戦国自衛隊1549
- 自衛隊 (50)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
戦国自衛隊1549の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
子供に頼まれて注文しました。 子供が喜んでいたので、よかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
福井晴敏の不安で、半村良のフアンでもあるから、あの戦国自衛隊 (角川文庫)の続きと言うか、後日話と言われれば、これは、もう興味と期待で一杯になった。 しかし、小説があってこれを映画にした、と言うパターンではなく、映画(の構想)が先にあって、その台本から小説にする、と言う格好だとやはり無理があった気がする。 話は興味深いし、福井晴敏らしい、きつめのキャリア女性が登場するのもいい。 アクションも、展開もスピーディ。。。だけど、うーん、やっぱ、どうも劇画的と言うか、なんとも浅い。 人物描写もステレオタイプで、どうも映像を説明している、と言うか、始めに映像ありきの印象がぬぐえない。 小説本来の読者自身が「絵」にするプロセスにどうもぶつかる気がして。 映画戦国自衛隊1549 標準装備版 (初回限定生産) [DVD]は見ていないからその出来はわかりませんが、まだし、映画の方がいいのではないかなぁ、と言う印象です。 福井晴敏の作品は、映画によくされていますね。で、私としては、どうも原作である小説が映画に勝っていました。 さて今回のような、いわば映画が先にあって小説になったケース。私は小説の分が悪かった気がしました。。。 読者、映画鑑賞者諸氏はいかがでしたでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
福井晴敏の不安で、半村良のフアンでもあるから、あの戦国自衛隊 (角川文庫)の続きと言うか、後日話と言われれば、これは、もう興味と期待で一杯になった。 しかし、小説があってこれを映画にした、と言うパターンではなく、映画(の構想)が先にあって、その台本から小説にする、と言う格好だとやはり無理があった気がする。 話は興味深いし、福井晴敏らしい、きつめのキャリア女性が登場するのもいい。 アクションも、展開もスピーディ。。。だけど、うーん、やっぱ、どうも劇画的と言うか、なんとも浅い。 人物描写もステレオタイプで、どうも映像を説明している、と言うか、始めに映像ありきの印象がぬぐえない。 小説本来の読者自身が「絵」にするプロセスにどうもぶつかる気がして。 映画戦国自衛隊1549 標準装備版 (初回限定生産) [DVD]は見ていないからその出来はわかりませんが、まだし、映画の方がいいのではないかなぁ、と言う印象です。 福井晴敏の作品は、映画によくされていますね。で、私としては、どうも原作である小説が映画に勝っていました。 さて今回のような、いわば映画が先にあって小説になったケース。私は小説の分が悪かった気がしました。。。 読者、映画鑑賞者諸氏はいかがでしたでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オリジナルの「戦国自衛隊」は。 戦国時代にタイムスリップ。 現代に帰る術がわからない。帰りたいが帰れない。 どうすべきか、悩む時間もなく、戦いに巻き込まれる。 圧倒的近代兵器を抱えて、歴史とどのように関わるか。 圧倒的とはいえ容易には勝てない、戦争。なくなり始める弾薬。。。 こうした要素があったからこそ、心に残り。 「戦国自衛隊」なのです。 本作品は、 現代に帰ってこられる前提。 自衛隊 vs 自衛隊 in 戦国時代。 では、語る要素もありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
戦国時代に現代の重火器、兵力をもった戦闘集団である自衛隊の一部隊をタイムスリップさせるという、ハリウッドなら超大作もののネタを扱ったにしては、本家の半村良氏の原作は、あっという間に終わってしまう短編小説。 なぜ、原作者、半村良氏は皆が期待するであろう、自衛隊員たちの大活躍を描かず、こんなにも短い物語に誂えたのか。原作に込められた、その視点に気づかない限り、どんな映像化もオマージュと称する亜流小説も単なるアイデアをパクっただけのものしかなりません。 戦国時代という中で彼らの持つ火力は一見圧倒的な力に見えながらも、歴史の大きなうねりの中では、そんなものは、実はほんの小さな抵抗力にしか過ぎない。 しかし、それでも、元居た世界では単なる日陰者、厄介者だった彼らにささやかな光をあてて、納得の行く生涯を全うさせてやる。自分達の存在が世の中の理というものの中で重要な位置を占めていた、ということを最後に悟って、この物語の世界から退場していく登場人物たちの切ないまでの充足感。 ああ、それなのに・・・映画化作品は角川版では自衛隊員がまるでムショ帰りの下っ端ヤクザの群れか、不良高校生みたいな、粗野で下品な集団にされているし、福井某が改ざんした新作では、俗物官僚と超エリート風の典型的な没個性集団にされてしまい、どっちもやってる事は単なるどんちゃん騒ぎで原作のエッセンスすら伝えられていません。コミックスは作画者のアクが強すぎて馴染めないし、他人の書いた同人作品並の続編は眼も当てられないし。 これじゃあ、せっかくの本家本元のオリジナルの半村良の原作を読んでみようという人も居らんのではないかととても心配です。原作は最近の凡百のIF戦記やタイムスリップ物と異なり、原作が書かれた当時はまだまだ日陰者の存在だった自衛隊、自衛官の存在意義に光を当てた物語なのです・・・。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 15件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|