■スポンサードリンク
ジョーカー
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ジョーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.95pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全21件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかくあまりに酷い。 まず最初に示してある登場人物紹介はなんなのだろうか。 主人公とか犯人とかマークをご丁寧に書いているがブラフのつもりなのか興ざめ。案の定主人公と書かれている人物は主人公ではないし犯人は犯人ではない。 そんなものは推理物の読者を惑わす手段の一つでしかないのかもしれないけれど稚拙。 長々とどうでもいいエピソードを書き連ね1200ページにも及んでいるが、主要な部分を抑えればキュッと3分の1以下に収まるスケールの小ささ。 トリックも犯人も探偵の心理もどれもこれも稚拙な上に振り回される推理作家達の滑稽さと言ったら恥ずかしくて仕方がない。そして最後の最後に探偵の倫理観を疑う真犯人究明のオチはこれかいとため息しか出なかった。 この作者、読者の意表をつくことに変な執着があるようで、他の作品でも読者が騙されてしまう仕掛けがあるのだが、「だからどうなの?」と言いたくなることばかり。 これを通す編集も無能だろう。 しかしこれが一定の評価を受けているのが信じられない。 賛否両論当たり前の商業出版。誰が星を5つ付けようが、このコメント自体にアンチがつこうが削除されようが一向に構わないが、これだけは声を大にして言いたい。 この作品は例え1円の値段でも読む価値はない20世紀最大の駄作だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく長い。真相は結構曖昧。言葉遊びもなんか中途半端な感じ。でも、ミステリネタが散りばめられてたり、JDCの世界観は結構好きなので星3つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今作から結末をどうどでもとれるようにしていきます。時間の有り余っている方向けですが、読了しても犯人・動機・方法は霧の中です。ごまかされます。ご用心を。ある意味今作から著者の逃げが始まりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
挑発状。この一言に尽きると思う。 推理小説好きにはたまらない構成と展開。だがその結末は、推理小説好きには受け入れ難いものになったはずだ。 推理小説を構成する要素を全て盛り込んだ物語は、果たして推理小説と呼べるのか。 この矛盾を内包した物語。推理小説好きなら、一度は読んでみてはいかがだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者はミステリおよびアンチミステリへの造形が深いつもりらしく、 ミステリ・アンチミステリを超越した新たなスタイル、 (流水大説としかいいようがないが)を構築しようと、 している。している? 本当にしているのか? どこまで本気なのだろう? 実際、こんなものは読む価値がない。時間の無駄だからやめたほうがよい。 いったい誰が買うんだこんなもの。売れないから本屋にもないだろ。 だから無理に探して買うことはない。 どこまで本気なのか? 本当に自分ですごいと思ってるのか? ひょっとすると、これは流水自身もアンチテーゼの素材なのではないか? おれはすごい、流水大説だと自画自賛する自分自身も、 実はアンチテーゼの対象なのではないだろうか? だって、そこまで思わされるほどひどいんだもの。 バカミスだとしても……。 前半でミステリやアンチミステリの歴史の勉強がちょこっとできるので、 星ひとつおまけ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひどい、ひどすぎる。 人間が描けてないといわれる推理小説の登場人物みたいな登場人物、が出てくる。 人間が描けてないといわれることを逆手に取っているのだろうか? しかし流水はもうやめてくれといいたくなるほどくどくどと、 その人物の生い立ちや心理描写を繰り返す。 ところが、流水が詳しく描けば描くほど、その人物は描かれないのだ!! なんとも不思議! これこそ流水先生の才能たるゆえんなのだろう。 言葉遊びやアナグラムは嫌いじゃないが、 もうちょっとうまくやれよ、くだらねえ、といいたくなる。 はっ! これも、もうちょっとうまくやれよ、くだらねえ、といいたくなるように計算されているのだろうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
