古墳殺人事件
- エジプト (71)
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併録されている『錦絵殺人事件』の方が面白い。やや竜頭蛇尾な感じ(大きく分けて事件が三つ起こるのだが、後になればなるほどスケールダウンする)はするもののテンポよく昔の探偵小説の雰囲気を楽しめる良作。 | ||||
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絶版なので、古本で求めましたが、ほとんど新品でした。大変お買い得でした。大いに感謝しています。 | ||||
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著者は「事件記者」や「鉄道公安官」などのスリラー作品で著名だが、初期にはガチガチの本格ミステリを書いていた。 本書収載の作品、「古墳殺人事件」と「錦絵殺人事件」は、いずれも著者の本格テイスト溢れる長編ミステリである。 これらの作品には、いわゆるペダントリーが、かなり詰め込まれている。 このペダントリーで作品を装飾する、というのはミステリではしばしば用いられるものだが、それがプロットの必然かどうか、というのが評価の分かれ目である。 例えば小栗「黒死館〜」、竹本「匣の中〜」等の作品では、そのペダントリーは単なる装飾にすぎない。 そのペダントリーがなくても、作品は成立する。 しかし、中井「虚無〜」やカー「火刑法廷」などは、そのペダントリーを取り去ってしまうとプロットが成り立たなくなってしまうという、密接な関係と必然性がある。 本書の2作も、その密接度は実はそれほど高いものではないが、それでもプロットやトリックとの関連がある。 そして、作風は確かにヴァン・ダインにも似ている。 ダインをインスパイアした浜尾四郎「殺人鬼」などがあるが、本作もそんな雰囲気の作品である。 トリック重視の作風というのは、本作執筆の時期的にしょうがないのだが、それもまた本格テイストであり、不可能興味を誘うという点では、また良しかな、というところである。 昔懐かしい、という感じの作品ではある。 しかし、著者がこれだけガチな、物理トリック重視の本格ミステリを書いていた、ということに、まず驚いてもらいたい。 | ||||
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主人公・津田皓三は、少年向け啓蒙雑誌の編集長で、歩く百科事典のような知識の持ち主、という設定。何かにつけて、自分の知識を口に出さずにはいられないようだ。 作者はヴァン・ダイン風を狙ったことだろうが、今日では、むしろ京極夏彦のシリーズ物を軽快にしたような印象を、若い読者に与えるのではなかろうか。 トリックの解明に至るまでの薀蓄が長くて、トリック自体はどうでも良くなってくるような感じも、あのシリーズと似通っている。 それでも、『古墳殺人事件』の真相は、この作者の長編では『上を見るな』などと並ぶ“大技”であり、良くも悪くも、読後の印象は強烈だと思う。 | ||||
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考古学者が古墳で殺害されました。その殺され方が外なんですが、誰にも立ち寄ることが出来なくて密室殺人っぽいのです。被害者は死を予感してか、古代詩をダイニングメッセージとして残しています。さらに登場人物がみんな何かしか犯人っぽい部分を持っていて、全員が怪しいようでそうでないようで。そう、まさに推理小説って感じの内容なんですねー。リアリティーはないですが、その分謎解きが楽しめる作りとなっています。 | ||||
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