終戦のローレライ
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ついに、終わってしまった…。 最終巻は、終わるのが惜しくて少しずつ読み進めていったのですが、読み終えてしまった…。 物語のなかにいることの幸せに浸る時間になり、戦後80年を期に手に取って、いまこの作品に出会えたことを感謝したい。 ずっと、こんな本が読みたかったんだということにも気づかされました。 ほんとに、すごい小説。 福井さんの文章に畏敬の念を覚えます。 途中、文字だけなのに涙が溢れそうになったり、思わず吹き出してしまったり、絹見艦長の戦略にニヤリとさせられたり、どうするんだろうとハラハラさせてくれたりと、満足な日々をもらいました。 そして、あの時代が今に繋がっているんだということも。 「ほんとに読んでよかった」の一語につきます。大傑作。 | ||||
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原爆投下の描写が生々しくて、つらい。 この作家さんの表現が安心して身を委ねられるほどに優れているからこそ、胸に迫りました。 それと対照的な伊507の牧歌的光景。 なにか『不思議の海のナディア』を思い出し、途中で、観返しちゃったもんだから、途中から絹見艦長の声が大塚ボイスに脳内変換されてしまいましたが、所期の目的地ウェーク島に到着した伊507。ようやく修理してもらえてひと息ついたかと思いきや。 ここでも大変なことが起こります。 なんてこと…と呟きながらページをめくる手が止まらず、どんどん読み進めてしまって、ああ、もうあと一巻しかないのかと寂しくなるのでした。 この話をこの作家さんに書かせた樋口監督の慧眼に恐れ入るとともに、これだけ素晴らしい原作がなんで、あの映画になったのかと… 世の中、映画のノベライズとかありますけど、あんな薄っぺらい映像を文字にしただけのものと違って、骨太な作品です。 登場人物の背景を追うことで、南方戦線の凄惨さも体感できて、差別問題も取り上げてあったり、現代に続くパレスチナの問題などもあって、十分過ぎるくらいに時代を感じさせられました。 この作家さんには、太平洋戦争ものをもっと書いてもらいたいです。なんて名作をこれまで読まずにいたのかと、後悔しきり。 もう一度誰か映像化してくれないものかと。 伊507とナーバル、パウラのフィギュアがついた映画公開記念BOXもメルカリで注文するくらいハマってます。 伊507の模型を眺めながら読む至福。 ロマン溢れます。 | ||||
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ナーバル回収作戦とフリッツとパウラの過去。そして宿敵との戦い。 満身創痍の伊507。 ああ…どうなるんだろうと毎回手に汗握る展開。 潜水艦同士の戦闘から目が離せない。 いよいよエノラゲイも出てきて、どうなる日本。 ハラハラドキドキの連続。 著者が非常に綿密に資料にあたっているからか、その場にいるような時代描写にも至福を覚える。 文章がうますぎるので、ルツカとコルビオ艦長が辛かった…。 ナーバルが必要だった理由も納得できて、ますます面白い! ナーバルの艦内に入った感想が征人と絹見とで、違うところもよかった。 福井さん、すごい筆力だと思いました。 | ||||
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戦後80年でもあるし、なにか太平洋戦争ものが読みたいなと思い、unlimitedに入っていたのを幸い読み始めました。 世界でたった一隻のみしか建造されなかったフランスの潜水艦シュルクーフが、ナチス・ドイツに拿捕されて実験艦として大規模改修ののち、ドイツ降伏後に日本に提供され伊507として活躍するまでが第一巻。 呉で補修作業中に米軍の攻撃を受け、その最中に出航するところは、胸熱でした。もう、ガンダムSEEDとオーバーラップするわ、ローレライシステムも脳内でエルメスとララァに変換されて読んでしまうくらい、ガンダムファンにはたまらん展開です。 このあたりまで読んで、全巻買いを決意。 第一巻は分量も少ないですし、とっつきやすかったです。 文章もうまくて、展開も息をつかせないので、安心して身を任せて読むことができます。 二巻以降も楽しみです。 | ||||
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記載されていたより、状態が悪かった。 | ||||
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