雪の死神
- 死神 (120)
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『森の死神』に続き、目も見えず口も利けない全身麻痺の女性、エリーズ・アンドリオリを主人公としたミステリ。本作では左手の機能を取り戻しており、前作ほど無力な存在ではない。しかしエリーズの内面から物語を進めることで、これまでの盲目の探偵たちには欠けていた真実味と人間性が伝わってくる。 ストーリーは、エリーズに不気味な殺人者がまとわりつくというもの。エリーズの前に突然あらわれグロテスクなプレゼントを捧げる殺人者は、なかなかに存在感があって恐ろしい。殺人者から逃れるために避難した先も、精神・身体障害者の収容施設で、さらにグロステクさが増していく。 本作のテーマもオベールお得意のグロテスクである。神経の細い人にはお勧めできない。 トリックというか、物語の仕掛けは奇想天外なもので、「さすがオベールは余人の考えつかないことをやる」と感心させられるが、明らかにやり過ぎだろう。 | ||||
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どれを取っても一筋縄じゃいかない、ブリジット・オベール。 「森の死神」の続編で、全身麻痺のエリーズは、今度はちゃんと推理してますので、 サスペンスはちょっとと言われる本格好きの方でも大丈夫! そして、こんな設定にしちゃうわけ?と、相変わらずのオベールを堪能できます。 エリーズのウィットもますます好調で、読者は全身麻痺というハンディキャップの苦労はわかりながらも、 暗くならないで済むので、読後感もさわやか。 オベール好き以外の人にも、是非お勧めの一冊です。 | ||||
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