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両親が同時に家出をして「子子家庭」になってしまった坂部家の大黒柱は、小学六年生にして主婦役をつとめる律子。
息子浩一の失踪から4年、捜索の旅を続ける元神奈川県警警視長真部宏・八重子夫妻は、神戸大震災の瓦礫の中で、同じく浩一を捜す女性と出会った。
一流ゲームソフト企業リューエイに就職が内定した大学生隅野はこの際、遊び相手の女子大生規子を友人に下げ渡すことにした。
美しすぎて死神に狙われた室田春代の運命は 美貌の元高校教師・室田春代のまわりには、常に死者の影がつきまとう。
電話の通じなくなった嵐の別荘地で起きた密室殺人。二つの隣り合わせの密室で、別々に死んでいた双子のごとき美人姉妹。
六十七歳の女性が欠陥洗濯機により感電死し、製造元のK電機工業は、世間の非難を浴びるが、強硬な姿勢を崩さなかった。
一夜にしてスターの座についた竜崎晶を祝う伊集院大介のもとに、ニューヨーク市警の捜査官が訪れた。
春の午後、ひとりの主婦が惨殺された。難航する犯人捜査があらわにする人々の心の奥底にひそむ哀しみと、悦び。
ミシシッピ州エイムズ。ラッシュは今、この地にあるアッシュランドという大農場の前に立っていた。
パソコン通信が生んだバーチャル・アイドル〈姫〉。その正体を巡りパソ通仲間は大騒ぎを繰り広げている。
時計を捜して森をさまよう翠の前に現れた穏やかで柔らかい声の主、瞳に温かい光を宿すそのひとは手触りの粗い「事実」という糸から美しい「真実」を織りあげる名人だった―。
目明しにはまかせておけぬ。男伊達の弥平治と無名時代の河竹黙阿弥、幕末、江戸に続発する難事件の謎をとく。
みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが、全身をめった打ちにされて殺された。
白い「霧」が人間を襲い(「霧の恐怖」)、妖しい仮面が女たちを死へと誘う…(「鴇色の仮面」)。
白い「霧」が人間を襲い(「霧の恐怖」)、妖しい仮面が女たちを死へと誘う…(「鴇色の仮面」)。
名前も素性もわからぬ2人の女性とバーで意気投合したリンズィは、“トリプル交換殺人”計画に参加することを約束させられてしまった。
鼓作りの男が想い焦がれた女性へ、嫁ぐ時に贈った自作の鼓。その音色は尋常とは違い、皆を驚かせた。
’90‐’98未収録短編集。初期短編から最新ショートショートまで全12編、雑誌未掲載の結末も収録。
21世紀はこの小説で始まる。点状出血、内臓溶解、骨格筋の爆発的なケイレン。
北海道に尾瀬と並び称せられる高原湿原がある。雨竜沼湿原といい、石狩平野の北部に位置する暑寒別岳の中腹に開けている。
日本陸軍参謀本部で孤独に綴られていた稀有の戦中日記『彼方より』と、待望していた敗戦の日に立ち会うことなくいきなり戦後に放りだされ、小説とひとの愛をひたすらに求め続けた苦い彷徨の記録『黒鳥館戦後日記』『続・黒鳥館戦後日記』、全三冊を収録。
昭和十七年、日本軍はシンガポールを占領し、昭南島と改名した。
名探偵・墨野隴人が帰ってきた!陽気な未亡人・村田和子は、親友・春日アヤメから怪事件の相談を受けた。
六年前、ある脅迫事件がきっかけで、タナーの前から姿を消した秘書ペギー。
北アルプス・槍ケ岳の観光開発をめぐり、鎬を削る若手エリート―国井、村越、弓場。
有名な作家やフェンシング選手、飛行士などが集まった外交官のジュロウ邸の昼食会で話題にのぼったのは、アルセーヌ・ルパンのことでした。
仙台西署に配属されたばかりの女刑事・呉竹緑は、仙台の奥座敷といわれる秋保温泉での殺人事件に遭遇した。
彼の名はジョン、あるいはゴーストとも呼ばれている。一切の武器を持たないハートレスな殺し屋だ。
大富豪の孫娘が、天城山中で射殺体となって発見。死体の右手に握られた『水曜、島に行く、宝島で待て』のメモ。
三十年前の十二月、彼がなにをしていたか、調べてほしい…。興信所調査員の私が依頼されたのは、無名の男の行動調査だった。
作家の鳥越裕奈と白石淳弥が電撃結婚!オレの同居人、桜川ひとみはド田舎にある柚木野山荘に呼ばれた…。
科学から信仰を護るため、宗教は二千年前の聖なる約束を、その科学の力・クローン技術によって果たしてしまった。
スペインの北部を東西に横切っている巡礼の道、「星の道」と呼ばれる古来からの道を歩いたことにより、オカルトや魔法に夢中だった著者が真のマスターへの道とは何かを発見するまでの物語。
少年犯罪ですべてを打ち砕かれた被害者と加害者の家族の苦悩と再生。実力派が放つ、会心の長篇書き下ろし。
御殿場での放火殺人。女声の密告電話で、犯人と名指しされた女には完璧なアリバイがあった。
鳥取・米子の奥座敷皆生温泉のホテルで女の絞殺体。大阪・伊丹空港ターミナルビルの職員通路で男の刺殺体。
夏休みを利用して与論島へ行ったきり、帰ってこようとしない娘を連れ戻してほしい―大学で民族学を講じる若杉徹は、教え子の父親で不動産会社社長の大河内専造から奇妙な依頼をうけた。
飛騨を訪れた不倫のふたり。だが
親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。
教会を離れた私が性の遍歴から帰還すると、襲撃を受け障害者となったギー兄さんは、遙かに大きな存在となっていた。
寛容なベテラン同心と厳正な青年同心の衝突を軸に、市井の人々の運命の転変をつづる端然として豊饒な人情捕物帳の白眉。
深夜の新宿二丁目、次々とオカマを襲いその小指を切り落とす謎の殺人者。
雑誌の特集で邪馬台国を取り上げることになった津野田のもとに親友・乃木の自殺が知らされる。
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