ジャクソンヴィルの闇
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 | 1998年03月31日 ジャクソンヴィルの闇 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 213-4)) ※あらすじは登録されていません |
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ジャクソンヴィルの闇の総合評価:
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| 面白いフランスの女流作家という噂をきき、しかもゾンビものホラーということで期待して読んだ。いいんじゃないの。ま、キングもどきには違いはないけど、一気に読ませる力量は、たいしたもんでしょう。でも、若干情景描写に物足りなさを感じる、得にクライマックスが続く町のガソリンスタンド付近の情景が位置関係とかがよくイメージできないんだよな、で、もう一つ緊張感が伝わりにくい。途中は一気に読ませるので無視できるんだけど、最後は肝心なところだけにおしいな。それと、ガソリンをポンプでかけて、火をつけて、と戦うんだけど、どう考えてもスタンド爆発で全員死亡になると思うんですが、差別発言承知でいって、やっぱ女性には、科学的な理屈はどうでもいいんですかね。「まるでバタリアン!2みたい」とか最近はやりのセルフパロディのせりふが出てくるのは御愛嬌。それとキングのまねなんだろうけど、なんでモダンホラーの特にモンスターものって子供を主人公にしたがるのかな、作者の「照れ」なのかな。 | ||||
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