ハイビスカス殺人事件



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初公開日(参考)1984年06月
分類

長編小説

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ハイビスカス殺人事件 (トクマ・ノベルズ)

1998年03月31日 ハイビスカス殺人事件 (トクマ・ノベルズ)

夏休みを利用して与論島へ行ったきり、帰ってこようとしない娘を連れ戻してほしい―大学で民族学を講じる若杉徹は、教え子の父親で不動産会社社長の大河内専造から奇妙な依頼をうけた。唐突に百万円を送れという手紙が専造のもとに届き、よからぬ連中が一緒に旅行しているふしもあるというのだ。早速若杉は島へ渡り、大河内亜矢子の行方を追うが、翌日何者かに襲われる。同日、東京では髪にハイビスカスをさした専造の他殺体がみつかり、現場から、若杉の腕時計が発見されたのだ!ヒューマニズム溢れる長篇推理。 (「BOOK」データベースより)




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No.4:
(3pt)

沖縄問題とアリバイ崩しを融合した作品

西村氏の初期の作品で、それまでの社会派サスペンス路線とアリバイ崩し路線へと転換していく過渡期に発表された作品。 アイヌのハーフの主人公が沖縄を巡る当時の状況と東京でのアリバイ崩しトリック殺人に巻き込まれていく作品。 アリバイ崩しトリックとしては後の大掛かりなトリックの作品群と比べるとかなりシンプルであり、全体的な印象も地味である。 沖縄問題を絡めた社会派な感触はなかなか良いが、初期の西村作品としてはまあ標準的な出来である。
ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)より
4061832859
No.3:
(3pt)

民族とは

今作のテーマは民族。主人公はアイヌの血を引く。舞台は沖縄。ここは日本であるが、自分たちのことをウチナンチュー(沖縄人)

と呼ぶ。日本のみならず、世界的に見て、民族問題は根が深い。慣習、考え方、生活様式。それらの違いから争いに発展することも少なくない。

殺人が起き、それを解決するサスペンスの王道を行くが、西村氏の初期作品に多い社会派であることは確か。

 本作と並んで「殺人者はオーロラを見た」もおススメ。こちらはアイヌについてかなり深く書いている。

主人公も同じく、若杉。
ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)より
4061832859
No.2:
(5pt)

アイヌと沖縄にまつわる社会派小説。

アイヌと沖縄にまつわる社会派小説。

殺人現場にあったハイビスカスが暗号となり、
なぞときが続く。

アイヌの人の体格と似た体格の人が南西諸島にもいるらしい。

第二次世界大戦における沖縄決戦と、
復帰前の占領時代の話が
からみあいながら問題を浮き彫りにしていく。
ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)より
4061832859
No.1:
(3pt)

若いころの西村京太郎

小学校のころ、西村京太郎は手軽で楽しいミステリだった。しかし、中学にあがったころにはもう読まなくなったと思う。十津川と亀井が出てくる鉄道ミステリシリーズはなんとなくダルく、いってしまえば卒業したのだ。しかし、最近彼の最初期の作品である『四つの終止符』や『天使の傷痕』を読み、おどろいた。ちゃんとアリバイトリックになっているし、後のシリーズものみたいな「ありえねぇ!」っていう偶然はないからだ。この『ハイビスカス殺人事件』は彼の作品では異色だろう。探偵役は30代の大学助教授でアイヌ系の青年だ。ここでも若干偶然性が顔をのぞかせているのだが、それでも謎解きは一応あるし、社会的なテーマを好んで書いていた時期があったんだなぁと見直した次第。
ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ハイビスカス殺人事件 (講談社文庫)より
4061832859



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