邪神世界
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本書は講談社より単行本(1977年)として上梓されてから文庫(1980年)が出て、その後角川文庫(1981年) ハルキ文庫(1998年)、河出文庫(2007年)と各社より出版されている。人気の高さがうかがえる作品である。 私は一度読んでいたのを失念し、ン十年ぶりに再読。内容は全く記憶になく、新作品として楽しめたが何故か古さ は否めなかった。同種作品の読み過ぎか、それともパターン化された筋書きだからだろうか? 著者の伝奇ロマン小説の特徴は始めからSFやファンタジー色を前面に出すのではなく、現実の社会から少しずつ ほんの少しずつ異様な世界へと誘う絶妙さである。読者はいつしかSF或いはファンタジックな世界で翻弄されてし まう。 安アパートに住んでいる普通のセールスマン。現実の世界でどこにでもいる人間が、次第に異様な方向に進んで 行く。1000万円の宝くじに当たり、友人とバーにのみに行く。その帰り道新宿の片隅で易者に見てもらうと、悩 みをズバリ当てられる。翌日、退職届を出すが部長からストップがかかる。その理由が主人公名指しのビッグ商談 が舞い込んでいる。その顧客の正体とは?・・・等々。 200ページを過ぎた頃から時空を超えた古代の神々の世界へと展開。読みやすい筆致とともに600ページの長編 は徹夜必至の一気読み! | ||||
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小学校の頃 親と一緒に近所の図書館で読んだことがあります。特に宝くじが当たり、そのことを占い師に占ってもらうところがずっと気になっており、その部分を読み返すと当時のことが思いだします。 あと最後の、異世界からの脱出の場面、小学校のころ読んだときは、よくわからなったが、今読み返すと異世界から脱出方法がよく考えたと思います。ネットもない時代、この小説を作るにあたり何を参考にしたがわかりませんが、子供の頃にこの小説が好奇心を掻き立てたのはまちがいありません。 | ||||
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SFと言うくくりの中に入れられますが、 さほどSF度数は高くなく、 現実の外に「非現実」と言う形の 割と非現実度は低めの作品になっています。 1000万円がひょんなことから 当たったがために、とんでもない運命に翻弄されてしまう男。 そしてそんな男とともに行動を共にする3人の人間。 そのうちの二人は本当の意味で運命までともにします。 文中にはきれいなイラストも 出てきており、雰囲気をよりいっそう醸し出しています。 しかしながら残念なことに、 少しその後に関しての追及が甘い点がありまして 終わり方が不完全なものになっているのです。 ある悪役に関しては その後の描写が途中で ぷっつりとなくなってしまいます。 面白いのですが、 マイナスの点も多いです。 | ||||
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