるほどひどいんだもの。
バカミスだとしても……。

前半でミステリやアンチミステリの歴史の勉強がちょこっとできるので、
星ひとつおまけ。

ジョーカー清 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ジョーカー清 (講談社文庫)より
4062648466



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