すごい小説。 このような作品を出したらたたかれるのは目に見えているのに。 作者は小説界随一の野心家だろう。 しかし作者が推理小説界に与えた影響は大きい。 最近はJDCシリーズが完結したせいか、少し影が薄くなっているようだが氏の作品を知らない人にはぜひ、コズミックと合わせて読んでほしい。 今まででもっとも異質な読書体験になるだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「宝島社 このミステリーがおもしろい」 1998年度 第35位 JDCシリーズ四大事件の2つ目「幻影城殺人事件」の前編。 本書も『コズミック 流』と同様に殺人事件が次々と発生します。 しかし、『コズミック 流』が密室殺人の箇条書というような感じであるのに対して、本書は物語の中で連続殺人が展開されます。 そのため、やっと物語らしい物語を読むことができたと私は安心しました(笑)。 読み進めるうちに推理作家達やJDCの探偵達キャラクターの個性が段々と際立ってきます。 『ジョーカー 涼』・『コズミック 水』にも影響してくるので、本書に出てくるキャラクターの個性をしっかりと把握するためにもじっくりと読まれることをお勧めします。 また、『コズミック 流』から本書へ進むと、私は一気に読むスピードが速くなりました。 箇条書の苦痛から解放され、先が気になって仕方なくなること請け合いです。 因みに、『コズミック 流』・『ジョーカー 涼』・『コズミック 水』にもレビューを記載させていただこうと思っています。 参考にしていただけると幸いです。 ソレデハ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なんか、探偵の推理方法がいちいち凝ってて疲れる。 ファジィ推理、理路乱歩、消去推理などなど。 そんなのはどーでもいい。 というか子供っぽくて読んでて恥ずかしくなるし。 (ファジィ推理は推理として成り立ってなくないか?) それでトップレベルの探偵が5人(?)集まってるのにやたら人が死ぬ。 お前ら、まじめにやれよ、って思う。もっとどーにかなるだろ。 そして斬新過ぎる推理(褒めてない) なんか途中から訳わかんなくなった。推理の構成要素が多すぎる。 その上に成り立つあの結末。 訳わからん。 読者をさんざん煽っておいてあの終わりでいいのか? もっとキレのあるどんでん返しを期待してたのだけど、、、、 ただ、どーしようもないほどつまらなくはないので、暇つぶしにはなった。 この小説のおかげで4大ミステリの存在を知り読んでみたくなった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の売り文句『すべてのミステリの総決算』にふさわしく、作中で起こる事件に使われているトリックは幅広く、マンネリ感が無い。 また、活字にしないと気づきにくいような、言葉遊びのようなトリック?もあるので面白い。 ただし、最後の最後で明かされる真犯人の正体は、『コズミック』を読まないと納得できないことがあるのも事実なので、『コズミック』と『ジョーカー』の二冊とも読まなければならないが、どちらもページ数が多いのでかなり根気がいる。 自分的には面白く読めたが、読む人によって好き嫌いがあると思うので、星3つ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズを流、清、涼、水(清涼IN流水)と読みましたが、感想は一言「疲れた」というだけです。いろんな必殺技(のような推理方法)を駆使する探偵がたくさん登場しますが、なんか名前だけでたいした推理をしていないような…。特に作中に散りばめられる謎というか言葉遊びにはもうウンザリしてきます。最後のどんでん返しにつぐどんでん返しで結局誰が犯人なんだとすっきりしない感があります。頭の悪い私にはこの作品の良さを理解することができませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズを流、清、涼、水(清涼IN流水)と読みましたが、感想は一言「疲れた」というだけです。いろんな必殺技(のような推理方法)を駆使する探偵がたくさん登場しますが、なんか名前だけでたいした推理をしていないような…。特に作中に散りばめられる謎というか言葉遊びにはもうウンザリしてきます。最後のどんでん返しにつぐどんでん返しで結局誰が犯人なんだとすっきりしない感があります。頭の悪い私にはこの作品の良さを理解することができませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私が自覚的に読んだほとんど最初のミステリが清涼院流水の「コズミック」そして「ジョーカー」でした。まず前書きをぜひ見ていただきたい。非常に挑発的かつ自信に満ちた発言。それに対して少しでも期待を持った方は、絶対に読むことをおすすめします。人生を変える長編です。事実私はこれでミステリに狂い最後には小説というものにとりつかれてしまいました。