錦絵殺人事件



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

4.00pt ( 5max) / 3件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)1961年01月
分類

長編小説

閲覧回数1,447回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

錦絵殺人事件 (徳間文庫)

1989年05月31日 錦絵殺人事件 (徳間文庫)

雨やどりの破れ堂で会った男に誘われて、失踪中のもと子爵鬼道竹彦の邸に泊った雑誌編集長の津田と友人の小原検事は、竹彦の遺言状開封の場に居合せた。その矢先、弁護士の白河が惨殺され、錦絵を配分するという遺言の異様な内容に、相続権者らの確執が始まった。もつれる男と女の糸、謎を秘める絢爛の錦絵。次々と起こる惨劇に、竹彦の影が落ちてきた。伝奇長篇傑作。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

錦絵殺人事件の総合評価:8.00/10点レビュー 3件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.3:
(4pt)

満足

満足しています
錦絵殺人事件 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:錦絵殺人事件 (徳間文庫)より
419568787X
No.2:
(4pt)

島田本格を楽しめ!

ヴァン・ダインの亜流と言われようが、私は好きだ。
島田一男作品の中では比較的若いときに読んだこともあり、その印象は鮮明で、しかも大変面白かった。
まごうことなき本格ミステリであり、島田氏の本格テイストが最も分かりやすい形で発揮された作品だと思う。

島田氏の本格寄りの長編には、「上をみるな」や「去来氏曰く」などがある。
本書はそれよりずっと以前の作品であり、「古墳殺人事件」と同時期のデビュー間もない頃のものである。
私は「古墳〜」よりもこちらのほうが好きだ。

ペダントリーだって、小栗と比べたらたいしたことはない。
ちょっと過剰かな、という感じはもちろんあるが、それがいい感じで作品の質感をアップしている。
探偵役に個性がないのだって、本格ミステリなんだから別にいいんじゃないかな。
このトリックとロジックは、間違いなく島田氏が本格スピリットを持っていたことを示している。
まあ、後年の「事件記者」シリーズのような読みやすい文章ではない。
かなり硬質なのを意識している。
それだって、本格ミステリとしてキッチリと型に嵌めることを考慮したうえでだと思う。

現在では、かなり忘れられた作家になってしまっている島田一男ではあるが、ブックオフでは均一棚でかなりの作品が手に入る。
玉石混淆であり、なかなか本格テイストの濃い作品を見付けるのが難しいが、本作は島田氏の本格スピリットあふれる、間違いなく若い時しか書けない作品である。
錦絵殺人事件 (徳間文庫)Amazon書評・レビュー:錦絵殺人事件 (徳間文庫)より
419568787X
No.1:
(4pt)

島田本格を楽しめ!

ヴァン・ダインの亜流と言われようが、私は好きだ。島田一男作品の中では比較的若いときに読んだこともあり、その印象は鮮明で、しかも大変面白かった。まごうことなき本格ミステリであり、島田氏の本格テイストが最も分かりやすい形で発揮された作品だと思う。

 島田氏の本格寄りの長編には、「上をみるな」や「去来氏曰く」などがある。本書はそれよりずっと以前の作品であり、「古墳殺人事件」と同時期のデビュー間もない頃のものである。私は「古墳〜」よりもこちらのほうが好きだ。

 ペダントリーだって、小栗と比べたらたいしたことはない。ちょっと過剰かな、という感じはもちろんあるが、それがいい感じで作品の質感をアップしている。探偵役に個性がないのだって、本格ミステリなんだから別にいいんじゃないかな。このトリックとロジックは、間違いなく島田氏が本格スピリットを持っていたことを示している。まあ、後年の「事件記者」シリーズのような読みやすい文章ではない。かなり硬質なのを意識している。それだって、本格ミステリとしてキッチリと型に嵌めることを考慮したうえでだと思う。

 現在では、かなり忘れられた作家になってしまっている島田一男ではあるが、ブックオフでは均一棚でかなりの作品が手に入る。玉石混淆であり、なかなか本格テイストの濃い作品を見付けるのが難しいが、本作は間違いなく島田氏の本格スピリットあふれる、間違いなく若い時しか書けない作品である。
錦絵殺人事件 (1981年) (春陽文庫)Amazon書評・レビュー:錦絵殺人事件 (1981年) (春陽文庫)より
B000J7S894



その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク