どぶどろ
- 時代ミステリー (53)
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当時の通貨発行の座が置かれた銀座での利権争いを遠景に、寛永時代の江戸風俗を楽しむことが出来る良い作品でした。 | ||||
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2020年の5月頃、NHKのラジオ第一は日曜の放送で、 毎週西田敏行主演のラジオドラマが半村良の小説をドラマ化していて、 この本の主人公、平吉の別の作品だった。 ラジオドラマのほうがすっげぇ面白かったので、 本編ともいうべきこの本を買ってみたんだけど・・・。 うーん・・・。 まず七つの短編(10~20ページほどの)を読まされたあと、 本編ともいうべき「どぶどろ」が始まるんだけど(316ページの長編)、 最初の短編は話が中途半端に終わるものばっかで(なんだろう、これ)と思っていたら、 この七つの短編が「どぶどろ」の中に収斂されていく内容で、 短編に出てきていた登場人物たちが次々に出てきて、短編で消化不良だったその後が わかってゆくので、途中まではけっこう面白かったんです。 でも、この「どぶどろ」、最後が凄すぎます。 暗すぎて救いようが無くて、後味が最悪です。 まだ二十歳の音吉が背負うには重すぎる「敵」ですよ。 なんとかならんかったのでしょうかね。 後半以降、ちょっと欝モードになりかねない物語でした。 なお、先述のNHKのラジオドラマのほうの平吉の話は、 この「どぶどろ」以前に書かれた「およね平吉時穴道行(ときあなみちゆき)」の ほうだったのですが、こちらも原作のほうはけっこう凄かったです。 「どぶどろ」巻末の解説によると、 「およね平吉~」のほうが先に発表されていたようで、 しかもどうやら並行世界の話らしいです。おっ、さすがSF作家。 このあと、そっちのレビューも書きますw | ||||
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ラジオでこの本を紹介していて、読みたくなりました。面白い本でした | ||||
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宮部みゆきが江戸庶民の生活をこういうふうに書きたいと言っていたのがよく分かります。 情景を表す言葉や、人の心の中の表現方法がよく似ています。 | ||||
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半村良はSF作家のイメージが強いが、なかなか味わい深い時代小説を残している。 構成が凝っていて、それを味わうのも本作の楽しみのひとつなのであまりその部分については触れないでおく。それでも事前に知っておきたい人は下のレビューに詳しく書いてあるので、見ておくと良い。 本作の魅力はなんといっても市井の人々の生き様だろう。人それぞれに幸せを感じたり不幸を感じたりしている。つらいことのほうが多いが何とかがんばって生きている。そんな中で明かりを見つけ出すのだ。 これは本作に収録されているすべての編に共通して言える。結果のよしあしではなく、その過程で何を見出せたか… | ||||
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