戦国自衛隊
- SF (392)
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It is a good book that makes one think about the concept of time and history, which has its roots in Bushido and the Japanese Buddhist concept of time. | ||||
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ある日、自衛隊の一個小隊は突如として戦国時代にトリップした。日米大規模軍事演習の最中の出来事であった。伊庭義明三尉を中心とした小隊がいたのは、新潟県=越後であった。ここで出会った長尾景虎こそ、後の上杉謙信であった。自衛隊に激しい興味と親近感を表現した長尾景虎に、伊庭たちは運命を預けた。戦車、軍用トラック、ヘリコプター、哨戒艇、レーダー付大砲などを備えた自衛隊軍は、武田信玄をも含む、あらゆる敵を薙ぎ倒す連戦連勝。越後の一部将に過ぎなかった長尾景虎は、その援護によって越後守護職と関東管領を朝廷から任じられる。戦国時代に馴染んだ伊庭たちは天下統一を目指す。 最初から負け戦はわかっていたはずである。この物語は、タイムスリップが、いつの間にか現代に逆戻りするような生優しい話しではない。戦国時代に降りたてば、いずれは燃料のガソリンや弾薬は尽きる。いかに自衛隊員といえども、石油からガソリンや軽油を精製する専門知識まではないからである。弾薬だって工場が無ければ、いつかは無くなってしまう。自衛隊員たちの知っていた歴史と、伊庭たちが存在する戦国時代は微妙に違っていた。織田信長も、豊臣秀吉も、徳川家康も、斎藤道三もいない。しかし遂に訪れたカタストロフィで、伊庭は歴史とは何であるかを知ることになる。荒唐無稽なようでいて、時の真理は永遠である。 | ||||
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忘れた作家になってしまった半村良先生。 何でも書けたマルチ作家。たまたま席が空いていたので、SF伝奇小説になったとご本人もおしゃてました。 今後も全集が出ることもなく、皆んな絶版になって残るのはこの作品集だけか。夢中で読んだのは50年前。妖星伝は超おもしろかった。 同じ頃、次作が待ち遠しかったのは村上春樹でした。 | ||||
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映画とは全然違ってます。勿論大枠はだいたい同じですが。ページ数も少なく、いたってシンプルに描かれていて、映画のようなドラマティックさはあまり感じられません。ただ、筆者の筆力のせいだと思いますが映画とは違った魅力があり、大変面白く読めます。ページ数が少ないとはいえ、廉価なのが大変ありがたく、値上がりする前に購入しました。表紙は個人的には以前の文庫本の表紙が好きです。 | ||||
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映画(79年の角川のやつ)が好きで、今まで何度か見ています。 その状態で、この度この原作を読みましたが、思っていたよりも数段良かったです。 映画の方が、なぜ原作に無いエピソードを放り込んできたのかは不明ですし、部隊が時空を超えた理由の予想を誰かに語らせなかったのかも不明です。 だけど、原作の小説を読んで、映画と小説で『戦国自衛隊』というSFフィクションのプロットが完成を見たような気分になれました。 | ||||
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