森の死神
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エリーズは恋人のブノワと自動車事故にあった。ブノワは死亡し、エリーズは全身麻痺。思考は完璧だが、視覚は失われ、動かせるのは人差し指だけ。その人差し指一本で意志の疎通をするが、ままならなさにいらついている。車椅子で献身的なイヴェットと行動しているうちに、最近子供の連続殺人が起きていることを知る。意味深なことをエリーズに告げる、少女・ヴィルジニーは街で知り合ったエレーヌの娘。やがて知人の死亡が相次ぎ、エリーズも事件に巻き込まれていく。まいど惨殺体のブリジット・オベールです。またも継ぎ接ぎですか?()'д`()ゲッソリ…いや、慣れちゃったけどね…女性って結構残酷なんだね。ミステリー界を見ていると特にそう思いますよ。今回は全身麻痺の美貌の女性の巻き込まれ型ミステリー。全身麻痺ながら思考は明晰、動かせるのは指だけ、さぁ、事件は解決なるか?のストーリー。とりあえず順調に読み進むのですが、最近展開に飽きがきています。後半あたりに一気に真相の解明、というのが古典的といえば聞こえはいいのですが息切れしてきます。もう、残虐描写はいいかなぁ、という感じです。でもエリーズがどの程度回復したか知りたいので、続編「雪の死神」もトライかな。どのみちオベールの作品、家に全てあるのであとは消化あるのみなのですが…ちょっと「お腹いっぱい…」の感もあります。どんなに残虐でも「飽き」が来るというのは怖いですね… | ||||
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「マーチ博士の四人の息子」で折原一氏ばりの騙しの技巧を見せてくれた作者のサイコ・キラーものという事で期待して読んだが、全くの出来損ない。そもそも、ヒロインを全身麻痺で聴力と指先だけが自由が利く車椅子の女性に設定するのが卑怯なのに、ストーリー展開に工夫が無さ過ぎる。ヒロインの一人称で話が進むのだが、ヒロインの心身状態のみに頼ったサスペンスの盛り上げ方は拙劣過ぎる。また、この書き方ではサイコ・キラーが何故、幼児連続殺害を犯すのかが最後まで予測できない仕組みになっていて、この点でも読者がサスペンスを感じる要素がない。更に、作中に登場する謎の少女の行動の説明が最後までされず、欲求不満が募る。身障者の弱みに付け込んでサスペンスを盛り上げようとした安易で脆弱な創りの凡作。 | ||||
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「マーチ博士の四人の息子」で折原一氏ばりの騙しの技巧を見せてくれた作者のサイコ・キラーものという事で期待して読んだが、全くの出来損ない。そもそも、ヒロインを全身麻痺で聴力と指先だけが自由が利く車椅子の女性に設定するのが卑怯なのに、ストーリー展開に工夫が無さ過ぎる。 ヒロインの一人称で話が進むのだが、ヒロインの心身状態のみに頼ったサスペンスの盛り上げ方は拙劣過ぎる。また、この書き方ではサイコ・キラーが何故、幼児連続殺害を犯すのかが最後まで予測できない仕組みになっていて、この点でも読者がサスペンスを感じる要素がない。更に、作中に登場する謎の少女の行動の説明が最後までされず、欲求不満が募る。 身障者の弱みに付け込んでサスペンスを盛り上げようとした安易で脆弱な創りの凡作。 | ||||
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首から下が麻痺している主人公。かつては美しく、恋人ともうまくいってとても幸せだったのに。救いは彼女の健全な心。とはいえ もしこれが自分だったら、頭がおかしくならないかしら。そんなことを思いながら読み進みました。デビュー作とは思えないとても質の高いサスペンス。等身大の主人公が自分と重なって、いつのまにか自分が主人公になったような気がします。あっという間に読んでしまうのがもったいないですが、面白いんだからしょうがないですよね。 | ||||
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首から下が麻痺している主人公。かつては美しく、恋人ともうまくいってとても幸せだったのに。救いは彼女の健全な心。とはいえ もしこれが自分だったら、頭がおかしく ならないかしら。そんなことを思いながら読み進みました。デビュー作とは思えないとても質の高いサスペンス。等身大の主人公が自分と重なって、いつのまにか自分が主人公になったような気がします。あっという間に読んでしまうのがもったいないですが、面白いんだからしょうがないですよね。 | ||||
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