読みにくかったり難解だったりということはいっさいありません。私は一気に読破しました。ドラマ「24」にも勝るサスペンスと史上あらゆる作品にも勝る美しきエンディング。私は自信を持ってこの作品を史上最高のミステリだと言い切れます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には冗長かつ面白くない作品だった。奇書であることは認めるが、作者はアンチミステリといえばなんでも許されると思っているのだろうか?同じ系統とされる(JDCトリビュートとかも書いてるし)舞城王太郎や西尾維新に比べると、実に「後味が悪い」作風であると言える。この「後味の悪さ」こそが作者の求めるものかもしれないのだが、少なくとも私はその感覚を理解できない。「反則」を求める気持ちが先走りすぎているのではないだろうか。いずれにしてもこの作者の本は読む人を選びすぎる。絶賛する人と激怒する人の両極端が現れるだろうが、自分が激怒しても構わないと言う覚悟がある人はどうぞ。これを読み終わったときには間違いなく忍耐力だけはついているだろうから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
結構長いので読み疲れますが、推理小説ではありません。前半、本格推理物を思わせる出だしで始まりますが、量が異常に多い割に肩透かしを食らいます。内容的には同じ講談社が少年マガジンで出している「MMR」に似ています。全体としてこじ付けの内容をさらにこじつけると言う内容で進んでいきますが、作者はあえて今のミステリーに疑問を投げかける意味で書いているようです。変り種としてはおもしろいですが、ミステリを期待して読むと落胆すると思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人の嵐です。作中の「推理小説の構成要素三十項」を全て制覇しようとするかの如く。そしてどんでん返しの嵐です。そのあまりのどんでん返しの連続に、船酔いにも似た酩酊感を味わうかもしれません。日本探偵小説四大奇書(黒死館・ドグマグ・虚無・匣の)に肉薄する勢いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
殺人の嵐です。 作中の「推理小説の構成要素三十項」を 全て制覇しようとするかの如く。 そしてどんでん返しの嵐です。 そのあまりのどんでん返しの連続に、 船酔いにも似た酩酊感を味わうかもしれません。 日本探偵小説四大奇書(黒死館・ドグマグ・虚無・匣の) に肉薄する勢いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
清涼院流水のデビュー作「コズミック」の数ヶ月前の事件を描く本作品。陸の孤島、幻影城で起こる連続密室殺人。関西本格の会のメンバーが次々と殺されていく中、謎に挑む濁暑院溜水とJDCのメンバーたち。そして手がかりとなる「華没」とは?作者の指示通り「流」「清」「涼」「水」と読み進みすべてを悟った瞬間、あなたはこの世界「流水大説」の虜になっているでしょう。どこまでも読者を裏切り続ける清涼院流水。これからも彼から目が離せません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
迷作、奇作と聞いていましたので、読んでみました。独特の世界観を作り出す事が出来るのは、すばらしいとは思いますが、作り出された世界は、不可思議、奇天烈なもので、シャガールの絵と、精神病患者の絵ほどの差を感じました。ストーリーは、何処か変。その文章は、独特な作風を越えており「僕は天才だよ。ふふふ、凄いだろう?」といった自己満足が臭って来そうなほど。とりあえず、一通りの著作は読んでみましたが、どうにも性に合いません。これは本当に面白くて、人気があるのでしょうか?自分自身の感覚が異常なのではないかと、悩める一品だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある!と言ってもよろしいのではなかとでしょうか?元来、推理作家というものは緻密なプロットのもとに作業を進めていく(と私は思っている)ものですが、この作品はその枠を多いに超えています。細かいところにまでこだわりすぎていて怖いです(もちろん悪い意味ではなく)、読み進むほどに驚きが増していきます。 それゆえに、一度読んで犯人やトリックが分かっているのに何度も読み返してしまうんですよね(笑) 何度でも、「あっ!こんなとこに伏線が!」とか「この謎の答えは○○やもんね~!分かってんねんからっ!へっへーんだ」なぁ~んて思いながら楽しんでしまうのです。 流水氏の世界「流水大説」にどっぷりつかってみませんか?(なんかまわしもんみたいなってきた 笑)とにかく、いいでち! | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!